冬こそ寒さから逃れて南半球への旅行はいかがでしょうか?

日本から飛行機で約11時間、時差4時間と時差も少なく過ごしやすいニュージーランド。今回はニュージーランドの首都 オークランドの夏のおすすめ観光スポットをご紹介します。

なぜ冬休みにニュージーランド?

南半球に位置するニュージーランドは、 12月〜2月が夏のシーズン にあたります。夏とはいえ日本の夏とは違って湿気が少なく、気温も21℃〜25℃ほどで暑すぎず雨も少ないためとても過ごしすい気候です。

自然豊かなニュージーランドの夏は、ネイチャーアクティビティが充実しています。オークランドの街周辺ではビーチやワイナリー、少し足を伸ばせば先住民マオリ族の文化が息づく山々へも行けます。12月には日本では体験できない夏のクリスマスも楽しめます。

【1】美しいビーチに癒されて

“City of Sails”とも呼ばれるほど海が身近な街、オークランド。都市と自然とがすぐそばにある都市だからこそ、オークランドの人々にとっては美しいビーチが生活の一部なのです。そしてオークランド市内からそう遠くない場所で、旅行者も海を手軽に楽しむことができます。

オークランド市内の中心部からバスで約20分の ミッションベイ・ビーチ。

国内屈指の高級住宅地のすぐそばにあるこのビーチは、夏になるとオークランドの人々で賑わう大人気エリアです。きれいな白浜が広がるこのビーチでは、海水浴を楽しむ人やビーチバレーを楽しむ人、ビーチに寝そべり日焼けや読書を楽しむ人などなどさまざまな楽しみ方をしている人がたくさんいます。また、カヤックやSUPなどをレンタルしてビーチアクティビティを楽しむことも可能。疲れたら近くのカフェやレストラン腹ごなしもいいですね。近くのアイスクリームショップMOVENPICKも地元の人々から大人気です。

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オークランド中心部から車で約30分ほどでたどり着く ピハビーチ は国内屈指の有名なビーチです。火山の影響を受け砂鉄を多く含む砂で、ビーチは独特の黒色をしています。大きな波、そして横たわるライオンのような「ライオン・ロック」と呼ばれる大きな岩のある景色が有名です。ライオン・ロックは登ることもできるので、ピハ・ビーチの景色を岩の上から楽しむのもおすすめです!

また、ここは人気サーフスポットでもあり、シーズンは多くのサーファーたちが集まり賑わいます。サーフィンに挑戦するもよし、海を眺めながらピックニックもよし!ちょっとした遠出にも最適ですよ。

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【2】ワイヘキ島でワインテイスティング

オークランドはワインの産地としても有名で、その一つに ワイヘキ島 があります。ワイヘキ島はオークランドが見えるフェリーで約40分、ニュージーランドで 最も街から近いワイン産地 といえるでしょう。

フェリー乗り場でチケットの購入、AT HOPカードという交通カードで乗車、オンラインで事前購入の3つの方法で乗船が可能です。 Fullers360 SeaLink という2社がワイヘキ島までのフェリーを運行しています。

https://www.fullers.co.nz

https://www.sealink.co.nz

温暖で湿度が低く、雨が少なく日照量の多い気候ならではの凝縮した果実のフルーティーな味わいが特徴で、規模は小さいながら高品質なワインが生み出されています。ニュージーランドでは3月〜4月が収穫期で、 1月や2月にはブドウの実がなった美しいブドウ畑を見学 することができます。ブドウ畑や海を眺めながら、生産者さんの解説を聞いて楽しむワインテイスティングはここでしかできない体験ですよ。

ワイナリー巡りには乗り放題バスThe Hop-On Hop-Off Busかタクシーがおすすめです。

https://www.fullers.co.nz/destinations-and-experiences/experiences/day-tours/hop-on-hop-off-explorer-bus/

【3】『ロード・オブ・ザ・リング』ロケ地で映画の世界へ

映画『ロード・オブ・ザ・リング』は、ピータ・ジャクソン監督の母国であるニュージランドで全て撮影が行われました。ロケ地はニュージーランド北島・南島に点在しており、合計150箇所にものぼります。

オークランドから行けるロケ地は ホビトン™・ムービー・セット

マタマタ近郊にあるホビトン™・ムービー・セットは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影が行われていたこの地に、映画『ホビット』の撮影ために作られたホビット村です。撮影後、映画のファンのための常設アトラクション施設として残されています。ホビットの家々やパーティ広場、細部にまでこだわった小道具たちを見ることができます。家の入り口や小道具たちはサイズ感が絶妙で、小人に見えるように少し大きく設計されており、まるで自分もホビットであるかのような気分を味わえます。パブ グリーン・ドラゴンもあり、映画に登場するものと同じカップでドリンクを飲むことも!映画ファンには見逃せないスポットです。

日本語解説付きツアーも行われており、映画の撮影秘話やエピソードを聞きながら1日映画の世界に浸りましょう。

https://www.veltra.com/jp/oceania/new_zealand/?sid=1554a/118374

【4】マオリ族の文化に触れよう

ニュージーランドを語るに忘れてはいけないのが先住民マオリ族。マオリ族は1,000年以上も昔にポリネシアの故郷ハワイキからこの地に辿り着きました。イギリス入植前からニュージーランドに住んでいた先住民族は今でも人口の15%ほどを占めており、その伝統文化は現在まで大切に受け継がれています。その象徴にニュージーランドの国民的スター“All Blacks”のハカパフォーマンスは世界的にも有名です。

ニュージーランドではマオリ文化を体験できる機会がたくさんあります。

オークランド都市丘の上にそびえ立つ オークランド博物館 。マオリとポリネシアンの文化財としては世界一の貯蔵数を誇るこの博物館では、ニュージーランドの歴史や文化をしっかりと学ぶことができます。そして伝統的な歌とダンスのハカパフォーマンスが毎日開催されています。間近で見るパーフォーマンスは大迫力ですよ。

https://www.aucklandmuseum.com

そして、オークランドから車で3時間ほどに位置する マオリ発祥の地 ロトルア 。ロトルア湖のほとりにはオレンジ色の屋根が特徴的なロトルア博物館があり、ここではマオリ文化の工芸品などを鑑賞できます。また、ミタイ・マオリ・ビレッジやマタキ・マオリ・ビレッジではマオリ族伝統のパフォーマンスや伝統料理ハンギを食べられます。

この地は温泉が有名で、国内随一の観光地でもあります。国内最大規模の間欠泉ポフツカイザーは上空30mまで温泉が吹き出すことで有名です。また、ヘルズ・ゲート・ジオ・サーマル・パーク&マッド・バス・スパでは唯一の泥温泉を体験でき、マオリ族の戦士も傷を泥温泉で癒していたのだとか。治癒効果や美肌効果があり、その効果の高さに入浴時間は最大20分までと決められています。

時間がない人でも弾丸日帰りツアーで少しマオリ文化に触れることもできるのでおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/oceania/new_zealand/?sid=1554a/181211

冬休みこそ夏のNZを感じよう!

夏こそベストシーズンなニュージーランド。首都オークランド周辺でも見どころ満載なので、気候のよいこの時期の旅行にぴったりです。冬の寒さを逃れてニュージーランドの夏を楽しみましょう!

https://www.veltra.com/jp/oceania/new_zealand/?sid=1554

参考・引用


MINAMI

余暇プランナー

東京拠点に国内外を旅する副業フリーライター。好きなものは旅・舞台鑑賞・ワイン。最近はスノーボートとサーフィンに挑戦中。 『観たことのない世界を覗きにいく』『初めてのものに出会う』『知らないことにチャレンジする』好奇心から、ちょっとだけ自分の見ている世界が広がっていく。これが私の原動力です。「次はここに行ってみたい」が見つかる旅情報を発信していきたいと思います!

【ニュージーランド】冬休みこそ南半球へ!夏のNZオークランドのおすすめ観光4選

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【ニュージーランド】冬休みこそ南半球へ!夏のNZオークランドのおすすめ観光4選