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恥ずかしながら筆者はノルウェー人の友人ができるまで、ノルウェーと北欧の他の国との違いがあまり分かりませんでした。
しかし、北欧滞在中にノルウェー人の友人ができてからは違いが分かるようになり、日本に遊びに来てくれたときに「東京にもノルウェー文化を体験できるスポットはあるよ」と教わり、連れていってもらいました。
そんなノルウェー人の友人が太鼓判を捺している、東京都内で「ノルウェー気分」を味わえるスポットを5つピックアップしたので見ていきましょう。
salmon atelier Husは、日比谷OKUROJI内にある日本初のノルウェーサーモン専門店です。
店名に使われている「Hus」はノルウェー語で家を意味し、名前の通り店内はこじんまりとしていますが木の温かみを感じられ、どこかホッと落ち着く雰囲気が漂います。日比谷駅や新橋駅、銀座駅や有楽町駅など複数の駅からアクセス抜群なので、買い物のついでや仕事帰りにも立ち寄りやすいですよ。
ノルウェーの北極圏でオーロラを浴びて育ち、 水揚げされたばかりの生サーモン を使った料理はとろけるように滑らかで絶品。筆者のノルウェー人の友人も嬉しそうに食べていました。また、ドリンクも銀座の有名BAR「la france(ラ フランス)」が監修したフルーツカクテルや、日本では希少なノルウェービールなど充実しています。
週末は近隣に住んでいる人や働いている人が多く立ち寄るため、店内は満席になることも。
筆者が利用した際はテラス席も利用できましたが、スムーズに利用したい場合や店内の席を希望する場合は事前予約をおすすめします。
FUGLEN TOKYOは、2012年にノルウェーの首都・オスロから日本・東京の渋谷と代々木公園の間に進出したカフェアンドバーです。現在は、浅草や神奈川県川崎市、福岡県福岡市博多区などと店舗数が増えています
民家の1階を改装した店内には、リラックスした北欧らしい雰囲気が漂っています。「FUGLEN」はノルウェー語で鳥を意味し、お店のロゴにもなっています。ロゴの鳥は世界一飛行距離の長い渡り鳥・アジサシで、まるで おいしいコーヒーとともに日本に上陸したお店そのもの ですね。
本店はノルウェーの首都・オスロで1963年に創業し、現在もノルウェー人に愛されています。また、アメリカのニューヨークタイムズでも「世界で最高、飛行機に乗ってでも試しにいく価値あり」と書かれるほど高評価!
ノルウェーを含め北欧では、毎日コーヒーを何杯も飲むほど消費量が多く、オスロにあるFUGLEN本店でも 「朝にコーヒ、昼にもコーヒ、夜はカクテル」 と楽しむ人が多いため、口当たりの軽いフルーティーなコーヒーが人気とのこと。FUGLEN TOKYOでも同じように楽しめますよ。ノルウェー人が普段飲むコーヒーを通して、ライフスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。
ØL Tokyoは、渋谷駅や神泉駅から徒歩10分程度のところにあるビアバーです。
ノルウェーなどの北欧と日本のハイクオリティなクラフトビールとメキシコ本場のタコスを楽しめます。
これまたノルウェー人の友人に連れてこられた筆者は「ノルウェーとメキシコって、不思議な組み合わせだなぁ」と思っていると、 「ノルウェーでは毎週金曜日にタコス食べる習慣があるんだよ」 と言われ、興味深く納得したことを覚えています。
ビールのサイズは大と小と2種類から選べるので、ビールが大好きな人も普段ビールをあまり飲まない人も自分のペースで楽しめるのは良いですよね。タコスはお店で生地から作られていて、風味豊かでおいしかったです。
開放的なテラス席もあるので、ぜひノルウェー人のように楽しんで飲んでみてはいかがでしょうか。
ØL La Cabinaは、小伝馬町駅から徒歩5分、馬喰横山駅から徒歩6分のところにあるビアバーです。
渋谷にあるØL Tokyoが好評で、小伝馬町にも登場しました。店内は天井が高く、北欧の家のリビングように開放感があって素敵な空間が広がります。こちらでもノルウェーをはじめとした北欧のクラフトビールと、メキシコ本場のタコスが楽しめますよ。
そしてなんと、こちらでは日本ではなかなか食べられない ノルウェーの国民食・ブラウンチーズ もあるんです。 キャラメルのような甘味と風味 があって、クラッカーやパンとも相性抜群。ちなみにノルウェー人の友人いわく「はちみつを加えるともっと本場の味に近くなるかも」とのこと。
ぜひノルウェー人のように金曜日にタコスを食べ、ビールとともにブラウンチーズを楽しんでみましょう。
https://www.instagram.com/ol_lacabina/
Oslo Coffeeは、東京都と神奈川県、愛知県と兵庫県に展開している北欧カフェです。
これまで紹介してきたように「ノルウェー発」のお店ではありませんが、店名にノルウェーの首都・オスロが使われているように ノルウェーを含め北欧のスイーツやコーヒーを楽しめます。
基本的にどの店舗も北欧テイストのインテリアですが、筆者が頻繁に行く麻布十番店はムーミンの食器などフィンランドを感じられるものがありました。また、セムラやプリンセスケーキなどスウェーデンのスイーツもあり、「混ぜてるの面白くて笑える」「日本人の北欧に対する印象が見えて興味深いからこれはこれであり」とノルウェー人の友人には言われました。
これまで紹介してきたお店の中で1番店舗数が多いため、気軽に利用しやすいですよ。「あ、今すぐにノルウェー気分を味わいたい」と思ったときはぜひ行ってみましょう。
東京都内で「ノルウェー気分」を味わえるスポット6選を紹介してきました。
筆者もこの記事を書きながら、「ノルウェー気分を味わえるスポットってこんなにあったんだ」と驚きました。実際にノルウェー旅行する前に日本・東京都内でノルウェー体験をしておくと理解が深まり、旅先で出会ったノルウェー人との話題にも使えますよ。
ぜひ東京都内で「ノルウェー気分」を味わえるスポットを通して、新しい扉を開けましょう。
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
ノルウェー人も納得!東京都内で「ノルウェー気分」を味わえるスポット5選