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名古屋港水族館は、名古屋港ガーデンふ頭にある水族館で、北館と南館に分かれています。
北館は「35億年はるかなる旅~ふたたび海へもどった動物たち~」をテーマに 、生命が進化する過程で、水中生活に適応して知能を発達させた 鯨の世界をさまざまな手法で紹介 しており、 ベルーガやバンドウイルカなどを飼育展示 しています。
南館は「南極への旅」をテーマに 、日本から南極までの水域を5つに分け「日本の海」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「深海ギャラリー」「南極の海」に生息する生物をその自然環境と共に紹介しています。
展示生物は540種、36,000点 にも及び、 イルカ、海ガメ、ペンギンなどが人気 です。巨大スクリーンのオーシャンシアターや、 約3,000人収容可能な日本最大級の巨大プール では、イルカやシャチのパフォーマンスが見れますよ。
イルカたちの大迫力のジャンプが見れる名古屋港水族館名物のイベントで、北館3階スタジアムで観覧できます。
幅60m、奥行き30m、最大水深12mを誇る日本最大級の巨大なプール を自由に泳ぎ周り、助走をとった 連続ジャンプは圧巻 です。巨大プールの目の前の客席に座ると、水しぶきがかかってびしょ濡れ必至なので注意してくださいね。仲間と協力してパフォーマンスをこなす姿に イルカたちの高い知能と身体能力を感じることができます よ。
「海の王者」シャチのトレーニングは、イルカショーと同じく北館3階スタジアムの巨大プールにて観覧できます。
巨体にもかかわらず、宙に飛び出すほどの 高いジャンプで、時速50kmにもなる力強い泳ぎ を見せてくれます。その豪快な動きに圧倒されること間違いなしです。
名古屋港水族館では、毎日シャチたちの 体温測定 を行っており、定期的に採便・採血・体長体重の測定などの健康診断をしています。体温測定の際には、じっとしている必要があるため、シャチとトレーナーさんとの信頼関係が伺える場面でもあります。
イルカやシャチとは違った特徴を持ったベルーガのトレーニングは、北館3階オーロラの海にて観覧できます。
トレーニング内容は大きく分けて2つあり、1つ目は、頭の体操や運動を目的としたもので、2つ目は、健康管理を目的としたものです。
氷の張った北極周辺の海に生息するベルーガたちは、大きな体なのに 小回りの利いた動きができます 。
イルカやシャチと違って、 胸ビレを使ってバックで泳げたり、首を縦や横に大きく動かすことができる のは実はベルーガならではなんです。口が肉厚でとても柔らかくすぼめることができ 、水を吸ったり吹いたりするのも得意 なんですよ。
ベルーガたちもイルカやシャチと同じく毎日健康管理を行っています。体温測定やケガなどの全身チェック、胴回りを測定して太ったり痩せたりしていないかも時にはチェックします。
土・日・祝日限定のイベントで、北館2階オーロラの海にて観覧できます。
甲殻類や魚など100種類以上の生き物を餌に していると言われている野生のベルーガたちは、 砂の中や岩の間に隠れている生き物を餌にする ことも。イカナゴという魚もそのひとつで、普段は砂の中に潜っています。
そんなイカナゴをベルーガたちがどのようにして捕食するのか、 飼育係さん手作りの実験装置 を使って、目の前で見ることができます。
約3万5千匹のマイワシが、餌を求めて大群となる姿はまさにトルネード 。南館2階黒潮大水槽にて、鑑賞できます。マイワシ一匹一匹はとても小さいのに、水槽に餌を入れた直後、マイワシが興奮してまるで一匹の大きな生き物のようにダイナミックに泳ぎます。
その迫力に、生命エネルギーを感じること間違いありません。 今では大人気イベントのひとつ に数えられるほどのイベントとなっています。
南館1階にあるサンゴ礁大水槽にて観覧できます。
ダイバーが水中カメラを使ってサンゴ礁大水槽内の魚たちの様子を撮影しながら詳しく説明 してくれます。撮影した映像は、水槽横にある 大きなモニター に映し出され、飼育員目線での魚たちの様子を見ることができます。
南館3階にあるペンギン水槽にて、開催しています。
飼育係さんが毎月のテーマに沿った ペンギンの詳しい解説 を行います。
「ペンギンは鳥類なのになぜ飛べないのか?」「南極以外でペンギンはいないの?」など、ペンギンに関するあらゆる疑問に飼育係さんが回答してくれます。この機会にペンギンについて気になることがある人は、気軽に質問してみましょう。
北館のしおかぜ広場にて、約10分間ケープペンギンが餌を食べる様子を観覧できます。
餌はイカナゴやアジ を丸々一匹与えています。ケープペンギンたちは展示施設から出て、外で餌を食べることもあり、 よちよちと可愛らしく歩く姿 が見られるとあって大人気のイベントです。
南館2階にある黒潮大水槽にて、約10分間 シイラやスマなどの回遊魚が、アジなどの魚の切り身を食べる様子を観覧 できます。また、飼育している魚について飼育員さんが簡単に解説。
フィーディングタイムならではの回遊魚たちのスピーディーな動きなどに注目してみてください。
南館3階にあるペンギン水槽にて、約10分間ペンギンが餌を食べる様子が観覧できます。
ペンギンの餌は、ナンキョクオキアミやカラフトシシャモなどの魚です。飼育員さんは餌をあげている間、ペンギンの1羽1羽を見分けながら、どのペンギンがどのくらい餌を食べたか 食欲をチェック したり、ケガをしていないかなど 身体チェック を行い、健康状態を管理しています。まさに、プロの技ですね!
また、 水槽内の4種類のペンギンの特徴などを紹介 してくれますよ。
南館3階にあるウミガメ回遊水槽にて、約15分間飼育員さんの解説を聞きながら、ウミガメが餌を食べる様子を観覧できます。
ウミガメたちは基本的に雑食なのですが、個体ごとに与える餌の量を決めています。 アオウミガメは草食性が強いため、海藻の代用品として野菜 を、 アカウミガメやタイマイは雑食性が強いため、アジを中心に 与えています。食べすぎを防ぐため、飼育員さんはどのウミガメがどれくらい食べたかをチェックしながら与えているんですよ。
名古屋港水族館では、名物3大イベントから小さなイベントまで多数あり、見どころ満載です。
当日はお見逃しのないよう、イベントスケジュールをチェックしてくださいね。
出典・参考
余暇プランナー
フリーランスwebライターのnanakkoです。 旅行・食べ歩き・美容・映画・ゲーム・動画鑑賞など多趣味です。 特に旅行が好きで、旅行中はもちろん、どこへ行って何をするか計画を立てている時ってワクワクしますよね。 「こんなところあったんだ!」という新たな発見と共に、「行ってみたいな!」と思ってもらえる情報を皆さんに発信していきます。
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