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マレーシアは雨季と乾期があるものの 常夏の国 と言えるでしょう。到着した空港を出たあとに感じる蒸し暑さは一気に東南アジアらしさを感じさせてくれます。マレーシアは 都会とありのままの自然の両方が共存 している国のため、発展した都会で観光するもよし、自然を満喫するもよし。物価も安く、まさに旅行の醍醐味が詰まった国なんです。
日本からの移動も飛行機で7時間ほどで、「 日本人が移住したい国 」14年連続No.1にも選ばれるなど近年注目が集まっているのがマレーシア。その首都であるクアラルンプールは、高層ビルや高速鉄道、モノレールなど近年発展が進んでいる近代都市でありながら、豊かな自然が共存する東南アジアの中でも有数の世界都市です。また、他の東南アジアの都市の中でも、 清潔で治安が良い街 と言われています。
マレーシアのシンボルとして有名な 88階建ての超高層ビル で、ただ高いだけでなく、そのシルエットも独創的なツインタワーです。屈指の夜景スポットで、夜になると 近未来を感じさせるデザイン にライトアップされ、展望台まで登ればクアラルンプールを一望できます。
隣接するKLCC公園は、ツインタワーを見上げるのに絶好のスポットです。公園内の池ではシンフォニーレイクショーと呼ばれる、 ツインタワーを虹色に彩る光と水の噴水ショー が毎晩行われています。誰でも無料で観覧出来ますので必須スポットです!なお、展望台のチケットは非常に人気なため、事前オンラインでの予約をおすすめします。
ムルデカ・スクエア(独立広場)は1957年に イギリスからの独立を宣言 し、マレーシアの国旗が初めて掲げられた場所です。イギリス統治時代はクリケット競技場として使用されていました。現在も奥には当時のクラブハウスが残されています。広場周辺にはドーム型が美しいスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)やシティーギャラリー(旧印刷局)など19世紀後半から20世紀につくられたイギリス統治時代の歴史的な建物が集まっており人気の観光エリアとなっています。写真を撮るにはおすすめスポットです。
首都クアラルンプールから約30分で行ける 人気の観光スポットです。巨大な岩山の洞窟で、マレーシアにおけるヒンドゥー教の聖地的存在。
入り口には巨大な像があり、その神像を通り過ぎると 洞窟に入るためのカラフルな階段 が待ち構えています。階段を登ると、石灰岩の洞窟の中には4億年前にできたと言われる鍾乳洞が見えてきます。鍾乳洞の天井から差し込む光がとても神秘的です。ただし、服装には注意が必要です。宗教上の理由から女性が足を出すことが禁止されています。
ペナン島はマレー半島の西方に位置するリゾート地。美しいビーチはもちろん、多彩な魅力が凝縮されたイギリス統治時代からのリゾート島です。コンパクトな島なので、レンタカーやレンタルバイクで島を1周することも可能です。
イギリス統治時代の歴史の中で、ヨーロッパ、中国、マレー、インドといった多文化が混在する島でもあります。 未だにその面影は残されており、中国南部の建築様式やインドの寺院があったりと東洋と西洋それぞれの様々な文化の影響受けています。食においてもその影響はあり、移民や旅行者が多いペナンは美食の島とも言われています。
ジョージタウンは 世界遺産 に登録されており、イギリス統治時代の面影を色濃く残すコロニアル建築や民族色豊かな宗教建築などの多彩な建造物を見られます。 リノベーションされたカフェやおしゃれなショップも多く 、散策やショッピングが楽しめるのも特徴の一つです。
ペナン名物なのが屋台街です。マレーシア屈指のグルメタウンでもあり、洗練されたヨーロピアンな味からローカルなアジアンフードまで、種類豊富な料理を食べ歩くことができます。おすすめはペナン最大規模の ガーニー・ドライブ で、約55軒の屋台が並んでいます。移民の歴史によって生まれた ニョニャ料理 を味わうのもお忘れなく!
中心部に位置する標高約833mの小高い丘「ペナンヒル」はペナン島で最も標高が高く、 イギリス統治時代には避暑地でした 。現在は観光名所の1つとなっており、 朝日や夕日、夜景 を一目見ようと多くの人が訪れるスポットです。ケーブルカーで登ることができ、マレーシア本土とペナン島を結ぶペナン大橋を始め、島全体が一望できます。特に夜景が美しいことで有名で、街明かりとその奥に見えるペナンブリッジの明かりが美しくライトアップされています。 頂上のレストランでは素敵な夜景をバックに食事を楽しみながら優雅なひと時を過ごすこともできます。
日中は山頂からの景色だけではなく、自然に囲まれた環境が作り出した植物を観察したり、珍しい動物に出会うこともできます。
ペナン国立公園でしか見られない動物や植物が生息しています。日本ではなかなか見ることのできない美しい景色や壮大な自然で溢れています。国立公園内へは車は入れないため、トレッキングするかボートをレンタルすることで奥へと進むことができます。トレッキングするのであれば森林浴が楽しめます。ボートでは公園内にいくつかあるビーチに行くことができ、おすすめはモンキービーチとタートルビーチです。
モンキービーチ は、ペナン島で一番美しいと言われる人気のスポット。 名前の通りサルとも触れ合えるのが特徴です 。
そこからさらに奥に入ったところにあるのが タートルビーチ です。モンキービーチに比べるとマイナーですが、その分人は少なくプライベートビーチのような雰囲気を味わうことができます。真っ白な綺麗な砂浜にはきっとテンションが上がることでしょう。他にも、ウミガメが産卵に来ることがこのビーチの名前の由来となっているように、 小さな生まれたてのウミガメに出会える施設 もあります。
楽しめるポイントは様々あるため、楽しみ方はあなた次第です!
2008年、「ペナン島のジョージタウン」とともに 街ごと世界遺産に指定されているマラッカ 。ポルトガル・オランダ・英国など当時の列強がヨーロッパ各国の文化を次々と持ち込み、それらが混ざり合った結果、 世界のどこにも見られない東洋と西洋が融合した独自の新たな文化 として確立しています。街中を流れる運河から眺める街並みは、赤・オレンジ・白・緑など見ているだけで楽しくなるような色鮮やかな光景が広がっています。
約500mほどストリートに、レストランやお土産屋さん、トレンドを意識したブティック・ファッションやおしゃれなカフェが軒を連ねています。 ここはマラッカで一番の繁華街です。
週末の夜となれば、今やマラッカ観光の新しい目玉になっている パサ・マラム(ナイトマーケット) が開催され、次々と屋台が並び、街は歩行者天国となり、にぎやかムード満点です。昼と夜ではまるで雰囲気が全然違うので、どちらも行ってみることをおすすめします!
マラッカを観光する際に拠点となるオランダ広場は街の中心部です。広場にはオランダ植民地支配時代に建てられた ピンク色のクライストチャーチや時計台などの歴史的建造物 が集まっています。あたり一面ピンク色のオランダ広場は写真スポットとして人気なんです!
夜のオランダ広場では、名物のトライショーを見つけられるでしょう。トライショーとは電飾で飾った観光用人力車です。音楽が流れるトライショーもあるんです。見つけた際には是非乗って見てはいかがでしょうか?
マラッカ海峡の海岸沿いに建つモスクは別名「 水上モスク 」と呼ばれています。潮が満ちたタイミングではまるで 海の上に浮いているように見える世界的にも貴重なモスク です。夕暮れ時のストレイツモスクはライトアップされます。沈んでいく夕陽がかすかに残る光と、ライトアップされたモスクは幻想的な風景を創り出します。
毎日5回行われる礼拝時以外は、 観光客も建物内に入り見学ができます。 天気の良い日は、壁にあるステンドグラスから光が差し込み、館内がカラフルに見えるんです。見学時は服装の制限があり、男性は短パンとノースリーブの服装は禁止されています。女性は顔と手以外は見えないようにする必要がありますが、館内で着衣がレンタルできます。
多文化が共存し、グルメからアート、自然にまで恵まれたマレーシアは旅行先としてぜひ候補にあげてほしい国の一つです。ぜひこの記事を参考に旅行を計画してくださいね。
https://www.veltra.com/jp/asia/malaysia/?sid=1554
余暇プランナー
フリーライターのAyakaと申します。旅行会社での勤務経験があります。 旅とカフェ巡りと焼き菓子が大好きな道産子です。 現在は地元の北海道を離れ、メルボルン生活を楽しんでいます!
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