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奈良といえば、桜や鹿のいる奈良公園、大仏などが有名であまり紫陽花を見に訪れるという方は少ないかもしれませんが、ここ 矢田寺は紫陽花の名所として知られています 。矢田寺には、 約60種、10,000株 もの紫陽花が植えられているといいます。見頃は5月下旬~7月上旬頃です。
矢田寺は実は 日本の地蔵信仰発祥の地 ともいわれる場所。お地蔵さまが境内あちこちにいらっしゃるので、紫陽花とのコラボレーションも楽しむことができます。ぜひお地蔵さまと紫陽花が一緒に写った写真を撮って楽しんでみて下さい。なんだかほっこりしたような気分になれるかもしれませんよ。
令和5年のアジサイ園の開園は5月27日(土)~7月2日(日) の予定です。
※紫陽花シーズンには、臨時バスが出るというのでチェックしてみて下さい。
京都・宇治にある三室戸寺(みむろとじ)は、 関西でも有数の紫陽花の名所 といわれる場所です。毎年 20,000株 もの紫陽花が咲き乱れ、 「あじさい寺」 とも呼ばれています。三室戸寺では毎年「あじさい園」があり、多くの人で賑わいます。 2023年は6月1日(木)~7月9日(日)に開園予定 。見頃はまさに開園中の6月上旬~7月中旬頃。
開園中の土日には 夜間ライトアップ も。幻想的で不思議な紫陽花の空間が見られますよ。
大阪府箕面市にある勝尾寺(かつおうじ)。勝運があるとされ、境内には願いをかなえてくれる勝ちダルマが多くあり、ダルマで有名なお寺です。秋には紅葉スポットとして知られていますが、梅雨時期には本堂へ向かう参道沿いに色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。 境内は約8万坪 もあるので、ゆっくり散歩して過ごしたいですね。
また、境内にある観音池周辺の近くにも数多くの紫陽花が見られ、水面にうつる鮮やかな紫陽花が楽しめます。 見頃は6月初旬~7月末 だそう。
https://katsuo-ji-temple.or.jp/#index
智積院(ちしゃくいん)は真言宗智山派の総本山。もとは豊臣秀吉が息子の鶴松のために建立した、「祥雲寺」があった場所といわれています。その後玄宥僧正が家康から寺地をもらい受け、今の智積院に。収蔵庫には長谷川一派の障壁画が残されていて、 国宝も貯蔵 しています。せっかくなので紫陽花だけでなく芸術品も鑑賞してみてはいかがでしょうか。
収蔵庫や庭園など一部は有料ですが、 金堂の裏側にある「あじさい苑」は拝観料無料 なのも嬉しいポイント。先に紹介した三室戸寺は紫陽花の名所としてかなりの地名度を誇りますが、こちらは まだまだ穴場 ともいえるかもしれません。色とりどりの紫陽花を眺めながら、ゆっくり散歩できますよ。
京都府・福知山市にある丹州華観音寺。京都市内からは少し離れますが、ここも関西を代表する紫陽花スポットとして有名な場所です。
1300年近くの歴史があり、「関西花の寺二十五カ所」の第一番札所 としても知られているので、お花が好きな方ならご存知かもしれません。6月~7月には、 約100種、10,000株 もの紫陽花が咲き乱れ、毎年多くの参拝客が訪れています。 別名「丹波あじさい寺」 ともいわれてるほど紫陽花が見事で、「仁王門」前の色とりどりの紫陽花や、沙羅の池と紫陽花のコラボレーションも楽しめます。
紫陽花の時期には「あじさいまつり」の開催もあり、毎年6月の第4日曜日に開催しています。
ちょっとしたイベントや住職の法話を聞けるそうです。令和4年は中止だったため、2023年の開催を待ちたいところです。
https://www.tanba-ajisaidera.com/
関西で有名な紫陽花のスポットをご紹介してきました。どこもお寺の紫陽花が多いのですが、 自然豊かな和風の庭園で伽藍や池、お地蔵さまなどとのコラボレーションを楽しめる のが素敵ですね。
鮮やかな紫陽花のグラデーションは、この時期だけの特別。ぜひ見ておきたくなる風景です。いろんなスポットをのんびりと散歩しながら、紫陽花を愛でてみてはいかがでしょうか。
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。
【6月~7月が見頃】色鮮やかな紫陽花を見にでかけよう!関西の紫陽花スポット5選<京都・大阪・奈良>