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茨城県南部にある牛久市。生活には事欠かない充実した都市機能が揃いながらも、水辺に里山と自然豊かな風景が広がる、魅力のある街です。
東京からはJR常磐線で50分。アクセスのいい場所でもあるので、休日のちょっとしたおでかけ先にはぴったりです。
牛久は大きく4つのエリアに分けられます。
どのエリアもそれぞれに魅力的で、外せない場所ばかりです。
観光スポットを巡ったり、広がる自然に目を細めたり、美味しい物を求めて練り歩いたり・・・。夢中になって過ごしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいますよ。
牛久市に来たらぜひ一度は足を運んでおきたい、地元で有名な観光スポットには以下のような場所があります。
牛久市を紹介する観光パンフレットやガイドブックなどにもよく取り上げられている、メジャーなスポットです。
訪れる前の参考に、各々のスポットをご紹介していきますね。
牛久市を代表する水辺といえば「 牛久沼 」。茨城観光百選にも選出されている場所の1つで、のどかな風景が広がるネイチャースポットです。
「牛久沼」という名前から、牛久市にあるのかと思いきや、実は沼全域はお隣「龍ヶ崎市」だというから驚き!とはいえ、沼岸は立派な牛久市です。
牛久沼エリアには散策路のほか、牛久沼のうなぎを味わえるうなぎ料理屋さん、牛久市縁の作家・住井すゑさんの文学館、画家・小川芋銭さんの記念館などもあります。
キャンプ場も点在しているので、アウトドア好きや釣り好きな方は、牛久沼近くに拠点を張ってゆるりと過ごすのもいいですね。
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https://www.city.ushiku.lg.jp/page/page001357.html
先に紹介した牛久沼周辺にあるスポットの1つですが、「 牛久市観光アヤメ園 」と「 かっぱ像 」も見逃せません。ローカルなスポットですが、実際足を運んでみるとなかなか楽しめる場所です。
牛久沼のほとりの広大な敷地に、200種類以上のアヤメやハナショウブ、カキツバタといった花々が2万本植えられており開花の時期には美しい花景色が広がります。
規模は小さいですが、アヤメ園と牛久沼が一望できる展望台などもあり、充実したひと時を過ごせるスポットとなっています。
この「牛久市観光アヤメ園」の中にある「かっぱ像」もお忘れなく!実は牛久沼、昔かっぱが住んでいたという河童伝説が残されている場所としても知られているのです。
ひとりぽつんと体育座りをして牛久沼を眺めるかっぱ像は何を思うのか。思わず写真を撮りたくなってしまう不思議な魅力があります。もし時間があうのなら、暮れゆく夕日とかっぱの風景もぜひ。哀愁感がなんともいいですよ。
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https://www.ushikukankou.com/ayameen/
牛久市のシンボルとも言える「 牛久シャトー 」は、国の重要文化財であり日本遺産でもある貴重な建物を見学できるワインの醸造場です。
園内には、歴史的価値の高い本館建物の他、創始者・神谷傳兵衛とワイン造りの歴史について知ることができる「神谷傳兵衛記念館」や「オエノンミュージアム」、洋食が味わえるレストランやBBQガーデン、お土産物が買えるショップなどがあり、とても充実した施設となっています。
広々としていて緑豊かな園内には季節の花も植えられ、敷地内を散策しているだけでものびのびとした気分に。
レストランで味わえるお料理は、ランチ・ディナー共にフレンチのフルコース。晴れの日のお食事処としてもいいですが、なんでもない日でも時にはちょっぴり奮発して、いつもとは違ったお料理を楽しむのもいい気分転換になりますよ。
ショップには、牛久シャトーのオリジナル製品の他、牛久市の名産品なども取り揃えられているので、牛久観光のお土産をここで調達するのもいいですね。
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https://www.oenon.jp/ushiku-chateau/
「 牛久自然観察の森 」は、牛久駅から車で15分程度の場所にあるネイチャースポット。森や林、池や草原などさまざまなフィールドが敷地内に凝縮されていて、自然の恵みをたっぷりと感じることができる場所です。
緑豊かな園内には、ウサギやイタチ、フクロウなど野生の生き物も生息しているので、運が良ければ可愛らしいその姿を見ることができるかもしれません。
また敷地内には生き物の展示コーナーや木のおもちゃと触れ合える体験コーナーのある「ネイチャーセンター」もあるので、お子様連れのおでかけ先としてもおすすめです。
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https://www.city.ushiku.lg.jp/page/dir000055.html
牛久を観光して回るなら、忘れずに立ち寄りたいのが「 牛久大仏 」。
大仏といえば奈良や鎌倉にある大仏などが有名ですが、牛久にある大仏は「青銅製立像」の中でも世界一!ギネス世界記録にも登録されている希少性の高い大仏様なのです。
牛久大仏の高さは120m。ニューヨークにある自由の女神像が40mという話から考えると、牛久大仏がどれほど大きいかが分かります。
牛久大仏の足元には、お土産物やさんやひと休憩できる茶屋・食事処などがあるほか、子ども達も楽しめるふれあい動物園などもあり、老若男女年齢問わず楽しめるスポットともなっています。お猿さんのショーも必見の価値あり。
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牛久市には、地元の人にも愛される知る人ぞ知る美味しいパン屋さんがたくさんあります。
牛久観光の合間に小腹が空いたら、ぜひ訪れてみてください。
地元の人も足繁く通う「 パンの店・パヌトン 」。パンの種類が豊富で「目移りしてしまう!」といった口コミが多数あるパン屋さんです。
たくさんあるパンの中でも特に人気を集めるのが、たこ揚げパン。「究極のたこ焼き」との声も寄せられるたこ焼き風なパンで、生地はもっちもちふわふわ。中にはキャベツと紅生姜なども入っており、本当にたこ焼きを味わっているかのような錯覚をも感じます。
お店の前にはちょっとしたテラス席もあるので、お天気のいい日はひなたぼっこついでに、無料のコーヒーと共にテラスで食べるのもおすすめですよ。
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「 大地のりんご 」は、子どもの頃から通っているという市民の方も多い、地域密着型のパン屋さん。牛久駅西口からは歩いて12分ほど、牛久市役所の前にあります。
甘めのパンから惣菜パンまで皆が好みそうなパンメニューが多く、日常的に通う人が多いのも頷けます。お店の中にはイートインスペースもあるので、牛久巡りの途中休憩に立ち寄るのもいいですね。
食パンが美味しい、ベーコン醤油パンが最高、アーモンドショコラは幸せの味…「大地のりんご」のパンを食べた方々からは、美味しいの声が止まらない様子です。
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牛久駅から歩いて20分、車で5分のところにある「 パンの店ブラン 」。花水木通りという道から少し路地に入った場所にある隠れ家的パン屋さんです。
オリジナルのパンメニューが多く「こんなパンもあるのか」と、新しい発見ができるお店でもあります。
住宅兼の小さなお店ですが、お店の前には4台分ほどの駐車スペースや、芝生の上のテラス席などもあります。お値段も手頃でいいとの声も多数寄せられているので、家族みんなでのランチにもいいですね。
行ったことがないお店に行きたい、食べたことがないパンが食べたいという、新しい物好きさんにはぜひ足を運んでみて欲しいお店です。
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牛久沼のちょっと先、牛久駅に向かう前のエリアにあるパン屋さん「 ひつじ雲 」。
閑静な住宅街の一角にある静かで落ち着いた雰囲気の小さなお店ですが、駐車場も3台分ほどあるので、遠方からでも利用しやすいかと思います。
「ひつじ雲」の扉を開けると驚くのが、パンの種類。甘い系のパンから惣菜系までどれにしようか悩んでしまうほどの品揃えです。訪れた方々からは「どれも手が込んでいて美味しそうだった」との声も。あれもこれも食べてみたいからまた行こうと、常連さんになる人も多いそう。
朝6時台の早い時間から開いていたり、価格が100円〜280円ほどと手頃だったり、お客さんとしては嬉しい点が多いのも、「ひつじ雲」さんが人気を集める理由のようです。
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「 きたざわ製パン 」は、牛久沼と並行するように流れる稲荷川の近く、住宅街の一角にあるパン屋さんです。
トングとトレーで取ってまわるスタイルではなく、レジ横にあるショーケースから好みのパンをお店の方にとってもらうオーダー制。パン屋さんとしては珍しいスタイルですね。とても衛生的で安心して購入できるので、こういうかたちもまたいいなと感じます。
パンは200円前後で買いやすい価格帯。甘い物系から惣菜系までバリエーション豊かで、日によって並ぶパンも異なります。訪れた人からは「つい買いすぎちゃう」「食べ過ぎ注意」といった声も。
店内は少し小さめなので、お客さんが殺到している時は、外に行列ができることも。並んでも食べたい、お店が空くのを待ってでも行きたいという人が後をたたない、牛久市のとっておきのパン屋さんです。
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都心部から電車で50分、たった一本の電車でぶらっと行ける牛久市。いつもよりほんの少し遠出してみただけなのに、旅行にきたみたいな気分が味わえる穴場的な場所です。
水辺や森の木々、どこまでも広がる田園にいろとりどりの花。見に来てみたら意外にも結構なインパクトを受けた、かっぱ像や牛久大仏。お腹が空いたら地元のパン屋さんへ。
特に期待もせず思い立ってやってきた人も、帰るころには「なんだか充実していたな」と満たされた気持ちになっている、不思議な魅力を持った街でもあります。
予定の決まっていない休日があったら、ぜひ牛久巡りをしてみてください。有名観光地のような派手さや知名度はないけれど、訪れた人の心を優しく包み込んでくれる暖かさがありますよ。
参考・出典
余暇プランナー
千葉県在住。ライターで男子3人の母でもあります。おでかけはもっぱら国内専門。旅行やドライブが大好きで観光情報ばかり追いかけている日々。どんな街なのか、何があるのか、地図をくまなく見ているのも好き。そのおかげで、おでかけプランを考えるのが、前よりほんの少し上達しました。記事を通して「ワクワクする時間」を増やす、お手伝いができたら嬉しいです。たくさんの”楽しい”を共有していきます。
【茨城】牛久ってこんなに楽しかった?観光スポットと地元パン屋を巡る旅