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こんにちは!ライターMiruです。
皆さんはマカオと聞いたら何を思い浮かべるでしょうか。
ショッピング、グルメ、エンターテイメント、カジノなど魅力あふれるマカオですが、大きさは30平方キロメートルと小さく、主な見どころも集中しているため日帰り観光も可能です。
日本から直行便も出ていますが、実は香港から1時間で訪れることができます。
今回は香港から半日滞在される方向けに、香港からの行き方や、昼間のおすすめ観光スポットをご紹介します。
まず香港からマカオへの行き方ですが、3通りあり、シャトルバス、フェリー、ヘリコプターがあります。
これらそれぞれの特徴について紹介します。
シャトルバスは 1番安い方法 で、65香港ドル(約1,120円/2023年3月7日現在)ほど。ちなみに3歳以下は無料、12歳以下の子供、65歳以上の方は約半額とお財布に優しいのが特徴。
24時間運航 していて 運行本数も多い です。到着までは 片道30分 ほどです。
しかしバスターミナルは発着1箇所ずつしかなく、香港国際空港の東側の「香港口岸」とマカオ側の「マカオ邊検大樓」で結ばれていて、香港市内からは残念ながら遠いです。
香港空港から直接向かわれる方におすすめ の行き方です。
バスの次にお値段がお手頃であるのがフェリー。筆者も利用しました。
香港3ヵ所マカオ2ヵ所の発着場所があり、日中15分間隔で24時間運行しています。
片道140香港ドル(約2,400円/2023年3月7日現在)ほどで所要時間は片道約60分ほど。香港市内からの移動の場合は コストパフォーマンスが1番良い とも言えます。
香港マカオ間を運行しているフェリー会社は、 コタイジェットとタ―ボジェットの2社 あります。発着場所が会社により異なるので、アクセスしやすいほうを選ぶと良いでしょう。
乗り場でチケットを買ってそのままフェリーに乗ることも出来ますが、混雑していることも多く、 事前にネットで予約しておくことを強くオススメします。
料金は約3,700香港ドル(約64,000円/2023年3月7日現在)で、フェリーの10倍以上とかなり高額ですが、わずか20分ほどで移動することができます。
また、豪華なラウンジを使用できたり、VIP専用レ―ンで入国審査を通過できたりと、セレブ扱いが受けられます。
急いでいる方や金銭面の余裕がある方は、なかなかヘリコプターは乗る機会もないと思うので、旅の思い出としておすすめします。
日本国籍の人は90日以内(3カ月)の滞在であれば、マカオの入国にビザは必要ありません。(90日以上の滞在の場合はビザ取得が必要)
ただし、パスポートの残存期間に制限があり、 1カ月以内の滞在の場合は1カ月+マカオでの滞在日数、1カ月以上の滞在の場合は3カ月の残存期間が必要です。
マカオ入国前に必ず パスポートの残存期間をチェック しておきましょう!
マカオに到着したらかかせないのが、世界遺産巡り。
マカオには歴史地区と呼ばれる世界遺産エリアがあり、そこには様々な歴史的建造物があります。
そして世界遺産観光の拠点ともいえるのがこのセナド広場。
筆者が訪れた時期は中国のお正月と重なり、更にこのような煌びやかな赤と金の装飾がされていました。
この界隈では、ポルトガル独特の白と黒の石畳「カルサーダス」が地面に敷き詰められているのが見られます。
周辺は淡いパステルカラーのお洒落な建物も多く並び、フォトジェニックなエリアとなっています。雑貨屋さんも多く、お土産探しにうってつけです。
鮮やかな黄色と緑の組み合わせが美しいこちらの建物は、聖ドミニコ教会。
南国風の明るさとバロック様式の美しさを兼ね備えています。教会ではクラシックの演奏会が行われることもあり市民の憩いの場になっているのだとか。
上階は博物館となっていて、宗教品も約300点展示されています。
マカオの長い歴史を感じることができます。入場無料なのでぜひ立ち寄ってみましょう。
一番の見どころといっても過言ではないのが「聖ポール大聖堂」。迫力あるローマのスペイン広場のような光景です。
17世紀のポルトガルの大聖堂でしたが、火事により崩壊し現在はファザード(正面)のみが残った、壁だけの独特な状態です。
ちなみにファザードの裏側に回ると、ファザードを階段で登れるようになっています。
中国スタイルの建築が珍しい媽閣廟(マーコミュウ)は、山と海に囲まれ風水的に非常に良い立地と言われ、パワースポットとしても有名で訪れる人も多い場所です。
マカオグルメと言えば、日本人にも定番のスイーツであるエッグタルト。
もともとポルトガルのスイーツですが、元ポルトガル領だったマカオならではの味をぜひ味わってみてください。
観光地や通りを歩けばあちこちのお店で売られており、どこで食べてもハズレはありませんが、もっとも有名店と言われているのが 「ロード・ストウズ・ベーカリー(Lord Stow's Bakery 安德魯餅店)」 と 「マーガレット・カフェ・イ・ナタ(Margaret’s Cafe e Nata)」。
焼きたてで外はサクサク、中はとろとろのエッグタルトは病みつき間違いなし!
マカオ人の国民的フードであるのが、オーブンで焼いた肉をケチャップで味付けしたポークチョップ。
また、街のいたるところで見られるのがポークチョップ・バーガーのお店。ポークチョップをふっくら香ばしいバンズで挟んだだけのシンプルな一品ですが、絶妙のハーモニーが味わえます。
いかがでしたか?
かつて植民地でもあり、様々な歴史や文化が今でも混じり残っているマカオ。
小さい地域ではありますが、より効率よく観光地を巡りたい人は、半日ツアーを利用すると良いでしょう。ガイドによる観光案内もしてもらえる点も便利です。
また、半日でなく丸一日滞在の場合は、 カジノやショーなど マカオならではの夜のお楽しみもおすすめです。
しっかり計画し、マカオをエンジョイしましょう!
https://www.veltra.com/jp/asia/hongkong/macau/?sid=1554
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。
香港から日帰り半日マカオ旅行!世界遺産スポットとグルメをご紹介