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フランスは北部が海洋性気候、南部が地中海性気候と分かれているのが特徴。しかし、全域を通して 夏の時期 に行けば湿度も低く降水量も少ないので、観光を楽しみやすいです。
7月中旬から8月終わりはバカンス する文化があり、お店が閉まっていることが多いこと、フランスの電車は ストライキが多いこと を頭の片隅に入れておきましょう。
サント・シャペル教会は、ゴシック建築の最盛期である13世紀に建てられた教会で、 世界遺産「パリのセーヌ河岸」を構成するひとつ です。キリストの聖遺物を祀るために建築されました。
パリには数々のステンドグラスがはめられた教会がありますが、中でもサント・シャペルの美しさは随一!
サント・シャペルの ステンドグラスの多くはパリ最古である13世紀のもの 。日が差し込んだ際のキラキラとした輝きは、まさに宝石箱の中にいるよう。ゴシック建築の壮麗な内観とあいまって、 神秘的な空間 を作り出しています。
ステンドグラスに描かれているのは、創世記からキリスト復活までの場面。細かい絵柄もじっくり見てみましょう。
一際目を引くのは円形状の バラの形をした大きなステンドグラスの窓 で、外観も美しいです。
ステンドグラスは 2階部分の上層礼拝堂 にありますよ。
ステンドグラスに 夕日が差し込む夕方は、サント・シャペルが最も美しくなる時間 。しかし、観光客で大混雑。
日中も人気がある教会なので混み合うので、落ち着いて鑑賞したい方は 朝早く に訪れましょう。
シャルトル大聖堂は、フランスを代表するゴシック建築の大聖堂で、 世界遺産 に登録されています。パリから電車で1、2時間の距離にある都市シャルトルに位置しており、 パリから日帰り旅行も可能 。
入場料はなんと 無料 !パリ市内に比べて 混雑も少ない ので、ゆったりと観光したい方におすすめですよ。
シャルトル大聖堂の一番の見どころといえば、 青色を基調としたステンドグラス 。その美しさは シャルトルブルー と例えられるほど。
バラ窓や主祭壇などに数々の美しいステンドグラスが見られますが、中でも最も美しいのが「 青い聖母 」と呼ばれる12世紀当時のもの。使われている 青の色味は現代では出せない といわれており、必見です。
シャルトル大聖堂のシンボルである2つの尖塔は 左右で形が異なります 。豪奢で複雑な装飾が施された正面から見て右の塔は ゴシック建築 、左の塔は ロマネスク様式 。これは過去にあった大火災の歴史が影響しています。
どちらも美しいので、じっくり見比べてみましょう。
「シャルトル・アン・リュミエール2024」というライトアップイベントが、 2025年1月5日まで 日没後に毎晩シャルトル市で開催!
イルミネーションで華やかに演出された街 は幻想的な美しさに包まれて、シャルトル大聖堂も昼間とは違った美しさを見せてくれます。
シャルトル大聖堂の内部見学は7、8月の一部曜日を除いて19時30分までなので、ライトアップイベントまでの空き時間で街を散策するのも良いですね。
日没時間には注意が必要 です。5月で開催は約10時からと遅い時間になるため、帰りの足を確保できるツアーなどにするか宿泊しましょう。
モンサンミッシェルは、岩でできた島とその上に建つ修道院を含む街です。 世界遺産 に登録されており、四方を海で囲まれたその姿はとても神秘的。
数あるフランスの人気観光地の中でも特に人気が高く、 ハイシーズンである夏 は午前10時から午後4時にかけて街中のレストランにも行列ができるほど。 島内の参道は土日特に人で溢れかえります 。
混雑を少しでも避けたい方は、ピーク時間をずらして訪れましょう。
モン(山)サン(聖)ミッシェル(ミカエル)修道院は、大天使ミカエルのお告げにより8世紀頃建てられたといわれています。
湾を一望できる 絶景スポット西テラス など、内部には数々の見どころがたくさん。
特に 付属教会 は 高い天井と日の光が差し込むステンドグラス が壮麗で、神秘的な空間が広がっています。非日常的な美しさに癒されましょう。
修道院の居住スペースとして利用された3層構造のラ・メルヴェイユ(意味は驚嘆)は、その名の通りハッとする美しさを持つ13世紀のゴシック建築の建物です。
建物の一部はリブと呼ばれる補強材が枝のように張り巡らされており、 天井部分まで見応え があります。
特に有名なのが 3階部分にあたる中庭を囲む回廊 。 均等に並んだアーチ はひとつずつ繊細なレリーフが施されており、色鮮やかな中庭の緑と相まってまるで映画のワンシーンのよう。
モンサンミッシェルでぜひ観光したいスポットのひとつです。
パリにあるノートルダム大聖堂は、フランスで最も有名な大聖堂ではないでしょうか? 世界遺産 に登録されており、 ディズニー映画やミュージカルの舞台 にもなっています。
彫刻や尖塔など細部まで細やかに作り込まれたノートルダム大聖堂は、ゴシック建築の最高峰だといわれています。
残念なことに、ノートルダム大聖堂は2019年に大火災の被害に遭い、尖塔など壊滅的な被害を受けました。
2024年5月現在も修復作業が続いていますが、 内部見学の再開は2024年末に予定 されています。再開が楽しみですね!
最も有名なバラの窓と2つの塔が見える正面の外観は、クレーン車や工事用具など視界に入るものの以前と変わらず鑑賞できます。修復中でも、ぜひ一度見に行ってみましょう。
パリでノートルダム大聖堂の次に大きな教会で、世界最大といわれる圧巻の迫力がある パイプオルガン や、 ロマン主義絵画の巨匠・ドラクロワのフラスコ画 など見どころがたくさん。
観光客が比較的少ない 穴場 で、 無料 です!
パイプオルガンの演奏は、日曜日の午前中にあるミサの時間に演奏されます。
大ヒットした小説原作の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の中で、サン=シュルピス教会のグノモンという 日時計 が重要な役割を果たします。
サン=シュルピス教会を訪れる前に読めば、より一層観光が楽しめること間違いなしです。
フランスの美しい教会を5ヶ所詳しく紹介しました。
スケールの大きい教会のステンドグラスなど、日本ではなかなかお目にかかることができません。こちらに載せた以外にも、フランスには美しい教会や歴史的建造物が数多くあります。観光地として 有名な教会の周辺には、おいしいグルメやお土産屋さん があり、楽しみが盛りだくさん!
さぁ、魅力いっぱいのフランスへ教会を見に出かけましょう!
https://www.veltra.com/jp/europe/france/?sid=1554
余暇プランナー
食べることが大好きなフリーランスのwebライターです。現在は幼い娘と猫と夫で暮らしています。国内外問わず旅行が好きです。子連れのお出かけスポットや絶景スポットを日々リサーチして、行く機会を狙っています。行ってみたくなるような「楽しい」が伝わる記事を書きたいです。