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各自にて フランクフルト へお集まりいただき、初日はフランクフルト市内のホテルへご宿泊。事前にお申込みいただければ、 空港⇒宿泊ホテルの送迎 も承ります。
ドイツ第5の都市フランクフルト。街の中心にはドイツでは珍しい高層ビル群が立ち並び、近代的な景観を見ることができます。対岸には 旧市庁舎 や レーマ広場 など第二時世界大戦で破壊された中世の街並が見事に復元された旧市街が。古き良きドイツの街並の中で ビール を一杯…なんていう楽しみがあるところです。
旅の始まりや経由地として利用されることの多いフランクフルトですが、独特な形状の 切妻屋根の木造建築 が立ち並ぶ美しい景観など見どころも多く、ぜひ覗いてみたい街の一つですね。
大都市のフランクフルトでは 公共交通機関が充実 しており、街歩きするにも優しい街です。
ランドクルーズの周遊ツアーでは、 ヨーロッパ現地到着後の行程中の移動&ホテル宿泊&日本語(一部英語)ガイド が全て含まれています。そして、 日本(またはお住まいの国・地域)⇔ツアー出発地の間の移動は各自でお手配 いただくのが特徴です。
そのため、 ご自身の都合に合わせた出発時間やルートにて渡航を計画することが可能! 経由地で寄り道したい方、前後に別の行程を入れたい方にも持ってこいです。
ツアー1日目は完全に自由行動 となります。のんびり街歩きをしたり、明日から始まる周遊の旅に備えてゆっくりと体をお休めください。
フランクフルトを出発したら、バス旅の最初の目的地であるロマンチック街道の人気の街 ローテンブルク を目指します。
「ロマンチック街道」 と呼ばれるのは約400kmに伸びる街道で、元々は 政府観光局がPRのために名付けた呼称 でした。雑誌でロマンチック街道の旅が特集されたのを皮切りに有名となり、日本でも大ブームを起こしました。
街道脇には小さな看板があり、日本語で「ロマンチック街道」と書かれているのも、それだけたくさんの日本人が旅した証拠です。
日本人をはじめ世界中の観光客から愛されるロマンチック街道ですが、名前の由来はどんなところにあるのでしょう。街道のあちこちにある中世の街並なのか、街道最終地点にあるロマンチックなお城のせいなのでしょうか。ぜひ現地を訪れて、ご自身の結論を導いてみるのも一興です。
他にも 「古城街道」「メルヘン街道」 など、ドイツの観光誘致のために付けられた旅情をかき立てる素敵な名前の街道が、なんと150以上あると言われています。
話は少し飛びましたが、1日目最初の目的地である ローテンブルク・オプ・デア・タウバー に話を戻しましょう。
日本からのドイツのパッケージツアーの行程にローテンブルクは必ずと言っていいほど入っており、 「中世の宝石箱」 と称される大変可愛らしい街です。
木組の家と石畳の街並は、まるで中世の時代にタイムスリップしたかのよう。マルクト広場、市庁舎や市参事会宴会場の からくり時計 も、あまりにも有名なこの街の歴史を語ってくれています。
そして、この街のハイライトとも言えるシーズンが クリスマス !まさに宝石箱という言葉がぴったりです。ドイツのクリスマスマーケットはどこも盛大で賑やかですが、この街のクリスマスマーケットはこじんまりとしていて、どこか懐かしい感じがするんです。遠く日本から離れているドイツの街で、なんだかホッとすることができます。
ノスタルジー溢れるクリスマスマーケットに華やぐ マルクト広場 で、ホットワインをいただきながら中世な街並に思いを馳せて見るのはいかがでしょう。
パッケージツアーで立ち寄る際は、スケジュールがタイトで自由時間があまり取れないことが多く残念なことも。でもランドクルーズの周遊ツアーでは、 自由昼食の分も含めてたっぷり2時間半滞在! お酒好きなら名物 フランケンワイン を楽しんだり、甘いものがお好きな方はこれまた名物の シュネーバル を試してみてはいかがでしょう。
午後はバイエルン州の州都 ミュンヘン を訪れます。
最近ではすっかり日本での開催でもお馴染みとなった オクトーバーフェスト ですが、 本家本元はここミュンヘン! 9月の後半から賑やかに繰り広げられます。
酔っ払いだらけのお祭りの時期も楽しいですが、お祭り時期以外でも、例えば1589年にできたビアホール 「ホーフブロイハウス 」に立ち寄るなどして雰囲気を楽しめる自由時間もあります。
フリータイムがところどころにあると、楽しみ方もいろいろです。
ドイツで3番目に大きな都市ミュンヘンの街の中心には マリエン広場 があります。豪華な 新市庁舎 が堂々と鎮座する様は、どことなく歴史と威厳を感じさせてくれます。
小さな街のクリスマスマーケットも素敵なのですが、ここミュンヘンのクリスマスマーケットでは、この市庁舎に負けないほど 大きなツリー が広場にお目見え。クリスマス時期を一層盛り上げてくれるのです。
ミュンヘン・レジデンツ も見どころの一つ。 バイエルン王家 である ヴィッテルバッハ家 の本宮殿で、現在は博物館などとして公開されています。かつての華々しい歴史を表す建物や、たくさんの教会を見ながら街歩きするのも、楽しいですね。
2・3日目とミュンヘンでの2連泊なので、荷物をパッキングしなくていいのはとても楽!
朝食の後は、いよいよ旅の目玉の一つでもある ノイシュバンシュタイン城 へ向かいます。 ロマンチック街道の最終地点 です。
バスの中からの景色は、大都会からアルプスの牧歌的な景色に変わります。そこには、ノイシュバンシュタイン城の主であった ルードヴィッヒ2世 が幼き日々に見て感じて過ごしたアルプスの景色が広がり、彼の想いが伝わってくるような感じさえします。
遠くの山の中腹に”新白鳥城” ノイシュバンシュタイン城 が見えてきます。
なお、この日は 歩きやすい靴 にするのがおすすめ。なぜなら、 城のある中腹まで20~30分の坂道を登らなけれならない からです。
残念ながら現在はミニバスが運行を停止しているため、 途中まで馬車に乗るか徒歩で行くかの選択 となります。しかし、馬車は人数が定員に満たないと動き始めないため時間が読めず、城の入場予約の時間に遅れるかもしれないリスクが…。
であれば、と消去法で徒歩を選択することになりますが、どうぞご安心を!道は舗装されていますし、冬の雪道でもある程度歩きやすいように整備されているため、そこまで大変ではありません。頑張って登った坂の上では、 素晴らしい景色 と ルードヴィッヒ2世のロマン が待っています。
ノイシュバンシュタイン城やルードヴィッヒ二世について知識をお持ちの方は、彼が迎えた悲しい最後に思いを馳せるかもしれません。謎の多い生涯でしたが、美しい景色とワーグナーの音楽に、その秘密が隠されているような気がします。旅の空気感がそうさせるのでしょうか。
昼食時間を含めたフリータイムの後は、 ヴィース教会 に立ち寄ります。
18世紀に農家の夫人が鞭打たれたキリストの木像をもらい受け祈りを捧げたところ、そのキリストが涙する という奇跡が起こります。この話を聞きつけた巡礼者が農家に集まるようになって小さな礼拝堂ができ、その後まもなくヴィース巡礼教会が建てられ、今では多くの人が訪れるところとなりました。
牧草地の中にポツンと佇むドイツロココ建築の美しい教会は、訪れる方のご寄付で守られています。1983年には 世界遺産 にも登録されました。
4日目は、ミュンヘンから国境を越え オーストリア へ。この日の移動はちょっぴり忙しく、 オーストリアの3つの街 を訪れます。
国境を越えると言っても、EU圏の移動には国境の看板があるだけ。もはや国の移動を感じにくいものですが、同じドイツ語圏でもオーストリアのドイツ語の方が少しやわらかい感じがします。そんなところで国を移動してきたことを実感したりするのが、ヨーロッパ周遊の小さな楽しみでもあります。
オーストリアとドイツの国境の街、ザルツブルク 。街に入るとハプスブルク家の マリア・テレジア・イエロー が至る所に見られ、ドイツから移動してきたことを改めて感じます。
ザルツブルク音楽祭 、 サウンド・オブ・ミュージック 、 モーツァルトの生家 など、音楽の香りがする街です。
ザルツブルクを訪れる前には、ぜひ サウンド・オブ・ミュージックの映画 をご覧いただくのがおすすめ。現地のイメージが広がります。そして街歩きの際にはサウンド・オブ・ミュージックにちなんで ドレミの歌 を鼻歌まじりに歩くと、気分が盛り上がります。
この街でも12月には クリスマスマーケット が開催され、ドイツで売っているものとは違うものに巡り会えたり、新たな発見があるかもしれません。また。塩の文化で発展した街でもあるので、スーパーマーケットで ザルツブルクの塩 を買ってお土産にするのも面白いですね。
こじんまりとした旧市街は歩行者天国にもなっていて、歩いてフリータイムを楽しむことができます。
サウンド・オブ・ミュージックの主人公であるマリアとトラップ大佐が結婚式を挙げた街 、 モントゼー に立ち寄ります。小さな街ですが、その可愛らしい色使いの街並みと湖畔の景色に、たちまち恋してしまいそうです。
そして、そうです、まさにマリア・テレジア・イエローの 聖ミヒャエル教会 は、映画撮影にも使われています。オーストリア有数の景勝地である ザルツカンマーグート地方 の湖はどこも魅力的ですが、古くから町づくりがされているモントゼーは自然の美しさと共存していて、のんびり癒しの時間を感じることができます。
そして、大都市の首都 ウィーン までのバスの旅です。
ドナウ川のほとりに位置し、中欧の古都として芸術的にも文化的にも奥深い魅力に溢れる街です。明日のフリータイムのことを計画しながら、バスからの車窓を楽しむことにしましょう。
この日は終日 ウィーン の観光を楽しみます。 午前はバスで市内観光 、 午後からはフリータイム です。
現地のガイドさんが案内してくれる街並、オーストリア・ハンガリー帝国の首都としての歴史とそれ以前の歴史を垣間見ながら、 「リング」 と呼ばれる街を囲む環状道路からの車窓観光だけでもワクワクするところです。
ハプスブルクの歴史が盛りだくさんの シェーンブルン宮殿 は入場し、じっくり見学します。
音楽では モーツァルト 、 ベートーベン 、 シューベルト などが活躍し芸術家も多く、美術館、博物館も。きちんと計画しておかなければ、午後のフリータイムは時間が足りなくなりそうです。
ただ街を散策するだけでも、ウィーンの世紀末建築の アールヌーボー調の装飾の建物群 はとても魅力的。フリータイムが程よくあると、自分の足で歩くことで街を身近に感じることができます。充実したトラムやバス、地下鉄などの公共交通も上手く利用しながら、ぜひ街歩きをお楽しみください。
昼食や夕食は付きませんので自由に時間を使うことができますし、ご不安に思われている方には、同行する 現地日本語係員 がアドバイスをさせていただきます。見どころが多く自由時間のやり繰りが大変ですが、時間が許せばウィーン名物の ウィンナーシュニッツェル や ザッハトルテ をぜひご堪能ください。
6日目の最終日はウィーンのご宿泊ホテルで最後の朝食をお取りいただき、チェックアウトを済ませたら現地解散。ツアーは終了となります。おつかれさまでした!
今回は、ヨーロッパの金融の中心地であり日本から直行便で行くことのできる ドイツ・フランクフルト~オーストリア・ウィーンを周遊する6日間の旅 をご紹介しました。深い歴史と文化に裏打ちされ、他のヨーロッパの地域とはまた違った魅力を放つドイツ・オーストラリアの旅へぜひ出掛けてみませんか。
現地集合・現地解散で行く、ツアーバス&ホテル宿泊&安心の日本語ガイドがセットになったランドクルーズの周遊ツアー で、ヨーロッパ旅行をより身近で手軽にお楽しみください!
https://www.veltra.com/jp/europe/germany/frankfurt/a/176688?cache=update&sid=1554
余暇プランナー
「心揺さぶる」旅の体験を届けるというミッションのもと、日本国内・海外のツアーやアクティビティの催行会社と共に日々活動を行っています。日本国内や世界各地の旅に関する便利な情報やアイディア、現地からお届けするホットな話題、さらに おうちで体験できるオンラインツアーの情報などをまとめ、発信していきます。次の旅行のヒントとなる情報を探してみてください。
現地スタッフに聞く!手軽な周遊ツアーで楽しむ「ドイツ&オーストラリア6日間」