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日本からは直行便がないので、主にアメリカやカナダ、メキシコからの 乗り継ぎ便の利用 となり、カリブ海への道のりは長旅となります。
また、キューバの空港はとても小さく、荷物が出てくるまでに長時間待つことが多いので、その点忍耐が必要です。ここまではちょっと大変なのですが、ハバナの街に到着すれば、全くの異世界に心躍るはずです。
亜熱帯の海洋性気候のため、 冬でも日中は30度近くまで気温が上がり暖かい のが特徴で、季節は大きく分けて雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)に分かれています。
夏はハリケーンが来ることもあるので、日本の冬にあたる時期であり、 日中の観光もしやすい乾季がおすすめ です。
キューバの通貨はペソ です。以前はペソの中にも観光客用とキューバ人用と2つの通貨が存在していたのですが、2021年には廃止され現在は統一されて分かりやすくなりました。
キューバで使用できるクレジットカードは、ビザカードもしくはマスターカードで、米国の金融機関以外で決済されるカードのみとなっています。
お店によってはクレジットカード自体が使えないお店も多いので、 現金を用意 することをおすすめします。
ユーロ、ドルなどから両替することも可能ですが、場所や情勢によってドルが使えなくなったりすることもあるので渡航の際は必ず最新情報をご確認下さい。
カラフルなクラシックカーやオープンカーが街中を走っている、ノスタルジックなハバナの街。
オールドハバナと呼ばれる 旧市街 にはフエルサ要塞や、 スペイン植民地時代の建築物 が今もなお残っており、革命家チェ・ゲバラや文豪ヘミングウェイゆかりの地などの見どころがあります。
旧市街に来たらまず訪れたいのが、 オビスポ通り です。土産物屋やカフェ、レストランが立ち並んでいる通りで、歴史を感じるコロニアル調の色鮮やかなかわいらしい建物も多く見られます。
フォトジェニックな通りを歩くだけでも楽しく、どこからともなく軽快なラテン音楽が流れ、街の雰囲気を存分に感じられるので散策におすすめです。
旧市街地の対岸に位置する カサブランカ地区 にはカバーニャ要塞・モロ要塞などの要塞群があり、旧市街を見渡すことができる展望スポットでもあります。
カバーニャ要塞で毎晩行われている大砲の儀式は特に観光客に人気です。 「ハバナ旧市街とその要塞群」は世界遺産 にも登録されています。
https://www.veltra.com/jp/latin_america/cuba/ctg/183159:Havana_WorldHeritage/?sid=1554
旧市街と新市街を結ぶ海沿いの大通り、マレコン通りを進んで行くと 新市街 にたどり着きます。
国の中枢機関が集中している場所であり、チェ・ゲバラやカミーロの壁画が印象的な 革命広場やホセ・マルティ記念博物館 などの見どころがあります。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10417576
キューバでは、 ラム酒の原料であるサトウキビ栽培が盛ん に行われ、ラム酒はキューバの代表的なお酒です。
ハバナ旧市街にある ラ・フロリディータ というバーはヘミングウェイが足しげく通ったと知られるバーで、観光客にも人気のスポットです。
ここでは ダイキリ のカクテルをぜひ!ラムの風味とライムの酸味が特徴の清涼感あるカクテルです。暑い夏にはフローズンダイキリがおすすめです。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10418276
また、もう1軒有名なバーが、 ラ・ボデギータ・デル・メディオ 。ここは モヒート が美味しいと評判で、さわやかなミントがキューバの気候とよく合います。ラム酒好きな方には、ハバナクラブ博物館もおすすめです。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10457353
キューバに滞在するなら カサ・パルティクラルと呼ばれる民泊施設 への宿泊も人気です。
カサとは、スペイン語で家を意味し、一般家庭の部屋の一部を観光客に貸し出しているため、暮らすように泊まることができます。
路地裏など分かりにくい場所にあるのが少々難点ですが、キューバの生活を体験したい方やキューバの人々と交流を持ちたい方に人気です。
政府からの許可がある家は、家の前や扉などに 船のいかりのような青色のマーク が記されています。
ハバナから140km東にあるイカコス半島に位置するリゾート地で、まるで青いインクを溶かしたかのような 青い海と真っ白な砂浜のビーチが20km以上 も続きます。
バラデロのビーチ沿いにはオールインクルーシブのリゾートホテルも多いことで人気です。
ハバナからはタクシーか長距離バスで約3時間 。人数が多ければタクシーの方がスムーズで楽です。
ハバナでは流しのタクシーもたくさん走っており、タクシーを捕まえるのは簡単ではありますが、長距離となると断られてしまうことも多いので、事前に予約し料金を確認しておくと安心です。
以前に私が行った際には、前日に直接タクシーの運転手にバラデロまでの交渉をしておき、ホテルまで迎えに来てもらうように頼みました。
タクシーと言えども年季の入ったクラシックカーだったため案の定、途中でタイヤがパンクするハプニングもあり、キューバ気分を感じながらの移動となりましたが、ドアツードアで行けるので一番楽に移動できます。
バスの場合は予定よりも遅れて来る場合が多いようなので、 移動日は時間に余裕を持ったスケジュールをおすすめ します。
バラデロでは、宿泊料、食事、飲食代などがあらかじめ含まれたオールインクルーシブと呼ばれる形式をとっているホテルが多く、お財布を気にすることなく充実した滞在が楽しめるのでおすすめです。
滞在したことのある、人気のメリアラスアメリカスというホテルを例に バラデロのオールインクルーシブホテル がどのような感じかご紹介していきます。
なお、こちらのホテルは18歳以上の大人のみ滞在可能なホテルで、ホテル内でゆっくりと優雅に滞在したい方向けです。リゾートホテルによっては年齢制限もあるので予約の際はご注意ください。
まず、チェックインすると リストバンド が渡され、チェックアウトまで着用し続ける必要があります。このリストバンドがホテル滞在者としての目印となっていて、滞在中に様々なサービスを受けることができます。
レストランも何か所かあり、インターナショナル、地中海、キューバ料理などのジャンルに分かれており、毎回 好きなところで食事を楽しめ、アルコール類もいつでもどこでも無料 です。部屋のミニバーにも飲み物が入っていて自由に飲むことができるのでとても便利です。
きれいなビーチでくつろぐだけでも充分なのですが、 毎日たくさんのアクティビティ が用意されています。
ビーチで行われるダンスレッスンやビーチバレー、ミニゲームの他、ホテル内ではライブミュージックやダンスショーなどが行われています。自由に参加できるので、ホテル内の滞在だけでも飽きることなく過ごせるのが魅力です。
スタッフもホスピタリティに溢れている人が多く、サービス面でも満足できることと思います。
https://www.veltra.com/jp/latin_america/cuba/a/158665?sid=1554
青い空にカラフルなノスタルジックな明るい街並み、キラキラ輝く海でカクテルを飲みながらくつろぐ時間は至福のひと時です。
ラテンの音楽がかかる陽気なキューバへ休暇の旅に出てみませんか。
余暇プランナー
元添乗員、元旅行会社勤務 国内・総合旅行業務取扱管理者 日本47都道府県&海外37か国の渡航経験があります。 バックパッカー、個人旅行、団体旅行、クルーズ旅行、短期語学留学、ホームステイ、ワーキングホリデー、インターンシップなど様々なかたちで海外旅行・海外滞在を経験してきました。 現在はギリシャ在住です。いろんな視点から旅行の楽しさをご紹介します!
【キューバ観光】ノスタルジックなハバナの街とカリビアンブルーのバラデロの海