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大空を気持ちよさそうに浮かぶ気球。
そもそも 気球はどういう乗り物か 、はたまた どうやって空を飛んでいるのか ご存じですか?
気球とは、 大きな風船(球皮)に空気より軽い気体を送り込み、その浮力で空中に浮かせて飛行する乗り物 です。
基本的に 「球皮」、「バーナー」、「バスケット」の3つで構成 されており、私たちは一番下に付けられたバスケットに乗って飛行します。
一言で「気球」と言っても 様々な種類 があり、大きく 4つに分類 されます。
球皮の中の空気をガスバーナーで暖め、その浮力で飛行する気球。
空気の温度を変化させることにより、空気の密度は変化します。暖かいと密度は小さくなり、冷たいと密度は大きくなります。そして、密度が小さいものほど軽くなります。
球皮内が暖められることにより、 球皮内の空気と外気に密度の差が生じ、その比重の差によって浮力が生まれる のです。
気球は、 火力の調節による上昇と下降のみができ、水平の移動はできません。
水平移動をするのに利用するのは 「風」 です。いわゆる 風の吹くまま気の向くまま… 。まるで寅さんのようですね♪
逆に言えば、熟練のパイロットの 風を読む力が必要不可欠 ということです。そう、ナウシカのような風使いの力が…。
日本では、 一般的に「気球」と言うとこの「熱気球」を指します。
また、熱気球で世界的に有名なのはトルコのカッパドキア。天に無数に舞う熱気球の映像を見たことがある方も多いのでは?
縁日のヨーヨーみたいで可愛いですね♪
空気よりも軽い 水素・石炭ガス・ヘリウムガスなどの気体を球皮に注入して浮かせる気球。
熱気球とガス気球の機能を併せ持った気球。 数週間の飛行も可能。
水素やヘリウムガスなどの気体を球皮に注入 し浮力を得ます。 エンジンやプロペラ、方向舵が付いており、空中を自由に航行 できます。
気球体験は 年間を通していつでもできます 。
春は 空からお花見 、夏は 真っ青な空に吸い込まれ 、空気の澄んだ秋は 彼方の景色を眺めては物想いにふけり 、冬は 銀色に輝く幻想的な峰々を見下ろす …。
全ての季節にそれぞれの良さ があります。もはや全部良いので、お好みでどうぞ!!
せっかく気球体験をするなら 最高の景色を堪能したい…! そんなあなたにとっておきをご紹介!
場所は長野県安曇野市。 様々なアクティビティを提供する「安曇野气船」 。
北アルプスに抱かれた自然豊かなこの街で、 3000m級の山々を間近に望む国内トップクラスの熱気球体験 ができます!
https://www.azuminokisen.com/
フリーフライトとは「これぞ気球!」というべき 風まかせで自由に飛ぶフライト 。そう、寅さんですね。 高度は500mから1,000m以上。 憧れの 空中散歩 が楽しめます♪
安曇野气船のフリーフライトは 冬限定 。
雪を被った荘厳な北アルプスが迫る中、遠くには南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳が望めます。 運が良ければ 美しい雲海 や 幻想的なブロッケン現象 が拝めることも!
「うわあ、朝早いなあ…」と思われたあなた。 気球の朝は早い のです!
気球は風に左右されます。太陽が昇り地面が温まると風が出やすくなり危険度が増します。
そのため、 風が穏やかな早朝や、夕方に行われることが多い のです。
https://www.azuminokisen.com/?page_id=1770
※本数の少ない路線のため、必ず時刻表をご確認ください。2023年2月現在、松本方面からの電車で朝6時に集合場所に間に合う電車は出ていません。
▼その他の詳しい情報はホームページをご覧ください!
https://www.azuminokisen.com/?page_id=6
熱気球のフリーフライト以外のもう一つの飛び方、それが 「係留フライト」 です。 地上と熱気球をロープでつなぎ浮遊します。
30mほどの上昇 で 美しい安曇野平 が楽しめます。「フリーフライトはちょっと怖い」「気軽に体験したい」「小さな子どもと一緒に乗りたい」方などにおすすめ!
ちなみに 「アルクマ」とは長野県のPRキャラクター。2019年のゆるキャラグランプリ王者です。
クマなのに寒がりでいつも頭に被り物をしているアルクマは、ちびっこに大人気。 体重はリンゴ70個分 だとか。キティちゃんの体重はリンゴ3個分らしいので、やはりクマは大きいですね。
https://arukuma.jp/about
「アルクマ熱気球係留飛行」では、そんな アルクマの顔がプリントされた可愛い熱気球 に乗れちゃいます!
▼その他の詳しい情報はホームページをご覧ください!
https://www.azuminokisen.com/?page_id=22
「安曇野气船」では、足元が不安定な ハイヒールは不可 です。 歩きやすいスニーカーなどがおすすめ 。
特にフリーフライトでは雪原や草地から気球に乗り込むため、 汚れてもいい靴がベスト です。
上のバーナーからススなどが落ちてくる場合があるので、 汚れてもよい服装 で参加しましょう。
また、炎が意外と熱く感じるので、 帽子 を持参すると良いです。
フリーフライトは、冬の早朝なので寒いだろうと思われる方が多いですが、バーナーの炎の暖かさもあるため、そこまで地上と体感温度は変わらないようです。
しかし念のため、 暖かく、体温調整しやすい服装 にしておくと良いです。心配な方はポケットに カイロ を忍ばせておいてください。
また、朝陽が眩しい場合があるので、 サングラス を持って行くと役に立つでしょう。
係留フライトとフリーフライト。どちらに興味を持ちましたか?
どちらもきっと 新しい体験ができる ことでしょう!
さあ、2023年。北アルプスの熱気球旅で、 スペシャルな思い出 を作ってください♪
余暇プランナー
元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。
【長野県】空のお散歩!「安曇野气船」で熱気球アドベンチャーを満喫♪