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電車やバスなどの交通網が発達している関東では、車を持っていないという方も多いのではないでしょうか?
秋に紅葉を楽しむために、必ずしも車が必要ではありません。 公共交通機関を利用して行ける、アクセス抜群の紅葉スポットを紹介 します。
都心から電車で1時間ほどの場所に位置する高尾山 は、言わずと知れた紅葉スポット。自然に包まれた光景は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
高尾山の中でも、山頂の「 もみじ台 」や庭園のある「 薬王院 」など、様々な場所で紅葉を楽しめます。ケーブルカーやリフトを使えば、ふもとから中腹まで移動できるので、目的にあわせて利用しましょう。
高尾山では、毎年紅葉シーズンに「 高尾山もみじまつり 」が開催されています。ステージイベントや抽選会などがおこなわれるので、事前にチェックしておきましょう。
明治神宮外苑といえば、 146本におよぶイチョウ並木が有名 です。明治神宮外苑から青山通りまで、美しいイチョウの木が並んでいます。この146本で構成されたイチョウ並木は、大正12年に1600本の中から選ばれ、樹形を整えてできたものです。
見頃の11月中旬になると、 300メートルにわたって黄色く染まったイチョウの木が広がります 。黄色い落ち葉が地面いっぱいに敷きつめられている様子は、一度は見る価値があるでしょう。駅からすぐの好立地なので、アクセスは抜群です。
イチョウ並木の黄金ロードは、都内だけでなく全国から訪れる方がいるほどの絶景です。都会にいながら存分に秋を感じられる、貴重なスポットといえるでしょう。
素敵な紅葉スポットがあるのは、当然東京だけではありません。自然豊かな日本では、全国各地で四季折々の光景を見ることができます。
東京を除いた埼玉、千葉、神奈川、栃木、茨城の紅葉スポット を、それぞれピックアップしてみました。皆さんの身近にも、穴場の紅葉スポットがあるかもしれません。
自分が住んでいたり隣接したりしている都道府県の紅葉スポットを、ぜひチェックしてみましょう。
埼玉県の紅葉スポットといったら、秩父市の中津峡は外せません。奥秩父に位置する中津峡は、塩沢集落から中津川集落にかけて中津川が流れる渓谷です。 季節ごとに違った景観を楽しめ、埼玉県の名勝地に指定されています。
持桶トンネルの手前にある「 女郎もみじ 」は、樹齢300年以上。突然現れた2人の男女が舞い踊った姿が、そこにある2本のもみじに重なり、「 女郎もみじ 」と呼ばれるようになりました。
市街地からは距離がありますが、その分日常から離れて、思う存分秋を感じられます。 公共交通機関を利用する際は、秩父駅から西武観光バスに乗るのがおすすめ です。近くに駐車場はないので注意しましょう。
https://chocotabi-saitama.jp/spot/34426?back=1
成田山新勝寺大本堂の奥に広がる成田山公園は、東京ドーム3.5個分の広さを誇る庭園です。 新勝寺に訪れる方は多いですが、その奥にまで足を運ぶ観光客は比較的少ないため、穴場スポットになっています。
公園内には、松尾芭蕉と高浜虚子の句碑や、6000点以上のコレクションが収蔵されている成田山書道美術館もあります。時間がある際は、ゆっくりと「 芸術の秋 」を堪能してみてはいかがでしょうか。
成田山公園では、秋になるとモミジやイチョウが色づき、美しい景色を鑑賞できます。自然を感じながら庭園を散歩すれば、清々しい気分になること間違いなしです。池や滝など水辺が多く、静かで落ち着いた空気がただよっています。
箱根強羅公園は、フランス式庭園や植物園がある公園です。2013年には、国の登録記念物に登録されました。 雰囲気のあるお洒落な庭園は、恋人とのデートにもぴったり。
ほかの紅葉スポットと違って、入園料が有料で開園時間も決まっていますが、公園内で見られる四季折々の植物は、目にする価値がある美しさです。公園中央の噴水池や茶室「 白雲洞茶苑 」の周囲には、モミジが植えられています。
箱根の強羅地区は温泉地として有名 です。箱根強羅公園で紅葉を楽しんだ後は温泉で汗を流し、贅沢な時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
https://www.hakone-tozan.co.jp/gorapark/
足利市にある織姫公園は、さくら、つつじ、そしてもみじなど、四季折々の景色を楽しめます。公園内にあるもみじ谷は、その名の通りたくさんのもみじが見られるスポットです。その数はなんと約1000本。
たくさんのもみじが赤く染まっている様子は、非日常で幻想的な光景 です。 もみじ谷の紅葉は、毎年11月中旬から12月初旬が見頃になっています。
また、織姫公園では富士山や赤城山、関東平野を一望できます。見晴らしのいい景色を眺めたら、悩みや嫌なことを忘れられるかもしれません。天気のいい日にハイキングで訪れるのもいいですね。
https://www.orihimejinjya.com/entry26.html
笠間市にある愛宕山はかつて岩間山と呼ばれていて、天狗が出るといわれていました。「 岩間山の十三天狗 」の話は、地元の方なら誰もが知っているほど有名です。そんな伝説が残る愛宕山では、11月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃をむかえます。
愛宕山と連なっている吾国山とあわせたハイキングコースは、 茨城百景に選定 されています。紅葉だけでなく桜の名所としても有名なので、季節ごとに訪れたいスポットです。
また、山頂付近には愛宕神社があり、日本三大火防神社として知られています。話題に事欠かない愛宕山で、家族や恋人と思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
秋になると、赤や黄色に染まっていく、モミジやイチョウ。関東には、そんなグラデーションを楽しめる紅葉スポットがたくさんあります。
電車やバスでアクセスできるスポットから、知る人ぞ知る穴場スポットなど、日本は自然に恵まれています。
紅葉スポットでゆっくりした時間を過ごし、家族や恋人と季節の変化を感じてみてはいかがでしょうか。
余暇プランナー
フリーランスのWebライター。1997年生まれ。新潟県出身。現在東京都在住。旅行・イベントをはじめ、幅広いジャンルの記事を執筆中。国内・海外問わず旅行が好きなので、多くの場所へと足を運びたいと考えています。新しい知識を学び続け、わかりやすく情報を発信できるよう心がけています。趣味は読書・映画鑑賞・チェス。
<関東>2022年最新!車がなくても大丈夫♪ 公共交通機関で行ける穴場紅葉スポット7選