- 週間ランキング
クオッカは、別名「クオッカワラビー」と言う名のワラビーの一種です。体長は40〜50cm、体重は3.5〜4.5kgほどの小型の動物で、カンガルーと同じ有袋種。夜行性で、夕方前から翌朝に活発に活動することが多いですよ。
クオッカは、顎の筋肉が発達し、口角が上がっているため、常に笑っているように見えます。このことから 「世界一幸せな動物」とも言われています。
また、オーストラリア南西部にのみ生息しており、絶滅危惧種にも登録されている貴重な動物です。ロットネスト島では、1万頭以上のクオッカが住んでおり、島のあちこちで可愛い姿を見られますよ。
ロットネスト島は、オーストラリア南西部の都市「パース」の沖合から約1kmのところにある島です。パースのいくつかの港からは、フェリーでたったの25分。島の大きさは東京ドーム約4倍ほどの小さな島で、自転車で島をぐるりと周れるほどですよ。
ロットネスト島は、絶滅危惧種のクオッカが住む島ということもあり、 政府によって自然環境保護が行われています。 一般車の乗り入れはできず、島へ行く際は入島料金がかかります。島では、巡回バスや自転車で観光できますよ。
きれいな海や野生動物など、手つかずの自然が残されている美しいロットネスト島。文化遺産を散策したり、きれいなビーチを歩いたりとさまざまな過ごし方ができるでしょう。
そんなロットネスト島のベストシーズンは10月〜4月ごろ。多くの観光客が可愛らしいクオッカに会いに来るためにやってきます。
https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d45374.63468786004!2d115.48102908695674!3d-32.00618215489113!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x2a2d5750a566b7fd%3A0x504f0b535df5020!2z44Kq44O844K544OI44Op44Oq44KiIOOAkjYxNjEg6KW_44Kq44O844K544OI44Op44Oq44Ki5beeIOODreODg-ODiOODjeOCueODiOODu-OCouOCpOODqeODs-ODiQ!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1711613765706!5m2!1sja!2sjp
ここでは、クオッカと会える場所や写真撮影について説明します。
ロットネスト島でクオッカと出会える場所は、以下のような場所です。
小さな島に1万頭生息しているので、普通に島を散策していれば会えますよ。
他にも島のさまざまなエリアで会えるので、ぜひ参考にしてみてください。
ロットネスト島に来たら、クオッカを見るだけではなく写真を撮りましょう。クオッカは好奇心旺盛で人に慣れているので、クオッカが近づいてきたら、セルフィーを撮るチャンスですよ。
ただ、笑っているように見える表情が特徴的なクオッカですが、その笑ったような顔をうまく写真に収めるのは意外と難しいです。そのため、以下のポイントに注目してみると、素敵な写真が撮れるかもしれません。
クオッカを上手に撮影する方法はたくさんありますが、おすすめは写真ではなく、動画モードで撮ることです。動画であれば、一瞬の瞬間を逃さず撮影できますよ。
また、笑顔のクオッカを撮りたい場合は、クオッカがカメラを見上げたり、首を伸ばしたりする瞬間を撮れば、可愛らしい笑顔が写っていること間違いなしでしょう。
クオッカと写真撮影をする場合は、注意しなければいけない点がいくつかあります。法律にも関わる大事なポイントもあるので、忘れないようにしましょう。
1つ目は、なでる・抱っこするなどクオッカを触る行為を決してしないことです。 あまりの可愛さに触りたくなるかもしれませんが、保護の観点から、触ることは法律で禁止されています。触った場合、罰金を課される場合もあるため、注意してください。
2つ目は、餌をあげてはいけないことです。 写真を撮りたいからと餌で引き付ける行為は禁止です。ただし、クオッカの食べ物である葉っぱを与えて、その瞬間を写真に収めるのは問題ありません。
3つ目は、クオッカと接する際は静かにすることです。 クオッカは臆病な生き物であるため、こちらが静かにしていることでクオッカ側から寄ってきてくれるでしょう。また、写真を撮る際はフラッシュ撮影もストレスとなってしまうため、刺激を与えないようにしてくださいね。
ここからは、自然豊かなロットネスト島のおすすめ観光スポットや、アクティビティについて紹介します。
ピンキービーチは、 島の北側にある白い砂浜が輝くビーチ です。
透き通った海と白い砂浜は、息をのむような美しさ。水泳やシュノーケリングで楽しむ人が多いですよ。ビーチの隣には、白く輝くバサースト灯台があり、海と砂浜、灯台のコラボレーションは幻想的な絶景を生み出しています。
https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d13535.8102228413!2d115.52942424171967!3d-31.989301584039104!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x2a2d5a73c6ea17c5%3A0xcb9f19f8bb3b6998!2z44OU44Oz44Kt44O844O744OT44O844OB!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1711613800085!5m2!1sja!2sjp
リトルサーモンベイは、 穏やかで美しいビーチ です。
こちらの海は波が穏やかで、砂浜はサラサラと柔らかいためのどかな空気が流れています。晴れた日には、ゆったり散歩するのもよいでしょう。時には、クオッカが姿を現すこともありますよ。
https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d13882.794430518934!2d115.51824986697522!3d-32.02236800607142!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x2a2d5a5442996ffd%3A0x9032cfa0949b90f8!2z44Oq44OI44Or44K144O844Oi44Oz44OZ44Kk!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1711613822804!5m2!1sja!2sjp
ワジャマップ灯台は、 島の真ん中にある丘に立っている、白く美しい灯台 です。
灯台のある丘では、白く輝く灯台と真っ青な海の眺めが楽しめ、絶景スポットとなっています。特に夕暮れ時には、灯台とオレンジに輝く海が幻想的で、非日常的な感覚を味わえるでしょう。灯台へ行く道は起伏があり、自転車や徒歩でアクセスするのは難しいため、島を巡回するバスを利用していくのがおすすめです。
https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d2835.8751783382168!2d115.50250988564038!3d-32.007458627675796!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x2a2d5a725d73b5cd%3A0x3b8cc031ea4979cc!2z44Ov44K444Oj44Oe44OD44OX54Gv5Y-w!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1711613848549!5m2!1sja!2sjp
ロットネスト島では、 9月〜11月にかけてホエールウォッチングができます。
約2か月という限定的な期間ですが、ザトウクジラを間近で観察するウォッチングツアーに参加できますよ。多くのツアーは海洋科学者による生解説付きであるため、観察しながら、クジラの生態について知識を深められるでしょう。
今回は、世界一幸せな動物であるクオッカに会える、ロットネスト島について紹介しました。
クオッカと写真撮影ができたり、美しい自然が見られる場所があったりとロットネスト島にはさまざまな魅力がありますよね。
クオッカに会ってみたいと思っている方は、この記事を参考に、ぜひ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
https://www.veltra.com/jp/oceania/australia/perth/ctg/1595:1595/?sid=1554
余暇プランナー
旅を心から愛する、緑茶の県出身のフリーランスライターです。好奇心旺盛なので、普段は思い立ったらふらっとどこかに出かけています。海外13か国、国内20都道府県に行ったことがあり、旅行では自然・建築物・グルメなどを楽しむことが多いです。夢は、世界一周をしながら旅ライターとして活動すること!私の書いた記事が皆さんの旅行やお出かけに役に立ったら嬉しいです♪
【オーストラリア】世界一幸せな動物「クオッカ」に会えるロットネスト島|注意点や観光スポットもご紹介