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普通のアメリカ旅行には飽きてしまった方、何か面白い光景、怖いもの見たさな心をくすぐられるような景色を見たい方は、ぜひこんな場所を訪ねてみてください。きっと自分の中に眠っていたクリエイティビティが覚醒しますよ。
ルート66は有名ですが、テキサス州のアマリロ郊外にあるインスタレーションもとても印象的です。「キャデラック・ランチ」はなんと キャデラックが10台、地面に突き刺さって います!これは1974年にアマリロの大富豪がオーナーとして建設されたモニュメントです。なんと、落書き自由なので毎日やってくる観光客によってどんどん色んな落書きがされていき、デザインも日々変わっていきます。ここに大きな夢、目標を書くのもいいですね。テキサス方面に行くことがあれば、ぜひ塗料を持参してこの落書きに参加してみてください。
こちらもテキサスで、なんと 砂漠のど真ん中にプラダの店舗 が!実際の店舗ではありませんが、絶好のフォトスポットです。このアート作品があるマーファという街はテキサスの空港から車で約3時間の砂漠にあります。人口は1,900人ほどで、車で30分にて街を一周できます。陸の孤島ともいわれるくらいアクセスが悪く田舎なのですが、町全体がアーティスティックでとてもおしゃれだと観光客に大人気。アートギャラリーがたくさんあり、おしゃれなお店が狭い範囲にひしめきあっています。そんな街の入り口にあるこのプラダの模擬店舗には、店員さんもおらず周りには砂漠しかありません。お店で買い物はできませんが、面白い写真は撮れそうですね。
https://www.pradagroup.com/ja/perspectives/excursus/prada-marfa.html
昔墜落したUFOが運び込まれた街の近くを通る UFOマニア には有名な375号線は、通称“ETハイウェイ”として有名です。UFOマニアたちが年中訪れますが、近辺は本当に何もないゴーストタウン。エリア51と呼ばれるこの一帯はアメリカ空軍の管理下にあり、秘密だらけでとても謎の多い場所でもあります。そのミステリアスさもまた興味をそそります。エイリアンリサーチセンターはそんなETハイウェイ沿いにあり、UFOグッズやエイリアングッズが販売されています。周囲のミステリアスな街も含め、宇宙人やUFOが好きな方にはたまらないスポットかもしれません。
https://www.alienresearchcenter.com/
世界で一番古く、かつ営業中のマクドナルドはカリフォルニア州にあります。今や100以上の国と地域に40,000近くの店舗を構える、世界一のファストフード店の歴史を感じる味わい深い外観です。今のマクドナルドとはデザインが全然違う看板とキャラクター。 店舗はレトロですが、商品は買える のでぜひ訪れてみてください。
販売商品は普通のマクドナルドと同じです。マクドナルドの歴史を事前に少し知っておくと面白さもひとしお。映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』を見ればその歴史を少し知ることができます。筆者もこの映画は見ましたが「0を1に変える人」そして「1を100に変える人」の違いが見れてとても面白い作品だったのでおすすめです。
https://www.youtube.com/embed/erU-4M1VxNc?si=HAPqJ5LgAjtC06rj
その名のとおり、クラウン(ピエロ)だらけのモーテルです。スティーブン・キングの映画『IT』に出てくるようなクラウンだらけで、すぐ隣には墓地もあります。こんなにも気持ち悪いのに 満室なことが多い のだとか。度胸試しをしたい、ゾクゾクしたいという人にとってはたまらなく面白い場所なのかもしれません。ピエロ好き、ホラー好き、奇妙な空間で一夜を過ごしてみたいという方は一度泊まってみてはいかがでしょうか。
https://www.theclownmotelusa.com/
一見ただの豪邸ですが、よく見るととても奇妙な屋敷がカリフォルニアにあります。普通の家なのになんと部屋は160もあり、ドアの数は2,000、窓の枚数が10,000という驚くべき数が並ぶ普通の家では考えられないつくり。
ウィンチェスター家は銃やライフル産業で栄えた家系で、このミステリーハウスの家主でもあります。ウィンチェスター家の妻でもあったサラ・ウィンチェスターが、夫の死後あまりに不運が続くので占い師に相談しました。すると「ウィンチェスター家が作り出した銃やライフルなどの武器のせいで、死んだ人々に呪われているからだ」と占い師に言われ、さらに「アメリカの西部で24時間365日休まず家を作り続けなさい。そうしないとあなたは死ぬ。」と言われ、信じたサラはこれを実行しました。サラが亡くなるまで毎日、家が増築され続けていった結果が、このミステリーハウスです。
現在は観光地になっており、建物内もツアーで見ることができます。アンティークな家具やステンドグラスが美しく、一見の価値ありです。
https://winchestermysteryhouse.com/
アメリカの珍百景をご紹介しましたが、今度はアメリカの珍グルメも見てみましょう。食べるのには少し、勇気が必要かもしれません…。
アメリカやカナダでも食べられている珍味で、 牛の睾丸 の皮を剥き、小麦粉と塩胡椒をまぶして油で揚げたもの。前菜としてカクテルソースをつけて食べます。子羊や豚の睾丸で作ることもあるのだそう。日本ではほぼ見ない食材での料理ですが、スタミナやパワーはつきそうですね。
アメリカ南東部の州で有名な料理です。 カメが多い地帯 で、珍しい料理でもないそう。肉の風味が強いので、ハーブとスパイスのトマトソースによく合うようです。日本では亀を食べる習慣が一般的ではないので、アメリカに行ったら試してみてもよいかもしれません。亀は万年、の亀を食べれば体が元気になり長生きできるかもしれませんね。
名前に反して卵は入っておらず、ミルクと炭酸水とチョコレートシロップを混ぜて作ります。昔、新鮮な卵が手に入りにくかった時代にニューヨークでミルクシェーキのかわりの ごちそう になったそうで、1900年代にとても人気があったそうです。筆者はアイスクリームが溶けた、クリームソーダを思い出しました。これは自分でも簡単に作れそうですね。
アメリカ旅行、普通の観光地はつまらない!という方も、珍しい場所に行けば新たな発見がきっとあるはずです。アメリカのちょっとニッチな旅、ぜひ楽しんでみてください。
https://www.veltra.com/jp/north_america/?sid=1554
余暇プランナー
元CAで、旅行やお出かけが大好きです。Webライターのほかにテレビ番組や映画の脚本を書いたり、絵をかいたりもしています。 いつも感動を求めて生きており、感動が原動力です。おしゃれをして出かけたり美味しいものを食べに行くのが趣味で、自身のSNSには美味しいものや好きなファッション、お気に入りの場所やものなどを載せています。高校野球が好きすぎて、推しのチームの地方大会の試合から見ています。
【アメリカ珍百景】ちょっと見てみたいスポット6選と珍グルメ3選