日本が冬本番を迎える頃、人気の海外旅行先・韓国も1年で最も寒いシーズン。

ソウルなら、極寒でも楽しめるスポットがいっぱいあり、1・2月は年末年始を除いてリーズナブルに旅行を楽しめる時期でもあります。

今回は、真冬のソウルを満喫する方法をご紹介します!

真冬のソウル旅行をする前に知っておきたいこと

韓国の冬(12月~2月)の気候は?

真冬の韓国は、乾燥した大陸高気圧の影響で寒さが厳しく、 日中でも零度以下にとどまることが多い です。

12月から本格的に雪が降り始め、 寒さが最も厳しい1月になると朝晩はマイナス10℃~マイナス15℃ まで気温が下がり、外にでると身が締め付けられるような感覚。

2月も厳しい寒さが続きますが、比較的雨が少なくカラっとしているので、観光はしやすい でしょう。

韓国の冬の街の様子とおすすめの過ごし方

韓国の冬は、 室内はオンドルや暖房が効いており、温かくなっていま す。駅直結のショッピングモールも多いので、快適にショッピングが楽しめます。

また、 明洞や東大門などの観光地の地下にはそれぞれをつなぐ通路もあるので、利用するのがおすすめ。

韓国式スーパー銭湯・チルジバンや韓国式伝統サウナ・ハンジュンマク、オンドル席のあるカフェなどは、冷え切った体を芯から温めてくれるので人気です。

また、日本と同じように忘年会や新年会が行われ、温かい鍋を楽しめるお店が増えるので、冬ならではのグルメを楽しみましょう。

冬季限定の野外スケート場やスキー場などもオープンするので、アクティブ派におすすめですよ。

真冬の韓国旅におすすめの服装は?

真冬の韓国旅には、 ダウン素材のロングコート、厚手のマフラーや手袋、耳当て、帽子は必須 です。

また、 靴はムートン素材のくるぶし丈以上あるブーツがおすすめ。

1月は、さらに ヒートテックインナーなどの温かいインナーや裏起毛のタイツ、カイロを用意しましょう。

また、現在は感染症対策のためにもマスクは手放せませんが、寒さを予防する意味でも 2重にマスクをつける などがおすすめです。

2月後半になると、日中の寒さが少し和らぎます。とはいえ、まだまだ寒さが厳しいので、基本のアイテムは必要。 タイツは80デニール程度がおすすめ です。

寒さ対応グッズは、 日本から持参せずに現地で調達する のも良いでしょう。日本よりもバリエーション豊富で、リーズナブルに購入できることも多いですよ。

真冬の韓国旅行で注意したいことは?

真冬の韓国は気温が氷点下になることが多く、道が凍結していることが多いです。

特に、店舗の前に敷かれているマットの上が凍っており、マットごと滑ってこけてしまうなどと言うことも。

特に ソウルの観光地は、坂が多いので滑りやすいので、ブーツの裏にしっかりとしたすべり止めがあるものを履く ようにしましょう。

また、 スマートフォンやカメラなどの電子機器は、あまりにも低い気温にさらされると故障することも多い です。零下の外気に触れないように、 布に包んで持ち歩く などの工夫が必要です。

飲食店に入った時、席が選べるのであれば窓側や入口を避けて座りましょう。窓側や入口になってしまった場合は、コートを脱がずに過ごすのがおすすめです。

ブランケットを用意してくれているカフェなども多いので、寒い時は利用しましょう。

気温が低い日や雪の日は、道でタクシーを捕まえるのに一苦労と言うことも多いです。 ホテルやお店でタクシーを予約してもらうか、地下鉄を利用しましょう。

冬の韓国は、日本以上に乾燥しています。 ホテルでは加湿器を借りるか、濡れたタオルを部屋干しするなどして乾燥対策 をしましょう。保湿クリームなども普段よりもしっかりと塗るようにしましょう。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/seoul/?sid=1554

真冬のソウルならではの魅力

寒さの厳しい真冬のソウル。そんな真冬のソウルの魅力をご紹介します。

冬ならではの韓国グルメ

韓国の冬は、海の幸が旬を迎え、イチゴの糖度が高くなり美味しい季節。

そんな冬のソウルで味わいたいグルメをご紹介します。

アンコウ

冬は、アンコンの身がふっくらするベストシーズン!

アンコウは蒸し煮や鍋で食べられることが多く、アンコウとたっぷりの豆もやしを甘辛いソースで蒸して煮た蒸し煮は、ぜひ味わいたい絶品です。

ソウル市内の仁寺洞(インサドン)の 「楽園洞(ナグフォンドン)うまいもの横丁」の一角にアンコウ専門店が集まっている ので、ぜひ訪れてみてください。

【楽園洞うまいもの横丁】

  • 住所:ソウル市鍾路区楽園洞
  • アクセス:地下鉄1・3・5号線チョンノサンガ駅5番出口から徒歩約2分

https://www.konest.com/contents/hot_report_detail.html?id=2575

タラ

冬になると、たっぷりの白子をお腹に抱えるタラの鍋「テグタン」もおすすめ 。ピリ辛スープが多いですが、辛くないものもあります。

ソウル駅から近い龍山(ヨンサン)エリアには、 「三角地(サムガッチ)テグタン通り」と言うテグタンの老舗が集まる通りがあり、美味しいテグタンをリーズナブルにたっぷりと楽しめますよ。

三角地テグタン通り

  • 住所:ソウル市竜山区漢江路1街
  • アクセス:地下鉄4・6号線サムガッチ駅1番出口すぐ

https://www.konest.com/contents/hot_report_detail.html?id=2282

イチゴスイーツ

冬から春にかけては、イチゴの糖度が高く、甘くて美味しい季節 です。

イチゴの美味しいスイーツを楽しめるカフェも豊富!ソウルのおすすめのカフェをピックアップしました。

peony(ピオニー)

こちらは、 甘さ控えめのイチゴショートケーキが人気のカフェ

ふんわりと軽いスポンジの間に厚くスライスされた甘いイチゴと、あっさりとした生クリームが挟まれた上品なスイーツ。

ケーキ好きだけでなく、甘いものが苦手という人にも好評 です。

  • 住所:ソウル特別市麻浦区延南洞366-19
  • アクセス:地下鉄2号線弘大入口から徒歩約12分

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=8568

望遠洞ティラミス本店

オーナーがイタリアを訪れた時に味わったティラミスに感動し、韓国でも本場のティラミスを味わってほしいという想いから開いたお店です。

フルーツを使用したカップのティラミスが可愛く、SNS映え抜群と話題 になっています。

ティラミスは、毎日400個の当日に作ったものだけを販売するこだわりで、定番のオリジナルティラミスのほか、季節のフルーツ使用した季節限定品が並びます。

カップの中には、スポンジやフルーツもたっぷり入っておりボリューム満点! カスタードクリームと苺が飾られた「イチゴティミス」は、お店の一番人気 ですよ。

  • 住所:ソウル特別市麻浦区望遠洞399-36
  • アクセス:地下鉄6号線望遠駅2番出口から徒歩7分

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=18262

ソウル冬の定番!市庁前でアイススケートを楽しもう

ソウルの中心部・市庁エリアの恒例イベントとして、毎年特設アイスリンク「ソウル広場スケート場」がオープンします。

期間中は、スケート教室やイベントが開催されるほか、夜はライトアップがおこなわれてロマンチックなムードに!

ソウルの街を眺めながらスケートを楽しめる、観光客にも人気のスケートリンクです。

料金が安く、気軽に利用できるのもうれしいポイント ですよ。

ソウル広場スケート場

  • 住所:ソウル特別市中区太平路1街31
  • アクセス:地下鉄1号線市庁駅5・6番出口すぐ
  • 料金:1時間1,000ウォン(スケート靴レンタル料金含む)
  • 営業時間:月~木10:00~21:30、金~日10:00~23:00
  • 定休日:無休

https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=2513

冬ならではのソウルで素敵な冬の旅を!

真冬は、リーズナブルにソウル旅行が楽しめる穴場シーズン!

寒さは厳しいですが、美味しいグルメやこの季節だけのイベントなどもあり魅力たっぷりです。

寒さ対策などは万全に、真冬のソウル旅行で素敵な冬の旅を楽しんでくださいね。

出典・参考


pomekko

余暇プランナー

フリーライターのpomekko(ポメっこ)と申します。アパレル業界、ネイリストの経験を持ち、旅とおしゃれ、美味しいものが大好き。今はガレットとクレープにはまっています。奈良在住ですが、大阪・京都に詳しく、休日は大阪や京都にいることが多いです。みなさんが、「楽しそう」「参考になった」と思ってもらえる情報を発信できるよう頑張ります。

【韓国】極寒ソウルを楽しむ旅!真冬のソウルの魅力&おすすめの過ごし方

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【韓国】極寒ソウルを楽しむ旅!真冬のソウルの魅力&おすすめの過ごし方