- 週間ランキング
北海道と聞けば大自然!とイメージされる方も多いことでしょう。帯広・十勝エリアも例外ではなく、広大な敷地を生かした大自然を感じられるスポットが多数存在します。
その中でも、観光で気軽に訪れることのできる人気の場所をご紹介いたします。
ナイタイ高原牧場は上士幌町にある、日本最大の公共牧場で総面積約1,700ヘクタール、東京ドームに概算すると358個分の広大な敷地を持つ牧場です。
広大な敷地の中では、優雅に生活をする約2,000頭もの牛たちの放牧の様子を観察することができます。牛たちが生活する、緑に覆われた牧草地帯の景色は圧巻の一言です。
広い敷地内の頂上には、「ナイタイテラス」と呼ばれる施設が営業をしています。こちらの建物は足元から天井まで伸びる全面ガラス窓が特徴で、室内にいながら牧場内の素敵な景色を鑑賞できます。
テラスの中ではレストランも併設されており、ナイタイ和牛のローストビーフ丼やソフトクリームといった酪農地帯ならではの地産地消にこだわったメニューをお楽しみいただけます。
また、テラスまでは入口ゲートから約7キロ。到着までの過程も、車窓に見える牛たちの様子を見ながらドライブを楽しむことができますよ。
自然と共創し1,000年後の未来にも素敵な自然を残すことをコンセプトに、総面積400ヘクタール(東京ドーム85個分)の広さを持つ広大な土地で、様々な手段で自然と触れ合うことのできる場所が十勝千年の森です。
敷地内には様々な見どころがあり、最初にご紹介したいのが「Hokkaido Garden」です。合計5つのエリアに分けられた庭園は、日高山脈と波打つ芝生が大自然の迫力を間近で感じさせてくれる「アースガーデン/大地の庭」や、川のせせらぎや鳥の声が響き渡る「フォレストガーデン/森の庭」など見どころが盛り沢山です。
どのガーデンも、有名デザイナーが手掛けており他では出会うことのできない素敵な景色を堪能できます。
また、 施設内では様々なアクティビティ体験も可能! 大自然の中を爽快に走るセグウェイガイドツアー、馬に乗りながら森の中を散策するネイチャーホースライディング、雨の日でも楽しめる十勝ナチュラルチーズ作り体験など家族や友人と参加すれば思い出づくりにも最適です。
緑ヶ丘公園は帯広市を代表する総合公園。50.5ヘクタールの広大な公園内には、百年記念館や美術館、テニス場や子どもたちが楽しめる数多くの遊具がある「児童遊園」など大人から子供まで楽しめる施設が充実しています。
最初にご紹介するのは、2014年に世界ギネス記録を樹立したこともある「400メートルベンチ」です。一直線に伸びるその様子は、どこまでも通じるような不思議な光景となっています。
家族連れには、子供向け遊具が設置された児童遊園がおすすめ! こちらには、ジャングルジムなど合計15個の遊具が設置され、体を使った遊びを思う存分満喫できます。夏場にはじゃぶじゃぶ水路で水を使った遊びも可能です。
また公園内には白樺を始めとする様々な植物が植えられ、四季折々で景色が豊かに移り変わります。景色を眺めながらお散歩するだけでも、十分に楽しむことのできる公園です。
帯広駅から車で4分
食の宝庫と言われる北海道でも、帯広・十勝は酪農や農業が盛んな地域でその土地で採れた新鮮な食材を生かしたおいしいグルメが多数!
この章では、お食事、スイーツ、屋台グルメなど地元民にも人気のスポットをご紹介いたします。
帯広に訪れたら絶対に食べたいB級グルメといえば、甘辛いタレを絡めた豚肉とご飯との相性が抜群の豚丼!帯広市内には豚丼の専門店が多くありますが、その中でも 「ぶた丼のとん田」は雑誌やテレビなどでも取り上げられる老舗の名店 です。
こちらのお店のこだわりは、ほとんど全ての工程を手作業にこだわり丁寧に調理をしている点です。特にお肉は最高の状態で食べられるよう、柔らかい部分のみを丁寧に手切りしています。
ぶた丼のお肉は、ロース、ヒレ、バラの3種類から選択可能。おすすめは、2種類のお肉の味を楽しむことのできる「ロース・バラ盛り合わせ」です。
また、ぶた丼の味の決め手となるタレはとん田秘伝のものを使用しており、他の店では味わうことのできない極上の仕上がりとなっています。
北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」の発祥の地が帯広であることは皆さんご存知でしょうか?
帯広にある本店では、通常のお菓子販売の他にスイーツやお食事を楽しめる喫茶室が人気。
六花亭の看板商品であるマルセイバターサンドをアイスにした「マルセイアイスサンド」や、パイの中にサクサクのクリームが入った「サクサクパイ」は、ここでしか食べられない限定スイーツです。
お食事メニューでは2週間じっくりと煮込んだ「智宏風ハヤシライス」やビーフシチュー、ミックスピザなどが人気です。お菓子のイメージが強い六花亭ですが、お食事メニューもこだわりを持って作られた絶品ですのでぜひご賞味ください。
帯広での夕食に迷ったら、気になるグルメを少しずつ楽しめる「北の屋台」へぜひ足を運んでみてください。
帯広駅から徒歩5分ほどの場所にあるこちらのエリアには、焼き鳥・居酒屋・フレンチ・韓国料理と個性豊かなメニューを提供する20店舗の屋台が軒を連ねています。
十勝産のチーズやワインを提供するお店など、十勝の素材にこだわった料理を提供する店も多く十勝グルメを味わいたい方にもおすすめ!
またお食事だけでなく、 店主や相席になった地元のお客さんとの会話も楽しみ方の一つです。 旅の思い出や苦労話などに花を咲かせて、忘れられない夜の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?1軒だけに留まるのではなく、いろいろなお店を回ってみるのも素敵ですね。
北海道で恋人の聖地としても有名なスポットがあるのも、実はここ帯広・十勝エリア!カップル旅行の際におすすめしたい、デートで訪れても楽しいスポットをご紹介いたします。
十勝の池田町にあるこちらの施設は、中世ヨーロッパのお城のようなデザインの建物でワインを製造している十勝でも人気の観光名所です。
建物内部は地下1階から4階のフロアと屋上で構成されており、ワインが保管されている熟成庫やワインの歴史や製造方法を学ぶことのできるミュージアムとなっています。
おすすめは、数十種類のワインを楽しむことのできる有料の試飲コーナー。ワインアドバイザーへ味の好みを伝えれば、おすすめのワインを紹介していただけます。 気に入ったワインが見つかれば、ショッピングコーナーで購入も可能です。
ショッピングコーナーにはワインの他に、十勝で作られたワインに合うチーズなども販売されていますので、お土産選びにもおすすめです。
ワイン城の内部の見学を終えたら最後には、屋上にある展望テラスへ足を運んでみてください。十勝平野の田園風景や遠くに連なる日高山脈の大パノラマに圧倒されるはず!
帯広を代表するカップルのデートスポットとして人気の幸福駅。こちらの駅は1973年にNHKのテレビ番組で紹介され、同路線にあった愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに日本全国へ名が広まるきっかけとなりました。
駅舎には日本各地から訪れたカップルたちのメッセージや願いが書かれた紙が貼られており、カップル二人で鳴らすことのできる鐘も! 実際に路線を走っていたディーゼル機関車やプラットフォームがそのまま残されていますので、写真映えへするスポットとしてもおすすめです。
幸福駅を訪れた後は、ぜひ愛国駅にも足を運んでみてください。こちらにも、電車の切符を型どった写真撮影のできるモニュメントが設置されています。
道道73号線沿いにあるこちらの道の駅は、帯広の名産品を購入することのできるマルシェ、帯広名物のモール泉質のお湯に浸かることのできる温泉、帯広グルメを楽しめるレストランなど、帯広観光で外すことのできないスポットです。
温泉は美肌の湯として世界的にも珍しいモール泉質のお湯が特徴。水着を着て入浴するスタイルの温泉で、カップルで楽しむことが可能です。 ミストサウナやジャグジーなども完備しています。
温泉を楽しんだ後は、おいしいグルメが揃うフードエリアへ!酪農が盛んな十勝の名物であるラクレットチーズなどを堪能できます。
また時間に余裕があれば、施設内にある体験工房で料理体験に挑戦するのもおすすめ!レストラン同様こちらも十勝の食材を生かした、ピザやチーズ、アイスクリーム作りといった体験が可能です。カップルで参加すれば素敵な思い出になること間違いなしですね!
帯広・十勝エリアには特に四季折々のお花が楽しめる場所が多く、訪れる季節により違った景色で楽しませてくれる点も魅力の一つです。こちらでは、大自然を生かしたインスタ映えするスポットをご紹介いたします。
1年中きれいなお花を楽しみたいとの思いから、オーナーである紫竹昭葉さんが一人で始めた紫竹ガーデン。15,000坪の広大な敷地内には、約2,500種の草花やシラカンバ、ホオノキなど北海道特有の樹木が植わり、訪れた人を魅了しています。
夏はサルビアやカキツバタ、秋は木々の紅葉やデージ、冬は白樺並木と雪の景色、春はチューリップと寒冷地帯でありながらも一年を通して様々な植物が作り出す素敵な景色を楽しむことが可能です。
また園内にあるレストランでは十勝の食材を使った朝食ビュッフェが提供されており、こちらも人気を集めています。人気はスコーンとオリジナルのハーブティー。少し早起きしてぜひ試してみてはいかがでしょうか?
1966年に開園した真鍋庭園は、日本初のコニファーガーデンとして50年以上にわたり多くの人から愛されている庭園です。コニファーとは針葉樹のことで、コニファーガーデンは主に寒冷地帯に作られる庭園のことを指します。
こちらの庭園は、日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園の3つで構成され、25,000坪の敷地を持つ園内を回りながら、長い歴史の中で収集されてきた数千品種の植物と出会うことができます。
敷地内は大きく2つのコースに分かれており、所要時間20分のエゾリスコース、45分のキタキツネコースがあります。段差などがないため、車椅子やベビーカーをおしての散策も可能です。
夏には新緑の緑、秋には紅葉と季節によって大きく景色が変化するため一年に何度訪れても楽しめるスポットです。
十勝ヒルズは、花・食・農業がコンセプトの丘の上にあるガーデンで、園内には9つのガーデンやレストラン、ショップがあります。
こちらのガーデンは、 四季折々変化する草花たちが作り出す絶景が素晴らしいのはもちろんのこと、コンセプトにある「食」をテーマに食べられるハーブなども栽培しているのが特徴です。
また、35品種800株のバラが咲き誇るローズガーデンにはリンゴやベリー、バニラなどの植物も栽培され珍しい香りを感じられることも。
併設されているレストラン、ガーデンカフェNIWAKARAでは十勝産の食材を使った「とかちマッシュサンド」や自家製デザートを堪能できます。窓からは、ブルーサルビアが咲き誇るガーデン「スカイミラー」の景色をお楽しみください。
また、レストランのメニューはテイクアウトもできますので、園内のベンチなどでピクニック気分での昼食もおすすめです。
世界的にも珍しい「ばんえい競馬」で有名な帯広市。最後に、子連れだけでなく大人同士の旅行にもピッタリな、動物と触れ合うことのできるスポットをご紹介いたします。
サホロリゾート ベア・マウンテンは、上川郡新得町にある日本初のヒグマのサファリパーク。
園内には環境省レッドデータブックで絶滅のおそれがある地域個体群に指定がされている「ヒグマ」を多数飼育しており、その生態を間近で観察することができます。
園内は主に3つのエリアに分かれており、それぞれ違った形でヒグマと接することが可能です。
大きなガラスが備え付けられた「ベアポイント」ではクマたちの様子をガラス越しに間近で観察可能。最大4センチの距離まで近づく事ができるので、2ショット写真を撮影することもできます。
自分のペースでクマたちの生態を観察したい方には「遊歩道」コースの散策がおすすめ。遊歩道は全長370m、高さ約5mの高台に作られたコースで片道10分から15分程度の道のりです。
クマたちの様子をより身近に迫力満点に感じたい方には、鉄格子のついたバスで園内を巡るベアウォッチングバスコースがおすすめ!クマと同じ目線で、生態の観察が可能です。
https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/tokachi/a/133514?sid=1554
帯広競馬場は日本では唯一、「ばんえい競馬」を楽しむことのできるスポットです。
ばんえい競馬とは、体重800キロ〜1,000キロ近くあるばん馬が騎手を乗せたソリを引きながら、障害物を乗り越え進む迫力満点の公営競技。帯広競馬場では、昭和30年頃からばんえい競馬が始まり、途中財政難などの存続危機を乗り越えながらも現在までファンを魅了しています。
競技は週末の午後から夜9時くらいまでの間で数回開催されています。ナイター営業もしているため、比較的遅くまで楽しむことのできるスポットです。 冬の夜間などは馬たちが吐く白い吐息がより緊迫した雰囲気を作り出し、その迫力を間近で感じることが可能です。
また、ばんえい競馬は観戦するだけでも楽しめますが、より詳しく競技について知りたい方は競馬場の横にある「馬の資料館」へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?こちらでは、ばんえい競馬の歴史や実際に競技で使われている馬具などが展示されています。
おびひろ動物園は、1963年に北海道で2番目に開園した歴史ある動物園。園内ではライオンやアムールトラ、ホッキョクグマといった大型の動物から、キタキツネやエゾシカといった北海道固有の生物も観察することができます。
こちらの動物園の特徴は単に動物を見るだけではなく、その生態を学んだり飼育体験ができる参加型のイベントが多数開催されている点です。
普段は入れない動物園の裏側を特別に見学できる「おびZoo探検隊」や、動物への餌やりや飼育員の1日を疑似体験できる「1日飼育係」といったイベントが人気! どの体験イベントも事前の申込みが必要ですので、詳細を公式HPで確認してから向かいましょう。
また帯広市は雪の降る地域ですが、動物園は夏季シーズンと冬季シーズンの2シーズンで営業しています。そのため休園日を除き1年を通して楽しむことができます。冬季シーズンは低い気温を好む動物たちが活発に動き回るため、夏場とは違った動物たちの様子を観察できるのがポイントです。
ここからは、帯広・十勝の主要観光名所を回るおすすめのモデルコースをご紹介いたします。
帯広・十勝エリアの観光名所は最寄り駅から離れていることが多いため、帯広市内でレンタカーを借りて回ると効率よく散策可能です。また、宿泊の拠点もホテルや旅館が多い帯広市内を選択するのがおすすめです。
帯広・十勝エリアの旅のスタート地点におすすめなのは、JR帯広駅か帯広空港です。陸路・空路の両方からアクセスできるので、首都圏からでもアクセスしやすいエリアということができます。
効率よく観光を楽しむためには、まずはレンタカーを確保するのがおすすめ。市内・空港どちらでもレンタル可能です。
レンタカーを調達したら四季折々の草花が作り出す素敵な光景を見ることのできる、「紫竹ガーデン」へ向かいます。広い園内にはたくさんの写真スポットがありますので、記念撮影にはもってこいです。
園内の散策を終えたら、帯広のB級グルメであるぶた丼を食べに市内にある有名店「ぶた丼のとん田」へ向かいます。秘伝のタレで味付けされた豚肉が一度食べると忘れられない美味しさ!2つのお肉を楽しめる、ロース・バラ盛り合わせ丼がおすすめです。
昼食を食べたあとは、おびひろ動物園へ向かいます。こちらは、北海道で2番目にできた歴史ある動物園。ライオンや象など迫力ある動物たちの様子を堪能ください。
1日目の観光を終えたら宿泊先へ向かいます。帯広・十勝エリアは美肌の湯とも呼ばれ、世界的にも珍しいモール泉質の温泉を楽しむことのできるエリアです。温泉を楽しめる宿泊施設は多数ありますが、おすすめは十勝川の雄大な景色を客室から楽しめる「十勝川温泉第一ホテル 豊洲亭」です。露天風呂が付いた客室もあり、思う存分温泉を満喫できます。
2日目は車で30分ほど離れた、池田町にある「ワイン城」へ向かいます。こちらはお城のような外観が特徴のワイン工場で製造過程の見学や、試飲体験が可能です。また屋上の展望デッキからの眺めも忘れずにお楽しみください。
午後からは、少し足を伸ばし中札内村にある「六花の森」へ。北海道の有名お菓子メーカーである六花亭が運営しており、エゾリンドウ、ハマナシなどの十勝六花をはじめ様々な植物をお楽しみいただけます。
夕食は帯広市内に戻り、様々な十勝グルメを食べることのできる「北の屋台」がおすすめ。ここでしか食べることのできないオリジナルメニューも多数用意されています。
最終日はカップルのデートや写真スポットとしてもおすすめの「幸福駅」からスタートです。NHKのテレビ番組で話題となったその場所を、ぜひご自身の目でもご覧いただければと思います。
また10キロ先には幸福駅と並んで有名になった「愛国駅」もありますので合わせて足を運んでみてください。
午前中の観光を終えて昼食は帯広市内にある「六花亭 帯広本店」でいただきます。こだわりのビーフシチューの他、デザートメニューも充実していますので少し長めに滞在をして、カフェタイムを楽しむのもおすすめです。
時間に余裕があれば最後に訪れたいのが「帯広競馬場」です。こちらでは日本で唯一のばんえい競馬が開催されており、馬たちがソリを引きながら駆け回る迫力満点の様子が楽しめます。
https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/tokachi/a/133514?sid=1554
いかがでしたでしょうか?帯広・十勝エリアにある、おすすめの観光スポットやグルメスポットをご紹介いたしました。
広大な敷地を生かした大自然あふれる観光名所や、地元の特産品を生かしたおいしいグルメなど魅力的なところが多数ある帯広・十勝エリア。ぜひ次回の北海道旅行の候補としてご検討ください!
余暇プランナー
「心揺さぶる」旅の体験を届けるというミッションのもと、日本国内・海外のツアーやアクティビティの催行会社と共に日々活動を行っています。日本国内や世界各地の旅に関する便利な情報やアイディア、現地からお届けするホットな話題、さらに おうちで体験できるオンラインツアーの情報などをまとめ、発信していきます。次の旅行のヒントとなる情報を探してみてください。
帯広・十勝のおすすめ観光スポット15選!人気の観光ガーデンやグルメスポットをご紹介!