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こんにちは!トクバイニュース編集部です!
もうじきやってくる3月の行事「ホワイトデー」。
しかし、ホワイトデーはどのような由来があり、どんな起源があるのかは意外と知られていません。
実は、ホワイトデーの起源には色々な説があるんです。
今回の記事では、「ホワイトデーの起源」や「お返しの意味」などを詳しく解説します。
2024年のホワイトデーは、3月14日(木)です。
バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が、3月14日に女性にお返しを贈ります。
その由来・起源・意味などについてみていきましょう。
ホワイトデーは日本でできた習慣です。
日本の「贈り物にお返しをする」という文化からきているといわれています。
バレンタインデーは1960年代に定着しましたが、チョコをもらってもお返しをするという習慣はありませんでした。
「バレンタインのお返しがないのはおかしい」という意見もあり、「ホワイトデー」が誕生したのです。
当初は次のように呼ばれていました。
バレンタインのお返しから発生したことや、お返しにマショマロやキャンディが選ばれがちだったことから、上記のように呼ばれていたそうです。
ホワイトデーは、2月14日のバレンタインデーにチョコレートをもらった男性が3月14日にお返しをする日です。
お返しの相場は、もらったチョコレートよりも少々高めでお返しする傾向にあります。
また、男性から女性だけでなく、女性が友達にチョコレートを贈る「友チョコ」もあります。
そのため、男性だけでなく、バレンタインデーにチョコレートやプレゼントをもらった女性もお返しする日になっています。
ホワイトデーの起源には様々な説があり、代表的なものには次の3つがあります。
それぞれ詳しくみてみましょう。
和菓子の老舗の石村萬盛堂が作った「マシュマロデー」が起源だといわれています。
1978年にバレンタインデーのお返しに、チョコレートをマシュマロで包んだ「マシュマロデー」というお菓子を売り出しました。
「もらったチョコレートをマシュマロのような優しさや愛で包んでお返しする」という意味を込めて作られたのです。
全国飴菓子工業協同組合が3月14日を「ホワイトデー」としたといわれています。
1978年に3月14日を「キャンディを贈る日」とし、バレンタインのお返しをキャンディやマショマロにしようとしていました。
そのことから最初の頃は「マシュマロデー」や「キャンディの日」とも呼ばれていたのです。
1980年3月14日に大々的に「ホワイトデー」のキャンペーンを行います。
当初は若者がターゲットだったため、純粋なイメージの白を名前に取り入れたほか、お返しを限定せずに3月14日を純粋な愛を象徴とするため「ホワイトデー」という名前にしたそうです。
お菓子メーカーの不二家が始めたイベントが起源だともいわれています。
最初は「リターン・バレンタイン」というイベントを行い、その後1973年に株式会社エイワと共同で「メルシーバレンタインキャンペーン」を行います。
株式会社エイワはさまざまなマシュマロのお菓子を販売していたので、お返しのお菓子としてマシュマロを販売しました。
ホワイトデーのお返しには、さまざまなものがありますね。
お返しの贈り物には、それぞれ意味があることをご存じですか?
お返しに選ばれる代表的な贈り物に込められた意味をみていきましょう。
キャンディーには「あなたが好き」という意味があります。
キャンディーは口の中に長く残るので、甘い関係をずっと続けたいという意味が込められているそうです。
そのため、意中の相手や恋人に贈るのがおすすめです。
金平糖は「あなたのことが好きです」という意味で、キャンディーよりもさらに強い好意があります。
金平糖は形も可愛いので、本命の相手へのお返しにぴったりです。
ただし、恋愛感情のない相手に贈ると誤解される可能性があるので注意してください。
マカロンは「特別な存在」という意味が込められています。
マカロンは高級なお菓子のイメージがあり、特別な存在という意味につながったそうです。
恋人だけでなく、友達として大切な人に贈るのもおすすめです。
マドレーヌには「あなたとより親密な関係になりたい」という意味が込められています。
二枚貝は2つの貝殻が重なっており、親密なイメージにつながるといわれています。
そのため、親密になりたい人や関係を発展させたい人に贈るといいでしょう。
キャラメルは「一緒にいて安心する」という意味が込められています。
優しい甘さと、ゆっくり溶けるのが特徴です。
そのため、心が打ち解けるイメージを連想させ、安心という気持ちにつながるといわれています。
クッキーには「友達のままでいよう」という意味が込められています。
クッキーは軽くてサクサクしているため、軽い関係を表し友達を連想させるといわれています。
種類も豊富で手軽に購入できるため、大勢の中の一人という意味もあるのです。
そのため、本命の相手には送らないように注意しましょう。
マシュマロには「あなたのことが嫌い」という意味が込められています。
すぐに溶けてしまうマシュマロは、薄い関係という意味があり、それが嫌いということになるそうです。
そのため、お返しに贈るのは避けたほうがいいでしょう。
グミには「あなたが嫌い」という意味が込められています。
グミは噛むとすぐになくなるため、関係を終わらせたいというイメージにつながってしまいます。
見た目は可愛いですが、お返しにグミは贈らないほうがいいでしょう。
靴下には「心を許している」という意味が込められています。
身近な生活用品のため、相手に心を許しているという気持ちを表しているといわれています。
靴下は価格も安価なので、貰う側も気軽に受け取れるでしょう。
ハンカチには「別れたい」という意味があります。
ハンカチは涙を拭くときに使うので、別れをイメージさせるそうです。
さまざまな柄があり、お返しとして無難だと思われますが、本命の相手に贈るのは避けましょう。
日本で始まったイベントですが、海外にもホワイトデーがあるのをご存じでしょうか。
ここでは、海外のホワイトデー事情を紹介します。
韓国のバレンタインデーとホワイトデーは日本と似ています。
バレンタインデーは女性から男性にチョコレートを贈り、ホワイトデーは男性が女性にプレゼントを贈ります。
プレゼントは、大きなバスケットにお菓子やぬいぐるみ、アクセサリーなどを詰め込み、派手にラッピングするのが特徴です。
中国語でホワイトデーは「白色情人節」と呼ばれています。
男性から女性へ、キャンディやチョコレート、マショマロなどを贈る風習です。
ただし、贈る相手は、恋人や妻などの本命に限られます。
タイやマレーシアなど、東南アジアの一部にもホワイトデーがあります。
お菓子と一緒に花束やアクセサリー、ぬいぐるみなどをプレゼントするのが主流です。
男性から女性だけでなく、女性同士でプレゼントを贈り合うこともあります。
イタリアのホワイトデーに該当する日は、3月8日の「ミモザの日」になります。
男性から女性へ感謝を込めて黄色いミモザの花を贈ります。
ミモザを贈る相手は、恋人や妻など本命の相手だけでなく、母親や職場の人などさまざまです。
今回の記事では、「ホワイトデーの由来・起源・意味」や「お返しが持つ意味」について解説しました!
ホワイトデーの起源やお返しの意味について理解を深め、より楽しんでいただければ幸いです。
今年のホワイトデーは、今回ご紹介した由来や意味を思い浮かべてみてくださいね。