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この記事では、プロの節約アドバイザーによる食費節約術を5つご紹介します。
また、総務省データとトクバイ独自のユーザーデータを比較して、「各世帯人数別に平均的な食費はいくらなのか」「食費はいくらくらいを目指すべきなのか」について説明します。
さらに、食費節約にかかせない「おすすめ節約レシピ」もご紹介。
2024年も物価高を乗り切るために、かしこい家計管理を始めましょう!
昨年から引き続く物価高により、今年も家計管理が重要な1年となりそうです。
節約のプロである”節約アドバイザー”である 和田由貴さんに、食費節約のコツについてうかがいました。
「節約は、無理をしないで楽しく!」をモットーに賢い節約生活を提唱。暮らしや家事の専門家としてメディア出演、セミナー、執筆など多方面で活躍。
●和田さんが考える節約の意義って?
「節約は目的ではなく、”使う目的あっての節約”になります。お金を生きた使い方をするために、無駄な部分を削ぎ落とすのが節約です。」
「自分の食費がどれぐらいかかっているのか、食費にお金がかかりすぎていないのかを知ることは重要です。食費だけでなく、それ以外もどれぐらい使っているのか、自身のお金の使い方を知ることで、生活、そして自身の人生においての大切なことは何かを見直すきっかけにもなるでしょう。」
食費を節約する上で重要なコツは、次の5つです!
これらを順番に解説します。
和田さんコメントパート:食費の予算における枠作りをしましょう
例えば、月間の食費予算が4万円の場合、「3万円」と「1万円」に分けておきます。
使い分けは下記のように考えます。
・日々の買い物に使うお金...3万円
・お米や調味料などのストック品...1万円
こうすることで、比較的単価が高くなりがちなストック品分の予算をしっかり確保することができます。
ストック品はあらかじめ別予算で考えておくことで、「お米がなくなって月末に購入したら、予算オーバーになってしまった」というような予算崩れを防ぐことができます。
また、「ストック品の購入はネットスーパーを活用する」と、支出を管理しやすくなりますよ。
食材をしっかりと使い切ることで、無駄買いを防ぐことができます。
使い切るためには、冷蔵室や野菜室に「小さな箱」を作ることがおすすめです。
料理を作った際、切った玉ねぎ、きゅうりやちくわ、ハムなど、ちょっと食材が残ってしまった...ということ、ありますよね。
そこで、「ちょこっと残った食材」を冷蔵室や野菜室の「小さな箱」に入れておくと、食品ロスを防ぐことができます。
買い物に行く前に、その箱を見ることで、レシピを考えるきっかけにもなります。
「小さな箱」をチェックしてから買い物に行くことで、食材の二重買いを防ぐことにもつながるでしょう。
買い足すだけでなく、すでに家にあるもので何が作れるか...つまり「逆引き」でレシピを考えると、食材をうまく使い切ることができそうですね。
野菜から選んでしまうと、旬や特売品の野菜に注目してしまい、無駄買いが起こりやすくなります。
スーパーに入ったらまず、肉や魚などのメイン食材を決めてから、それに合わせた野菜を買いに、野菜売り場に戻ると、食材の無駄買いを防ぐことができます。
ちょっと割高でも、「カット野菜」や「ハーフサイズの野菜」を買うのがおすすめです!
調味料も使いきれずに捨ててしまうということを防ぐために、大きいものではなく、小さいものを買う方がよいでしょう。
節約していると、よそのおうちはどのくらいの金額でやりくりしているのか気になりますよね。
そこで、各世帯人数別の「1ヶ月の平均食費」についてみていきましょう。
今回は、総務省データと、「Zaim(ザイム)※」のデータを比較してみます。
(※)「Zaim(ザイム)」とは、「株式会社くふう AI スタジオ」が運営する家計簿アプリ。年間総額1兆円を超えるリアルな購買データを保有しています
総務省データ・Zaimユーザーデータを比較すると、上記のような結果となっています。
どの世帯人数別データにおいても、Zaimユーザーの方が食費が安い点に気づきます。
Zaimのデータは、家計簿をつけて家計管理を積極的に行っているユーザーのデータです。
2つのデータの比較から、「しっかり家計管理をすればどの世帯人数別家庭でも食費を抑えられる傾向にある」といえるでしょう。
また、食費は月の収入の15%ぐらいに収めるのが理想と言われています。
そのあたりを、世帯人数別により詳しく解説した記事は下記となります。
ぜひチェックしてみてください!
一人暮らしの食費平均はいくら?収入別で目指す金額と節約のコツを解説<自炊レシピ付き>
一人暮らし世帯の平均的な食費について徹底解説します。
総務省データを基に独自のユーザーデータと比較した年収別の説明や、プロの節約アドバイザーによる節約のコツや簡単な自炊レシピも紹介。物価高を乗り切るかしこい家計管理を始めましょう。
【二人暮らし】食費平均はいくら?年収別の目指すべき金額と無理しない継続のコツを解説<自炊レシピ付き>
当記事では、「二人暮らし世帯の平均的な食費はいくらを目指すべきか」を徹底解説します。
総務省発表の公式データのほか、独自のユーザーデータを基に具体的な金額で目指すべき金額を説明。
2つのデータを比較した年収別の解説や、”プロの節約アドバイザー”による節約のコツや簡単な自炊レシピもご紹介します。
目指すべき平均食費を把握し、かしこい家計管理で物価高を乗り切りましょう!
【三人家族】食費平均はいくら?年収別の目指すべき金額と無理しない継続のコツを解説<自炊レシピ付き>
当記事では、「三人家族世帯の平均的な食費はいくらを目指すべきか」を徹底解説します。
総務省発表の公式データのほか、独自のユーザーデータを基に具体的な金額で目指すべき金額を説明。
2つのデータを比較した年収別の解説や、”プロの節約アドバイザー”による節約のコツや簡単な自炊レシピもご紹介します。
目指すべき平均食費を把握し、かしこい家計管理で物価高を乗り切りましょう!
【四人家族】食費平均はいくら?年収別の目指すべき金額と無理しない継続のコツを解説<自炊レシピ付き>
当記事では、「四人家族世帯の平均的な食費はいくらを目指すべきか」を徹底解説します。
総務省発表の公式データのほか、独自のユーザーデータを基に具体的な金額で目指すべき金額を説明。
2つのデータを比較した年収別の解説や、”プロの節約アドバイザー”による節約のコツや簡単な自炊レシピもご紹介します。
目指すべき平均食費を把握し、かしこい家計管理で物価高を乗り切りましょう!
各世帯別に、総務省データとZaim(ザイム)データを比較してみると、どの世帯もZaimユーザーデータの食費平均の方が少額だったことから、
家計簿をつけるなど家計管理をすることで、食費を抑えることができると言えるでしょう。
以上より、食費節約の実現には家計管理が重要であることが分かりました。
今年こそ、食費節約の実現のためにしっかりと家計管理を始めてみませんか?
家計管理に便利な無料アプリZaimをぜひこの機会に試してみてください!
Zaimって?
引用:https://zaim.net/
Zaim は「毎日のお金も、一生のお金も、あなたらしく改善。」をテーマに、日々の家計簿から生涯に渡る家計の見直しまで、一人ひとりの人生とお金に寄り添う家計簿サービスです。
スマートフォンアプリはもちろんのこと、Webからも利用ができ様々なデバイス環境で家計簿を記録できます。
▶︎Zaimアプリのダウンロードはこちら>>
▶︎Zaim公式サイトはこちら>>
食費を節約するためには、自炊はかかせませんよね。なおかつ1食分をなるべく安く抑えることも重要です。
でも、頑張りすぎず無理せずおいしい料理を作りたい...。
そんな時に便利な、とっておきのレシピを「トクバイ節約レシピ」から1週間分厳選しました!
鶏むねのカレー照り焼きタルタルソース添え
調理時間25分
<材料> 鶏むね肉、卵、薄力粉、●マヨネーズ、●レモン汁、●牛乳、●塩・こしょう、○しょうゆ、○みりん、○砂糖、○カレー粉、サラダ油、リーフレタス(あれば)、ドライパセリ(あれば)
(1人分)116円
レシピを見るリーズナブルな鶏むね肉を使って!しっとりしたお肉にカレー風味のタルタルでやみつき!
簡単・おいしい・バランス◎の三宝菜
調理時間20分
<材料> 豚こま切れ肉、卵、白菜、にんじん、○塩・こしょう、○酒、○片栗粉、●鶏ガラスープの素、●しょうゆ、●オイスターソース、●しょうがチューブ、片栗粉、ごま油
(1人分)110円
レシピを見る節約だけではなく、豚肉や卵、野菜が入って栄養バランスも満点!
鶏もも肉とブロッコリーを使ったオイスター炒め。ご飯が進む味付け!
みそ味のこってりした肉巻き。
麻婆厚揚げ
調理時間10分
<材料> 厚揚げ、豚ひき肉、小ねぎ(あれば)、にんにく・しょうがのすりおろし、豆板醤、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○しょうゆ、○酒、●片栗粉、●水、ごま油
(1人分)97円
レシピを見る厚揚げで食べ応え抜群!1人分100円以下で作れる♪
豚ニラもやしのスタミナ炒め
調理時間10分
<材料> 豚こま切れ肉、もやし、にら、○しょうゆ、○酒、○にんにくチューブ、○片栗粉、●鶏ガラスープの素、●しょうゆ、●砂糖、●こしょう、サラダ油
(1人分)123円
レシピを見るシャキッともやしとカリッとした豚肉が美味しい!
豆腐とキャベツのお好み焼き
調理時間20分
<材料> 絹豆腐、キャベツ、○薄力粉、○和風だしの素(顆粒)、サラダ油、お好み焼きソース(好みで)、かつお節(好みで)、青のり(好みで)
(1人分)21円
レシピを見る週末はお好み焼きでラクラク♪豆腐を入れるとふんわり仕上がる!
今回の記事では、食費を節約するための最強のコツ5選についてご紹介しました。
ぜひ、和田さんが提唱する「節約のコツ5選」を試してみてくださいね!
「節約は、無理をしないで楽しく!」をモットーに賢い節約生活を提唱。暮らしや家事の専門家としてメディア出演、セミナー、執筆など多方面で活躍。公式サイト