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こんにちは!食べること大好き、トクバイライターのharusanです。
冬の定番野菜・白菜をおしゃれにそしてメインににしたい!そんなときに作りたい「白菜のカネロニ」の作り方をご紹介します。
筒状のパスタ「カネロニ」を白菜でアレンジして、ご飯やひき肉などボリューミーな具材を包むごちそうレシピです。
おうち時間を利用して、レストランで出てくるような白菜レシピを作ってみませんか?
今回のレシピは、NHK『きょうの料理』で紹介された落合務さんの「白菜のカネロニ」。
落合務さんといえば「落合シェフ」の愛称でお茶の間で人気なシェフですね。東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフで、日本のイタリア料理の発展に貢献したといわれる有名な方です。
「カネロニ」は筒状に巻いて中にひき肉などを詰めたパスタの種類。今回は白菜をカネロニに見立てて、白菜でひき肉やお米などメインになる食材を包み、最後はとろ~りモッツアレラチーズをのせてトースターで焼きますよ。
あの落合シェフの「白菜ごちそうメイン」、早速一緒に作ってみましょう!
・白菜の葉(大/軸の除く)…4枚
・豚ひき肉…100g
・白菜の軸…50g
・ねぎ…50g
・セロリ…10g
・にんにく…1かけ(5g)
・トマトジュース…カップ1と1/2
・粉チーズ…40g
・ご飯(冷たいもの)…70g
・モッツァレラチーズ…80g
・オリーブ油
・塩…適量
・黒こしょう(粗びき)…適量
・バター…20g
フライパンにオリーブ油大さじ1+1/3を入れ、弱火にかけます。
にんにくがちりちりと動いて香りが出てきたらにんにくを取り出し、トマトジュース・塩(適量)を入れたら強火で1/2量くらいになるまで煮詰めます。
※オリーブ油しかないところにトマトジュースを加えるため、油の温度が高いとトマトジュースが飛び散って危険です。心配な場合は一度火を止めて熱さが落ち着いてからジュースを加え、そのあとまた火をかけましょう。
白菜の葉の部分はあとで具材を包むのに使うので、白菜の軸だけを切りますよ。
焼く前に豚ひき肉には塩小さじ1/3をふっておきます。
野菜の甘みを引き出すために、弱火でじっくり炒めますよ。
中火でくずしすぎないようにひき肉を炒めます。肉の塊がある方がごちそう感が出ますよ♪
黒こしょう、粉チーズ(30g)、火を止めてバターを入れて余熱で溶かします。ご飯を加えて中火で炒め、水カップ1/2を加えて軽く煮ます。
後にこれは白菜で包むので、水気がなくなるまで煮るのがおすすめです。塩・黒こしょうで味を調えたらバットに平になるように出して粗熱を取りますよ。
「カネロニ」の代わりになる白菜の葉の部分の調理です。軸を除いたときの葉の部分をまずは縦半分にカットしておきます。
1~2分ゆでたら氷水に取り、紙タオルの上に広げてよく水気を切ります。
白菜はキャベツようにしっかりした葉ではなく薄くて破れやすいため、葉は絞らず数枚出した紙タオルの上にそっと広げておきましょう。
④は多少冷めていた方が包みやすいため、白菜をゆでている間は冷蔵室に入れていました。
冷やしたあとスプーンで8等分にしておくと「最後だけ多くなっちゃった」事件が起きずにすみます♪
耐熱皿にバターを適量ぬり、①のトマトソース、筒状に巻いた⑥を並べ、ちぎったモッツアレラチーズ、粉チーズ(10g)をふります。
※耐熱容器は、直径約15cmの丸型グラタン皿2枚を使用。
オーブントースターで10~25分間、焼き色がつくまで焼いたら完成。筆者宅のトースターだと15分で焼き色がつきました。
見た目の印象は、ラザニアやグラタンのような本格料理……。とろけたモッツアレラチーズが食欲をそそります。
一口食べてみると、粉チーズたっぷりの具と白菜、酸味のきいたトマトソースと別々のものが全て一体となり、自分の作った家庭料理がレストラン味になった瞬間でした。
トマトジュースを煮詰めただけのトマトソースの味が合わさるとどなるのか気になりましたが、逆に手を加えすぎないトマトジュースの酸味が粉チーズやモッツアレラチーズの濃厚さをさっぱりとさせてくれました。
簡単料理ばかり作るずぼらワーママの筆者は、久しぶりにこんなに手の込んだ料理を作りました。
しかし、実は簡単だったんです。白菜の葉で巻く作業も筒状に巻くだけでテクニックいらず。トマト缶ではなくトマトジュースで簡単にトマトソースが作れたところも感激でした。
キャベツで作ってみたり、合いびき肉で作ってみたり、いろいろアレンジもしたくなりましたよ。
さすが落合シェフ、家で調理したのに「レストラン」味!ぜひ作ってみてくださいね♪