- 週間ランキング
食事を彩ってくれ、栄養も豊富なトマト。でも気付くと冷蔵庫の中で傷んでいた……という経験をした方は多いはず。とくにたくさんトマトがあるときは、どう保存すれば良いか困ってしまいますよね。今回はトマトを長持ちさせる保存方法について、常温・冷蔵・冷凍の場合に分けて解説します。
トマトの保存方法は、
・冷蔵庫の野菜室で保存
・ヘタを下にする
が正解です。
夏が旬のトマトは、寒さに弱く冷蔵室だと温度が低すぎて傷みやすくなるため、必ず野菜室に入れましょう。
またトマトのヘタを下にするのが長持ちするコツ。水分が多くやわらかいお尻の部分を下にすると、つぶれて傷みやすくなります。
この冷蔵保存であれば1週間程度が目安ですが、それ以上長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。サラダなどの生食には向きませんが、スープや炒め物、ソースなどに活躍してくれます。保存期間は1ヶ月ほどが目安です。
また5~9月以外の涼しい時期であれば、常温保存も可能です。この場合1週間程度を目安に使い切りましょう。
詳しい保存方法はのちほどお伝えします。
トマトに緑色の部分が残っていて硬い状態のまま冷蔵・冷凍保存すると、追熟せずに硬いままになってしまいます。トマトが青い場合は常温に1~2日おくことで、甘みが増しておいしく食べられます。
追熟させるときは、新聞紙やキッチンペーパーに包み、ヘタを下にして並べてください。トマト全体が赤くなり、やわらかさが出てきてから冷蔵・冷凍保存しましょう。
トマトの保存方法を冷蔵・常温・冷凍の場合に分けて詳しく解説します。
トマトをすぐに使う場合は冷蔵保存が最も手軽です。冷蔵庫の野菜室に入れ、1週間を目安に使い切りましょう。
トマトはヘタを下にし、ポリ袋に入れて口を閉じます。
ほかの野菜とぶつからないように冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
トマトは5~9月の気温の高い時期以外は常温保存が可能です。保存期間は1週間が目安で、様子を見ながら早めに食べきりましょう。食べる前に冷やすとおいしく食べられます。
常温保存は、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、ヘタを下にして保存します。直射日光があたらない、暗く涼しい場所に置きましょう。
トマトは冷凍保存すると、約1ヶ月保存が可能です。丸ごとでも、切ってからでもどちらでもOKです。
冷凍したトマトは水分が出てべちゃっとしてしまいやすいため、サラダなどの生食ではなく加熱料理に使いましょう。スープ、炒め物、ソースなどさまざまに活用できます。加熱する際は凍ったまま使うようにしてください。
ざく切りにして冷凍すると、使うときに手をかけず、そのまま料理に使えるメリットがあります。凍ったままスープや炒め物などに使いましょう。
トマトはよく洗い、水気をふき取ります。好みの大きさにざく切りにし、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。
重ならないように入れると、使いたい分だけ取り出せて便利です。
丸ごと冷凍すると、トマトがたくさんある場合でも手間をかけずに保存できます。またどんなメニューに使うか決まっていないときにも良いでしょう。
トマトはよく洗い、水気をふき取ります。包丁を使ってヘタをくり抜きます。ヘタの周りに雑菌がつきやすいため、必ずヘタは取りましょう。
冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
凍ったまま流水にあてると、手で簡単に皮が剥けます。
室温に5分ほど置き、半解凍の状態でカットし、凍ったまま加熱料理に使ってください。
トマトがたくさんある場合、まとめてトマトソースを作って冷凍しておく方法もあります。
みじん切りにした玉ねぎとにんにく、ざく切りにしたトマトをコンソメなどの調味料で煮込めばOK。パスタソースだけでなく、肉や魚にもかけて楽しめます。
冷凍用保存袋に入れ、平らにして凍らせれば、1ヶ月ほど保存可能です。解凍は電子レンジか、鍋やフライパンに入れ再加熱してください。
トマトは適切に保存すれば、おいしい状態を長持ちさせることができます。保存期間や目的にあった保存法を選び、最後までムダなく使い切りましょう。
鶏むねとトマトのポン酢マリネ
鶏むね肉、トマト、大葉、塩・こしょう、薄力粉、○ポン酢、○砂糖、オリーブオイル
調理時間:15分
あっさりトマト入り肉じゃが
牛こま切れ肉、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、めんつゆ(3倍濃縮)、サラダ油
調理時間:30分
塩さばのフレッシュトマトソースがけ
塩さば、トマト、○にんにくチューブ、○オリーブオイル、○レモン汁、○砂糖、○塩・こしょう、片栗粉、サラダ油
調理時間:10分