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香り高く食感が良いまいたけですが、大量に買いすぎてしまったり、すぐに食べられないこともありますよね。そんな時にはまいたけの冷凍保存がおすすめです。まいたけを冷凍するとうまみが増し、日持ちするため、すぐには食べきれない際は冷凍保存をやっておいて損はありません。
ただし、まいたけを美味しく食べるには冷凍・解凍方法を正しく行うことが大切です。この記事では、まいたけの冷凍・解凍方法を解説するとともに、冷凍まいたけを使ったおすすめレシピも併せてご紹介します。
まいたけを冷凍保存する2つメリットは、
この2つについて詳しく解説します。
生まいたけよりも冷凍したまいたけのほうがうまみが強く感じられることが分かっています。冷凍するとまいたけの細胞壁が壊れた状態になります。その状態のまま、加熱調理を行うことでうまみが溶けだしさらに香りがアップするのです。
※参照:石黒弥生,藤原しのぶ,佐々木弘子,松本仲子,菅原龍幸「冷凍した食用担子菌類の嗜好性」(聖徳大学,女子栄養大学)
冷凍以外の方法として常温保存や冷蔵保存がありますが、まいたけの常温保存は適していません。一方、冷蔵保存は3日程度であれば保存ができます。しかし、冷凍保存は冷蔵保存の約10倍まいたけを1ヶ月ほど長持ちさせることが可能になります。
まいたけを買って一度にたくさん使いきれない場合も、一番日持ちする冷凍保存がおすすめです。
まいたけの冷凍がおいしくないという声もありますが、正しく冷凍・解凍をすることでうまみと香りがアップし、生のまいたけよりもおいしく食べられます。次に正しい冷凍・解凍方法を解説します。
【用意するもの】
【手順】
1.まいたけの汚れが気になる場合は、ペーパータオルや清潔な布巾でふき取る。
※水分に弱い食材なので、水で洗うことは避けましょう。
2.まいたけをお好みの大きさに割く。
3.保存袋に入れて、空気を抜きながら閉じる。
冷凍したまいたけは解凍はせずに、そのまま調理に使用しましょう。
自然解凍や電子レンジで解凍してしまうと水分が出てしまい、うまみや香りが全部流れ食感も悪くなるので、おいしくなくなってしまいます。冷凍したまいたけは、じっくりと火を通すことでうまみが出るので、凍ったまま調理することを覚えておきましょう。
きのこ牛丼
牛こま切れ肉、まいたけ、温かいご飯、○しょうゆ、○酒、○みりん、○砂糖、○和風だしの素(顆粒)、紅生姜(好みで)
調理時間:10分
きのこの塩昆布バター
しめじ、まいたけ、塩昆布、バター、サラダ油
調理時間:10分
ご紹介した2つのレシピは、調理時間10分の時短レシピです。包丁も必要ないため、洗い物も少ないため忙しいときにパパっと作れます。
冷凍したまいたけは、以上のほかに炊き込みご飯や味噌汁、炒め物などの料理に使うとまいたけのうまみが引き出されておいしくなるのでおすすめです。
冷凍したまいたけは、正しく冷凍・解凍方法を行えば生のまいたけよりもおいしく食べられます。冷凍しておけば、使いたいときに使いたい分だけ取り出して使うことができるのも魅力的です。長期保存もできますので、存分にまいたけのうまみを味わってくださいね。