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お好み焼きは家庭でも手軽に作れるメニューですが、豚肉やキャベツなど具材がマンネリ化しがち……という人も多いのではないでしょうか。今回はお好み焼きに合う定番具材から変わり種まで、31種の食材を一挙にご紹介。ふわふわのお好み焼きに仕上げる基本の作り方も解説しますので、ぜひお家で作ってみてくださいね。
お好み焼き粉を使って作る方法もありますが、材料さえあれば自分でも簡単に作れます。すりおろした長芋を用意するのが面倒ならば、今は冷凍とろろがコンビニなどでも購入できますよ。
豚バラ薄切り肉…100g
卵…4個
キャベツ…1/8玉
長芋…100g
白だし…大さじ1
薄力粉…50g
天かす(あれば)…大さじ2
魚粉(あれば)…大さじ1
サラダ油…大さじ1
お好み焼きソース…適量
マヨネーズ…適量
青のり…適量
かつお節…適量
1.キャベツは千切りにし、長芋はすり下ろす
2.ボウルに卵2個を割り入れ、すりおろした長芋と白だしを加えて混ぜる
3.2にキャベツを加えて混ぜ、薄力粉、天かす、魚粉を振り入れてさらに混ぜる
4.フライパンにサラダ油を引いて中火にかけ、3の半量を入れる。タネの上に豚肉をのせ、真ん中に卵を割り入れる。ふたをして10分ほど焼く
5.ひっくり返し、ふたをしてさらに5分ほど焼く。皿に盛りつけ、ソースやマヨネーズ、青のり、かつお節をかける
今回は家族みんながおいしく食べられるお好み焼きの具材30選をご紹介。定番具材の中には、筆者宅でよく使っており子どもに好評だったものも含めています。変わり種は、いつものお好み焼きとはちょっと違った味わいが楽しめる、意外性のある具材をピックアップしました。
チーズはお好み焼きのタネの中に混ぜても、焼き上げてからトッピングしてもOK。チーズの濃厚な味が楽しみたいときは、カマンベールチーズやクリームチーズを使用するのもおすすめです。
キムチはチーズとの相性も良いため、一緒に使用するのもおすすめ。刻んだものをタネに混ぜてもいいですし、上にのせて焼き上げてもおいしいですよ。
お好み焼き1枚に対して、切り餅1個をさいころ状に切って使用します。もっちりとした食感がアクセントになり、ボリュームもアップ!最近はあらかじめ薄くカットされたスライス餅も販売されているので、そちらを使用するとより手軽に楽しめますよ。
海鮮お好み焼きが食べたい時は、シーフードミックスを使うのが手軽でおすすめ。下処理不要でいろんな魚介を一度に楽しめます。使用する際は、半解凍して水気をキッチンペーパーで拭き取ってから加えると、水っぽくならずおいしく焼けます。
リーズナブルに海鮮風お好み焼きが食べたいときは、かにかまぼこが大活躍!ほぐさずに使用すればカニのような食感が楽しめますし、ほぐして使用すれば生地全体にかにかまぼこの風味が加わってうまみがアップします。彩りもいいので、茶色くなりがちなお好み焼きに加えると見た目のアクセントにもなりますよ。
豚肉がないときは、ハムやベーコンを使うのも手!厚切りと薄切り、どちらでも合いますし、生地の上にのせて焼くとカリッとした食感と香ばしさも楽しめます。
食べやすい大きさにカットして、生地の上にのせて焼きます。豚肉の代わりとしても使用できますし、まだ豚肉を嚙み切れない小さなお子さんでも、小さめにカットしたソーセージなら食べやすくなりますよ。
お好み焼きの麺といえば焼きそばが定番ですが、うどんを使うのもおすすめ。オイスターソースで軽く下味をつけて炒めてから、お好み焼きの上にのせて焼いてください。もちもち食感のうどんが加わると、食後の満足感もアップしますよ。
プチプチした食感のとうもろこしは、お子さんにも人気の食材です。お好み焼きのタネの中に混ぜても良いですし、上にのせて焼き上げてもおいしいです。より手軽に楽しむなら、缶詰のコーン缶を使用するのがおすすめです。
焼きあがったお好み焼きの上に海苔をたっぷりとのせると、磯の風味が加わっておいしさがグッとアップします。また、韓国のりを細かくちぎって使用しても、ごま油の香ばしさが加わって一味違ったおいしさが楽しめます。
斜め切りや千切りにしたものをタネに混ぜて焼きます。斜め切りしたねぎは上にのせて焼いても、表面のカリカリとした部分と内側のやわらかな部分の食感が楽しめておいしいです。
味にクセがないので合わせやすく、リーズナブルなので生地のボリュームアップにも一役買ってくれる食材です。筆者宅では、キャベツが足りない時によくもやしを活用しています。
玉ねぎは焼くと甘みが出るので、お好み焼きにも合う食材です。火が通りきっていないと辛みが残るため、軽く炒めるかレンジ加熱してから加えてください。トッピングとして上に乗せて焼くときも、しっかりと火を通すようにしましょう。
そのまま食べてもおいしいいか天は、広島風お好み焼きの定番具材。適当な大きさに割ってタネに混ぜて焼きましょう。いか天の油分やうまみがプラスされて、お好み焼き全体に奥深さが加わりますよ。
魚介のうまみがギュッと詰まったちくわや練り物は、細かく切ったものをタネに混ぜても、トッピングしてカリッと焼いてもおいしいですよ。肉が無いときの代用としても活用できます。
明太子はチーズや餅とも相性が良いため、セットで加えるのがおすすめです。辛みが強い方が好みなら、辛子明太子を使ってもおいしいですよ。
ここからは変わり種を紹介していきます。
余ってしまったポテトサラダがあったら、お好み焼きのタネに混ぜてしまうのもあり!きゅうりなどが入っていても、案外気になることなくおいしいお好み焼きに仕上がります。通常のお好み焼きよりもふっくらとしており、食べ応えもありますよ。
生で食べるイメージのあるアボカドですが、加熱するとほっくりねっとりした食感に変わり、ふっくらとした生地とよく合います。アボカドをスライスしてトッピングして焼いても、サイコロ状にカットしてタネの中に入れてもおいしいですよ。
余ったカレーがあれば、お好み焼きの生地に入れてしまいましょう。入れすぎると生地が緩くなってまとまりにくくなるため、様子を見ながら加えてください。小麦粉やお好み焼き粉を足して、濃度を調整すると良いですよ。
お好み焼きにご飯!?と驚かれるかもしれませんが、実は筆者の実家ではおなじみの具材でした。余ったご飯をお好み焼きのタネに混ぜて焼きます。普通のお好み焼きよりもどっしりと食べ応えがあり、ご飯が生地となじむので違和感なく食べられます。中途半端な量のご飯が残った時は、お好み焼きの具材に活用しちゃいましょう。
ちょっぴり意外性のある具材かもしれませんが、瑞々しく爽やかな酸味のあるトマトはお好み焼きとの相性もいいんです。バジルも一緒に合わせれば、一気にイタリアンな印象に。使用する際はほかの具材同様、生地の上にのせて焼き上げればOK。バジルは最後の仕上げに飾りつけましょう。
ニラを加えることで、チヂミのような味わいが楽しめます。食べやすい大きさに切り、タネに加えて混ぜればOKです。キムチとの相性も良いので、ぜひ一緒に入れてみてください。
手で少しつぶしてからタネに加えると、お好み焼きの生地がふんわりと軽い食感に仕上がります。また、さいころ状にカットしたものを加えても、はんぺんの柔らかな食感がアクセントになって面白いですよ。
筆者は子どもたちに抵抗感なくしらすを食べてもらいたいとき、お好み焼きの生地に混ぜています。しらすのにおいが気になるという方は、チーズを一緒に加えることで独特の風味が和らぎますよ。
長芋の代わりに豆腐を使用すれば、軽い食感のお好み焼きに仕上がります。通常のお好み焼きよりもカロリーオフでき、ダイエット中の方には特におすすめの具材です。使用する際は、ボウルに豆腐を入れ、泡だて器などでほぐしてからタネと混ぜ合わせましょう。豆腐が多すぎると生地がまとまりにくくなるので様子を見ながら加え、必要に応じて小麦粉やお好み焼き粉の量も調整してみてください。
豆腐と同様に低カロリーでボリュームが出るため、お腹をしっかり満たしつつカロリーを抑えたい方におすすめの具材。生地の上にのせて焼いたり、サイコロ状に切ってタネに混ぜてから焼いてもおいしいです。
彩りが良く栄養価も高いにんじんは、細切りにして軽く茹でるかレンジ加熱してから加えます。にんじん1/2本なら500Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱してください。野菜嫌いのお子さんに、にんじんを食べてもらいたいときにもおすすめです。
キャベツの代わりに葉物野菜を入れたいときは、小松菜を使うのもあり。ざく切りにしてタネに混ぜて焼きます。キャベツよりもやや青臭さがあるため、量は少なめにするのがよいでしょう。栄養面を考えて野菜をプラスしたいときにもぜひ。
こちらは好き嫌いの分かれる具材ですが、筆者は納豆入りのお好み焼きが大好きです。タネに混ぜて焼き上げることで、いつものお好み焼きに納豆の風味と粘り気がプラスされます。一緒にキムチやチーズを加えてもおいしいですよ。
ポテトチップスをお好み焼きの具材にしてもおいしいんです。袋の上から揉んでくだいてから、タネと混ぜ合わせてください。ポテトチップスならではの風味と油分で、いつものお好み焼きよりもちょっぴりジャンクな味わいに。トッピングはソーセージやベーコンがおすすめで、ケチャップとの相性も良いですよ。
冷蔵庫の中で眠らせてしまいがちな鮭フレーク。中途半端に残った鮭フレークは、お好み焼きに入れちゃいましょう。塩味があるので、仕上げのソースは少なめでもおいしく食べられますよ。
定番と変わり種、合わせて31種類の具材をご紹介しました。予想外の食材も含まれていたかもしれませんが、お好み焼きは包容力のある料理なので、意外と幅広い食材との相性がいいんですよ。気になる具材があれば、ぜひ試してみてくださいね。