- 週間ランキング
中華料理などのレシピに登場するオイスターソース。頻繁に使うわけではないので、使いたいときに家にない!なんて場面も多いはず。そんなときに役立つ代用アイデアを3つご紹介します。さらに「本当においしいの?」「一番オイスターソースに近いものは?」という疑問を解決すべく、検証した結果をお届けします。
オイスターソースは牡蠣(カキ)を塩漬けにして発酵させて作るソースです。とろっとしていて濃厚で、独特の風味があり料理に深いコクと旨みを与えてくれます。中華料理に多く使われ、代表的なメニューは肉野菜炒めや青椒肉絲(チンジャオロースー)、焼きそばなどです。
もしオイスターソースがない場合、いくつかの調味料を組み合わせることで代用することが可能です。具体的には
などを組み合わせると近い味わいになります。砂糖や蜂蜜を少々追加すると、オイスターソースの甘みも再現できますよ。
では早速、これらを使った代用アイデアをご紹介します。
オイスターソースがない場合、以下の3パターンの組み合わせで代用できます。
<材料>
しょうゆ…大さじ1
砂糖…小さじ1
中華スープの素(顆粒)…ひとつまみ
砂糖を同量のはちみつに置き換えるとトロミが出てよりオイスターソースらしくなります。
中華スープの素がなければ、鶏がらスープの素でも代用できます。
<材料>
ウスターソース…大さじ1
砂糖…小さじ1/2
こちらも砂糖ではなく、同量のはちみつを使うとトロミが出ます。
<材料>
中濃ソース…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
中華スープの素(顆粒)…ひとつまみ
中濃ソースでの代わりにとんかつソースでも代用できます。こちらも中華スープの素でなく、鶏がらスープの素でもOKです。
3つの代用法を紹介しましたが、本当においしく味つけができるのでしょうか?
実際にピーマンと豚肉の炒め物に味つけをしたものを食べ比べてみてみました。
どれが一番オイスターソースに近いか、またどれが一番おいしかったかを筆者目線で検証してみます。
3つの中で一番おいしく、オイスターソースに近い仕上がりになったのが「しょうゆ+砂糖+中華スープの素」でした。
ソースに比べるとしょうゆはクセがないので、シンプルな食べやすい味に仕上がります。
オイスターソースの風味には負けますが、代用としては十分!
ウスターソースのスパイシーさを感じるので、オイスターソースとは少し違う味わいかもしれません。
ただ炒め物としては十分おいしい仕上がり。
酸味が飛んでまろやかになっているので、食べやすい味つけになります。
小さなお子さんには、クセのあるオイスターソースよりこちらの方が喜ばれるかも。
ソース感はそれほどなく、3つの中で一番コク深い仕上がりになりました。
中濃ソースがトロっとしているので具材に絡みやすく、しっかりと味がつきます。オイスターソースの近さはしょうゆベースのものに負けますが、ウスターソースのものよりは近い味わいになっています。
3つを食べ比べてみた結果、「しょうゆ+砂糖+中華スープの素」が一番おすすめの代用法でした。どれも自宅にあるものなので、これからはオイスターソースがなくても慌てなくてよさそうですね。
代用法を紹介しましたが、オイスターソースを少量しか使わない場合であれば省略してしまってもOKです。
2人分で小さじ1~2程度の量であれば、隠し味や料理に少しコクを足す程度なので、なくても味に大きな差を感じないでしょう。
その代わり、ほかに使う調味料(しょうゆや中華スープの素など)を少々増やして、ちょうどいい塩加減にしましょう。
オイスターソースをうっかり切らしていても、代用法を知っておけば安心です。ぜひ困ったときの参考にしてくださいね。