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ストッキングといえば消耗品。数回着用すれば伝線したり穴が開いたりして捨てることに。でもちょっと待って! 捨てる前に掃除道具に活用してもうひと活躍させる方法を、掃除のプロに教えてもらいました。
北海道札幌市で家事代行サービスを運営しているyurikaです。
わざわざ掃除道具を買わなくても、いらなくなったもので家中がピカピカになるとうれしいもの。今回は使わなくなったストッキングを、掃除や収納にフル活用するそうじ術を紹介します。
毎日できる簡単な掃除術をご紹介します。まず、ストッキングを使いやすいサイズに切り、脱衣所にストックしておきましょう。入浴の際にバスルームに1枚持っていき、ささっと掃除をすれば汚れが溜まらず快適です。そのまま蛇口や鏡をさっと磨いたり、少しお風呂用洗剤をつけて浴槽を掃除したり。毎日少しずつ掃除をしておけば、大掃除をする必要もなく、結果的に時短につながります。
ストッキングはナイロン素材。とても細かく柔らかい繊維なので、デリケートな場所への掃除にも適しています。例えば、キッチンの流し台やお風呂場の蛇口。
水アカが付きやすいのでついつい堅いスポンジでこすりがちですが、それはNG。きれいにしようと思っても、逆に細かい傷がついてしまいます。まず、100円ショップなどで売られているクエン酸水を、気になる蛇口やシンクに拭きかけてください。そのあと、丸めたり折りたたんだりしたストッキングで、気になる部分を磨きます。
仕上げにシャワーで流してみると、見違えるほどキレイに仕上がりました。使い終わったストッキングは、そのままゴミ箱へ捨ててください。
風呂場の排水口も、放っておくと髪の毛が溜まってしまい、悪臭の原因にも。排水口専用のネットも売っていますが、ストッキングを使うと経済的です。
使い方は、とても簡単。排水口にストッキングをかぶせるだけ。ゴミが溜まればストッキングを外して捨てるだけ。とても簡単です。
ストッキングの繊維は静電気が起こりやすいので、ハンディモップにかぶせるといろいろなところのホコリ取りに使えます。
ソファの下やカーテンレールの上、扉のふちや巾木テレビボードの裏側など、普段なかなか手が届きにくいところで大活躍します。汚れが溜まったら、ストッキングを捨てるだけです。
小さく切っておいたストッキングを使ったバスルームの掃除術は先ほど説明しましたが、他の場所でも活用できます。ストーブの下のホコリやテレビボード、ゲーム機器など細かい部分の掃除にぴったりです。
さらには、掃除機のヘッド部分を外してストッキングをかぶせると、狭い場所でのお掃除に最適です。無くしたネックレスやピアスなどのアクセサリーを探すときにも吸い込まずに吸引ができ、安心です。
クローゼットの中や普段他人に見られない場所なら、ストッキングをひもの代わりに使うのもオススメです。雑誌や新聞、電化製品のコードを束ねるのにもストッキングを活用できます。
そして今回、私が一番オススメしたい活用法をご紹介します!! 掃除方法ではありませんが、収納や保管に役立つ"裏ワザ"です。
今回は見やすい、分かりやすいようにあえてベージュのストッキングで紹介していますが「人に見られたら恥ずかしい」と思う人はぜひ、黒や紺などの目立たない色で試してみてください。
ストッキングのウエスト部分から股の部分を使って長靴やブーツ、冬用の靴をきれいに保管する方法です。穴の空いている部分(足を入れる部分)に靴を片方ずつ通してみるとピッタリくっついて揃います。
靴が倒れてしまったり、折れてしまうこともなくなり、大切な靴を良い状態で保管することができます。
さらに、ストッキングの足の部分に丸めた新聞紙などを入れてブーツキーパーを作ることもできます。
着用できなくなったストッキング、全ての部分を再利用できますね。捨てる前にもうひと活躍させてみてください。