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年末に向けて掃除しておきたい場所といえば…窓ガラス!窓の効率的な掃除方法について、ハウスクリーニングや片付けなど家事サービスを提供している株式会社カジタクに教えていただきました。
窓ガラスを拭いたとき、ぞうきんが真っ黒になって驚いたことはありませんか。同社マーケティング部・宣伝PRの弘田光聖さんによると、窓ガラスの外側の汚れは、風で飛んでくる花粉や泥、黄砂、雨、車の排気ガスなどが原因だそう。「空気中に含まれる砂や花粉、排気ガスなどの汚れが窓ガラスに付着してそのまま放置しておくと、汚れが固まって落としにくくなります」と指摘します。
内側につく汚れの原因は、手あかやホコリ、油汚れにたばこのヤニ。汚れた手でガラスに触れると、手の皮脂がガラスについて室内のホコリやごみが付着しやすくなります。特にたばこのヤニはガラスを黄ばませることもあり、落としにくい頑固な汚れとなりやすくなります。油汚れは、台所の窓につくことが多い汚れ。料理によって油を含んだ水蒸気が発生し、ガラスを汚しているとか。
特に、花粉が飛来する時期は、窓ガラスの内側にも花粉が付着して汚れています。「部屋の換気時に花粉が入り込んだり、外出時に着ていた衣類から花粉が室内で浮遊して、窓ガラスやテレビに付着しています」と弘田さん。いずれの場合も汚れを放っておかずに、こまめに掃除をすることが窓ガラスのきれいさを保つ秘訣になります。
ここで、道具別の掃除方法を紹介します。
1. バケツいっぱいの水に、少量の中性洗剤を入れて洗剤液を作る。
2. 洗剤液を使って窓ガラスを2回拭く。1回目はゆるく絞ったぞうきんで窓ガラスを拭いて、2回目は固く絞ったぞうきんで窓ガラスを拭く。
最後にマイクロファイバーで窓ガラスを拭くと、ぞうきんの糸くずやムラがなく、きれいな仕上がりになります。
1. 水か湯を窓ガラスにかけて、スクイジーを使って掃除します。汚れがひどい場合は、少量の洗剤を混ぜたスプレーを準備します。
2. スクイジーのゴムの部分を窓ガラスに対して水平、平行になるように、左から右へ、上から下へと動かしてください。サッシの方に溜まった水は洗い流すなどしましょう。
1. 新聞紙を濡らした「濡れ新聞」で窓を拭きます。
2. 次に乾いた新聞で窓ガラスを拭き上げます。
軽い汚れであれば、洗剤は必要ありません。新聞紙のインクに含まれる油分が汚れを落とします。しかも、つや出しや汚れの付着を防止するコーティング剤の役割も果たし、一石二鳥の掃除方法です。
窓ガラスのついでに、網戸の掃除もやってみませんか。網戸掃除での注意点を、弘田さんは「力を入れすぎないこと」と話します。「どうしても落とせない頑固な汚れがあっても、絶対に力を入れすぎないでください。網戸が破れやすくなったり、傷つくことによって汚れが付きやすくなる原因になります。強くこすると、汚れと一緒に網戸自体も傷つくので注意が必要です」。
ぞうきん以外の掃除方法に、弘田さんは「便利グッズ」の利用を勧めます。例えば、網戸用ワイパー。「100円ショップで購入できる網戸用ワイパーは、窓拭き用シートと買っても経済的な掃除道具といえます。さっとひと拭きするだけでも、だいたいの汚れは取れます」と話してくれました。
窓ガラスがきれいだと、部屋の中も明るくなりそう。汚れが固まったりしてしまう前に、定期的な掃除できれいを保ちたいですね。
株式会社カジタク。ハウスクリーニング、宅配クリーニング、家事代行、整理収納、片付けなどの家事の宅配サービスを提供。イオングループとして全国でサービスを展開しています。