- 週間ランキング
12月3日(木)にオープン予定の「無印良品 東京有明」。規模はなんと銀座店を超える関東最大規模の3フロア1400坪!220名のスタッフが揃う店内は、物を販売するというよりも、もはや暮らしにまつわる全ての提案してくれる「場」のよう。今回編集部で一足早く取材することができたので、有明の店舗にしかない商品や新たなサービスをまとめてご紹介します!
今年の春、東京湾岸エリアの有明オープンした話題の大規模ショッピングモール「有明ガーデン」。そのモール&スパ1階〜3階に無印良品の新店舗「無印良品 東京有明」がオープンします。
グランドオープンは2020年12月3日(木)ですが、一足早く内覧会に参加してきた編集部が店内の注目ポイントをご紹介します。
「無印良品 東京有明」のある有明ガーデンまでは「ゆりかもめ」によるアクセスが便利。新交通ゆりかもめの豊洲駅または新橋駅から乗車し、有明テニスの森駅にて下車。徒歩約3分の道のりです。銀座や東京駅からとバスでアクセスすることも可能です。
広大な店舗は3フロアに分かれており、上から生活雑貨関連、家具・インテリア関連、食品関連の商品が揃っています。
「無印良品 東京有明」の売り場面積はなんと関東最大の1400坪。スタッフは220名となり、店内ではありとあらゆる無印の商品が揃っています。
「最良で最強の店舗を作っていきたい」と語る店長の松橋衆さんによると、今回オープンする店舗は従来とは違いコロナ禍を意識した取り組みや変わっていく生活様式に合わせた新たな試みも充実しているのだそう。さっそく、新たな試みとともに店内の様子をご紹介します。
店舗に入ってすぐ目に飛び混んできたのは、まるでインテリアショップにいるようなゆとりのある空間。無印良品といえば、収納をはじめとしたシンプルで使い勝手の良いアイテムが人気ですが、東京有明の店舗では、物だけではなく、「空間」を販売するのがお店のコンセプトになっているようです。
無印良品のほぼ全ての商品を取り揃えて上でこの店舗が目指しているのは「百八貨店」。百貨店のようになんでも揃うだけでなく、さらに「暮らしのサポート」「家づくり」「街づくり」をテーマにおいた8つの新商品・サービスを加えることで百貨店を超える存在になるのを目指しているのだそう。
8つの新商品・サービスは私たち消費者に関するものからオフィスや公共施設の空間づくり、江東区との環境に関する取り組みまで多岐に渡りますが、今回はそのうち特に注目の5つの商品・サービスについてご紹介します。
2階入ってすぐ右手にある広々とした「くらしなんでも相談所」。こちらは東京・湾岸エリアの住民を対象に1年前から座談会などで実施して集めた「暮らしのお悩み」に基づいた相談所。
無印良品のスタッフが自宅に訪問し、暮らしに本当に必要な持ち物を整理して部屋の収納を改善する「お片付けサポート」や、インテリア相談などを行うことができます。また、東京有明店舗限定の北欧ビンテージ家具やIDÉEのアートなどのインテリアアイテムを取り揃えています。
1階フロアでは食にまつわるアイテムがたくさん!なかでも注目は「量り売り」サービスです。
一部店舗では2020年の9月からお菓子の量り売りを実施していますが、こちらではお菓子だけでなくナッツやドライフルーツ、さらにコーヒー、豆、米、パスタと80以上の商品から好きな物を、好きな量だけ量り売りしてくれます。
袋入りだと量が多い…。もっとたくさんの種類をちょっとずつ食べたい…。といった希望にも柔軟に応えてくれますよ。お菓子以外の量り売りは無印良品初のサービスとなります。
駄菓子屋気分で味わえる!?無印良品でお菓子の量り売りがスタート!
2020年9月16日(木)から、無印良品の46店舗(2020年9月16日時点)で、28種類のお菓子の量り売りが始まりました。
気になる量り売りのシステムや実際の売り場の様子を、さっそくレポートします!
さらに、こちらも東京有明だけの新サービスとしてティースタンドが用意されています。茶葉をベースにフルーツやフラワーを組み合わせたブレンドティーはとっても香り豊か。
お散歩ついでにテイクアウトして近く有明ガーデンに隣接するガーデンパークでピクニックをしても楽しそうですね。
もちろん、茶葉を購入することもできますよ。
すぐ近くにはベーカリーやジューススタンドのほか、ゆったりと寛げるCafè&Meal MUJIも併設されています。
マイボトルを持参すると無料で利用できる給水サービスも用意されています。
2階フロア中心にある青果販売コーナーでは全国から集められた新鮮な野菜たちが。無印良品ならではの品揃えで展開されています。
量り売りをしているのは食べ物だけではありません。東京有明の店舗限定で「洗剤の量り売り」も実施されます。
肌に優しく環境に配慮した無印良品の洗剤4種から100ml単位で好きな分だけ購入することができますよ。容器は無印良品の洗剤ボトルだけでなく、空のペットボトルでもOK!
環境に配慮するサービスとしてこのほかにも商品パッケージの簡略化が先行して行われます。
新型コロナウイルスの影響により大きく変化した生活様式。以前よりもずっと住まいに対する「ここちよさ」「住みごこち」が重要視される昨今ですが、無印良品でもこれらの要望に応えるべく永く使うための機能を考えたり、変化に合わせた家づくりを身近に、自由に行うためのサービスを展開しています。
東京有明限定となる「部分リフォーム」「DIYサポート」、さらにフルリノベーションまで対応しており規模に限らず気軽に相談することができます。
2階奥まで進むと目に入るのがインパクト抜群の「陽の家」。なんと首都圏初となる原寸大のモデルハウスが設置され、さらに店内には住空間をイメージした家具も用意されています。
8つの新商品・サービスだけでなく、新型コロナや湾岸エリアを意識した商品やサービスもありました。
「くらしのなんでも相談所」に隣接する"無印の良品の黒”のコーナー。
無印良品といえば木の風合いを生かしたナチュラル色味を連想する方が多いのではないでしょうか?「無印の黒」はその正反対、従来商品を黒塗りした家具や生活雑貨を販売しています。
副店長の秋吉武士さんによると、湾岸エリアで生活する人たちとの座談会やアンケートを通したところ、白や黒といったテーマカラーでインテリアを意識している人が多かったのだそう。
そんなおちついた空間にも違和感なくなじむアイテムを、ということで東京有明の店舗限定で黒いアイテムが取り揃えられています。落ち着いた色味はインテリアの邪魔をしないのでオススメです!
従来の無印良品の店舗では比較的小さめサイズの卓上向けグリーンがメインでしたが、東京有明の店舗では1〜2mにもなる大型のものまで用意。存在感を感じられつつ空間にマッチする商品が揃っています。
3階の子供服コーナーには2箇所、木を使った子供用の遊びを提案。こちらの「カッタンコットン歯車」は、スタッフから木のボールを借りて階段の上から転がすと歯車に乗ってカッタンコットンと仕掛けをとおりながら落ちていきます。
これまでは何かと接触の多い遊具が多かったのですが、こちらは転がるボールを見て、聴いて楽しむ非接触型のアート作品。服を選んでいる間も子供が退屈することなく過ごすことができそうですね。
会計方法には、現金の手渡しによる接触を減らし、自分のペースで会計ができる工夫がありました。
通常のレジに加え、バーコードの読み取りから会計までを行うセルフレジ、また、バーコードの読み取りのみをスタッフが行い支払い処理は自分で行うタイプのセミセルフレジ形式を採用。好きな会計方法を自分で選ぶことができます。
無印良品は今年でちょうど40周年。節目ともいえるこの年にふさわしいスケールと新しい試みは何度でもいきたくなるほどとっても楽しい空間になっていました。ぜひ今度の週末にお出かけしてみませんか?