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寒くなり、鍋が恋しくなる季節。体の芯まで冷えていたり、風邪の引き始めかなと思ったら、特別体が温かくなる温活鍋を実践してみて。ピリ辛味にしたり、生姜などを使ったり、スープまでまるごといただける味付けで心も体もぽっかぽかに。
鍋の季節がやってきました。材料は切るだけ、なのに野菜もたんぱく質もしっかりとれる、体も部屋もあったまるといいこと尽くしの鍋料理。
さらに、免疫力を上げるためにも手っ取り早く体を温めるなら、鍋のスープを辛くして体の熱を上げましょう。普段のお鍋にキムチや豆板醤、ラー油を使うだけでピリ辛の味に仕上がります。また、生姜やにんにくなど、その食材自体が体を温める効果があるものを使うのもおすすめ。
さらに、味噌ラーメンや坦々麺にヒントをもらい、熱々のスープまでまるっと食べて体の芯から温まるのもいいですね。そんなとっておきのぽかぽか温活鍋レシピをいくつかご紹介します。
みんな大好きな豚と白菜を使ったお鍋。もはや家庭の定番となりつつありますが、仕上げに人気の食べる系のにんにくラー油を入れるだけで、箸が止まらないおいしさに変身!お酒にも合うので、晩酌しながら温まるのもいいですね。
1.材料を切る
白菜を4cm幅に切る。しょうがは千切りにする。
2.煮る
鍋に白菜を立てるように詰め、しょうが、水500ml(分量外)、◯を入れて中火にかける。煮立ったら豚肉を入れ、10分煮る。
3.仕上げ
ごま油を入れて火を止める。好みでにんにくラー油をかける。
(調理時間20分)
納豆を鍋に入れると臭みが出るのでは?と思う方も多いかもしれませんが、臭みはなくコクが出て、納豆自体もサラッとおいしく食べられます。特にキムチとの相性は抜群。豆もやしの食感がいい感じ!
1.材料を切る
にんにくはスライス、ニラは5cmの長さに、豆腐は食べやすい大きさに切る。
2. 炒める
鍋にごま油、にんにくを入れ弱火にかけ、にんにくの香りがしてきたら豚肉を炒める。豚肉の色が変わったらキムチを入れ1分ほど炒め、水600ml(分量外)と和風顆粒だしを入れる。
3.煮る
灰汁が出るようなら取り除き、納豆を入れ、10分煮る。味を見ながら味噌を加え、豆腐、豆もやし、ニラを入れ火が通るまで煮る。
(調理時間30分)
冷凍餃子を使って簡単にできる餃子鍋です。練りごまと味噌で坦々味を再現。放射状に並べれば美しいので、鍋パーティにもぴったり。アツアツの餃子をフーフー吹きながら食べるのが、冬に嬉しいメニューです。
1.材料を切る
キャベツ、玉ねぎはざく切りにし、鍋の底に敷き詰める。ニラは4cmの長さに切る。
2.煮る
1に水800ml(分量外)と◯を加える。10分煮たら、中央に豆もやし、その周りに冷凍餃子を放射状に並べる。豆もやしの上にニラものせ、5分煮る。
3.仕上げ
火を止め、ごま油を回しかける。
(調理時間25分)
骨付きの鶏肉から優しい味のだしが出て、スープまでおいしく食べられます。生姜がたっぷり入るので体が温まり、風邪の時や喉がイガイガする時にもいいですね。レタスと豆苗のシャキシャキ感が絶妙!
1.肉を焼く
フライパンに鶏肉を並べ、中火で焼き色がつくまで焼く。
2.肉を煮る
鍋に1と水6カップ(分量外)を入れ、中火で20分煮る。
3.野菜を切る
レタスは太めの千切りにし、豆苗は根を切り落とす。きのこは石づきを切り、手でほぐす。しょうがは千切りにする。
4.仕上げ
2に3と〇を加え、3分ほど加熱する。
(調理時間35分)
時間がない時にもさっとできる簡単な鍋。野菜炒め用のカット野菜を買っておくと便利です。味噌バター味なので、〆はやはり、中華麺がおすすめ。スープまでまるっと食べれば、体の保温効果が持続します。
1.材料を切る
豚肉を3cmに切る。
2.煮る
鍋に水500ml(分量外)と〇を入れ、煮立てる。沸騰したら野菜ミックスと豚肉を入れて5分煮る。
3.仕上げ
火を止め、バターをのせる。
(調理時間10分)
辛味はお子さんなど苦手な方がいれば、別添えにして食卓に出すのもいいですね。
今回ご紹介したほかに、鶏肉の鍋には柚子胡椒が合いますし、ゴボウなどの根菜類や、最近手に入りやすくなった松の実なども体あっため素材なので試してみて!
寒い日は鍋から立ち上る湯気を見ているだけでも幸せな気分に。家族とでもひとりでも、鍋を囲むだけで心も体も温かくなるから不思議です。