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2020年10月7日(水)に無印良品の一部の店舗で販売が開始された、オリジナルの生理用ナプキン。発売直後からSNSを中心に爆発的な反響を呼び、10月16日(金)からはネットストアでも販売を開始しています。そこで今回は、無印の生理用ナプキンをデザインから機能性までを徹底チェックしたいと思います!
今回発売されたのは、羽なし(23cm)タイプと羽あり(21cm)タイプの2種類。羽なしは12個入り、羽ありは10個入りで各399円(税込)で販売されているほか、携帯用の2個入り各190円(税込)もあります(写真はいずれも2個入り)。
SNSで一番話題となったのが、そのシンプルなデザイン。従来の生理用ナプキンのパッケージが、パステルカラーやピンクを基調とした爽やかなイメージのものが多かったのに対し、無印のものはシンプルな箱入りで、外見からは生理用ナプキンが入っているようには見えません。
筆者は無印の店舗で購入しましたが、目の前にあるのに見つけられずに店員の方に売り場を尋ねたほど。ドラッグストアやスーパーマーケットで購入した時のように、紙袋で別包装されることもなく、他に購入したものと一緒にエコバックに入れても何一つ違和感がありませんでした。
購入後、さっそく箱を開封してみました。
写真は、2個入りの箱を開けたときの様子。オフィスの女性用トイレには、各自が生理用品を入れておける専用のロッカーなどを設置している場合がありますが、ハードタイプのボックスに入っているので、ストックとして置いておくのにも便利そうです。
こちらが箱から出した状態。ナプキンの包装は紙製で、取り出し口は写真のようにすでに切り込みが入っており、使用済みのナプキンはこの中に入れて捨てられるようになっています。
無印の生理用ナプキンの特徴は厚みがあることで、公式サイトにも「ふんわり厚みのある仕様」と記載されています。写真左は、他社のスリムタイプのナプキン。写真は包装され、いずれも3つ折りの状態ですが、他社のスリムタイプと比較すると、無印の製品はおおよそ3倍の厚みがありました。
スリムタイプのものに慣れているとつけたときに少し違和感を感じますが、すぐに慣れるので厚みはそれほど気になりません。
羽なしタイプを開いてみます。表面材にはオーガニックコットンが使用されており、触れてみると非常にソフトでサラッとした肌触りです。ナプキンは、生理期間中は就寝時も含めてずっと肌に触れた状態で使用するもの。それだけに蒸れや痒みに悩まされる人も少なくありませんが、SNSでは「痒みがなくなった」「サラッとした肌触りで不快感が解消された」といった声が多く挙がっています。
羽ありタイプは羽の部分が特徴的で、他社の羽つき製品の場合、肌に触れる部分と一体になっているため、まれに羽の部分からわずかに横漏れすることがありました。しかし無印のナプキンは下側に羽がついているため、そうした横漏れの心配が以前より解消されそうです。
写真はパッケージ裏に表記されている製品の詳細ですが、右上に「ノンポリマー」と書かれています。ノンポリマーとは、一般的な生理用ナプキンに使用されている「高吸水性ポリマー」を使っていない製品であることを意味しています。
そのため一般的なナプキンに比べると吸収力が劣るため、使用上の注意としても、就寝時や運動時に使用する際の注意点が書かれているほか、なるべくこまめに交換することが推奨されています。
生理の出血量は人により異なるだけでなく、仕事柄なかなか交換する時間が取れないなど、ライフスタイルも人それぞれ異なります。そのためまずは2個入りを購入し、使い心地を確かめてみることをお勧めします。
生理用ナプキンは、とてもデリケートな製品です。それだけに自分に合ったものを選ぶことが大切ですが、無印のシンプルで肌に優しい生理用ナプキンの登場は、女性たちの選択肢の幅を1つ広げてくれたといえるのではないでしょうか。
【商品情報】
商品名:生理用ナプキン/羽なし(約23cm)
価格:携帯用 2個入190円(税込)、12個入399円(税込)
商品名:生理用ナプキン/羽あり(約21cm)
価格:携帯用 2個入190円(税込)、10個入399円(税込)
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。