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食費を節約したいときに作りたいのがお弁当。自分で作れば市販のものを買うより出費が抑えられ、栄養バランスも意識できますね。この記事では節約弁当におすすめのおかずレシピを紹介します。
豪華な食材を使ったお弁当もいいけれど、節約したいときは食材にお金をかけすぎていてはなかなか目的が果たせません。
鶏むね肉やもやし、きのこなど、一年を通して価格が低めで安定している食材は、普段の食事だけでなく、節約弁当にとっても救世主。とはいえ、ずっと同じ食材を使っていると飽きてくるので、味付けのアレンジなどでレシピのレパートリーを増やしていきましょう。
今回はスーパーで安く買える「鶏むね肉」「豚こま切れ肉」「卵」「ちくわ」「きのこ」の5つの節約食材を題材に、20分以内で作れるお手軽レシピをピックアップしてみました。
低価格なのに、タンパク質をしっかり摂れる鶏むね肉は節約おかずの強い味方!
鶏むね肉としいたけのガリバタ炒め
鶏むね肉、生しいたけ、○塩、○酒、○片栗粉、●ポン酢、●しょうゆ、●みりん、●にんにくチューブ、バター、サラダ油
調理時間:15分
鶏とじゃがいものカレーピカタ
鶏むね肉、じゃがいも、○塩・こしょう、○酒、●卵、●パルメザンチーズ、●カレー粉、塩・こしょう、薄力粉、オリーブオイル、ケチャップ(好みで)
調理時間:20分
鶏むねのカリカリポテト焼き
鶏むね肉、じゃがいも(小)、○薄力粉、○ハーブソルト、●塩・こしょう、●酒、オリーブオイル
調理時間:20分
アレンジ次第でいろいろなメニューに変身する豚こまは、冷蔵庫にあると心強い食材。お弁当の主役になる節約おかずを作りましょう。
豚こま団子の黒酢酢豚
豚こま切れ肉、れんこん、小ねぎ(あれば)、○酒、○薄力粉、●黒酢、●しょうゆ、●砂糖、●鶏ガラスープの素(顆粒)、●片栗粉、サラダ油
調理時間:15分
豚こま生姜焼き
豚こま切れ肉、玉ねぎ、薄力粉、○しょうゆ、○みりん、○しょうがすりおろし、サラダ油
調理時間:10分
豚肉と長芋の炒めもの
豚こま切れ肉、長芋、○酒、○片栗粉、○しょうがチューブ、●オイスターソース、●しょうゆ、●酒、豆板醤、サラダ油
調理時間:15分
シンプルな卵焼き一辺倒では面白くない!野菜や乾物と合わせたアレンジで楽しんでみませんか?
青梗菜のふわふわたまご炒め
卵、青梗菜、塩・こしょう、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○こしょう、ごま油
調理時間:10分
ほうれん草たっぷりオムレツ
卵、ほうれん草、○ピザ用チーズ、○牛乳、○洋風スープの素(顆粒)、○塩・こしょう、オリーブオイル、ケチャップ(好みで)
調理時間:15分
ひじき煮卵焼き
卵、ひじきの煮物、○砂糖、○薄口しょうゆ、サラダ油
調理時間:10分
お魚メニューに悩んだら、ちくわを使うのもアリかも。手軽にボリュームupできるので、重宝します。
ちくわとニラのチヂミ
ちくわ、ニラ、○薄力粉、○片栗粉、○卵、○鶏ガラスープの素(顆粒)、●ポン酢、●ごま油、●一味唐辛子、●白いりごま、ごま油
調理時間:20分
セロリとちくわのきんぴら
ちくわ、セロリ、○しょうゆ、○酒、○みりん、○砂糖、白いりごま、ごま油
調理時間:10分
ちくわのかき揚げ
ちくわ、長ねぎ、天ぷら粉、揚げ油、塩(好みで)
調理時間:15分
ヘルシーなきのこは、節約やダイエットの強い味方。いろいろレパートリーを増やしておきたいですね。
えのきとねぎのレンジナムル
えのきだけ、小ねぎ、○にんにくチューブ、○鶏ガラスープの素、●ごま油、●白いりごま、●こしょう、塩
調理時間:5分
厚揚げときのこのバター醤油
厚揚げ、しめじ、鰹節、小ねぎ(あれば)、○しょうゆ、○酒、○みりん、○バター
調理時間:10分
エリンギの肉巻き
豚バラ肉(薄切り)、エリンギ、塩、こしょう、ポン酢(好みで)、サラダ油
調理時間:15分
お弁当を作るうえで、安い食材を使う以外にも節約術はいくつかあります。併せてぜひ覚えておきましょう!
一年中価格が低めの食材とともに、積極的に使っていきたいのが旬の食材や特売商品。野菜や魚は基本的に旬の時期に栄養価が高くなりやすく、また豊富に採れるので価格も低くなります。
お手頃価格で手に入る食材は積極的に利用していきましょう。
毎朝お弁当のおかずをイチから作るのは、かなり大変。前日の夜の食事作りの際に少し多めの量でおかずを作っておき、お弁当用に取り分けておくと、それだけで1品ができるのでとってもラクです。
夜ごはんと翌日のお弁当で同じメニューになるのを避けたい場合は、食材のカットなど下ごしらえの段階で取り分けておくのがおすすめ。翌朝、前日とは違う調味料で味付けたり、調理方法を変えたりして味に変化をもたせれば別メニューとして楽しめますね。
短い時間で作らなくてはいけないお弁当には、冷凍食品も取り入れていきたいところ。冷凍食品は賞味期限も比較的長いので、特売になっている時に安く買い、ストックしておくといざというときに役立ち、節約にもなります。
いろいろなおかずが入ったお弁当は食べるワクワク感をうむかもしれませんが、作る方にとっては一苦労。朝食や夕食で栄養バランスがちゃんととれているなら、お昼だけは少しおかずのバリエーションを少な目にするのもアリと考え、肩の力を抜いてもいいかもしれません。
例えば「火曜と木曜は丼弁当にする」「おかずは肉・魚を1品必ず入れて、全部で3品のみ」など、満足感が得られつつも少し手抜きできるマイルールを決めてみてもいいでしょう。
手ごろな食材を使ったおかずのレパートリーをたくさん持っておけば、いろいろなパターンの節約弁当が楽しめますね。ぜひ作ってみてください!
レシピ制作:管理栄養士 尾花友理