今年の夏はイベントが軒並み中止……そんな時こそ、お家で楽しめるイベントを企画してみてはいかがですか?手作りうどんなら、親子で一緒に楽しめて、完成したおいしいうどんも食べられます。自分たちで作ったうどんは、おいしさもひとしおですよ。


手作りうどんって難しそう?いいえ、実は簡単なんです!


うどんを手作り、と聞くとハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか?ですが、うどんは小麦粉、水、塩をまぜあわせれば作れるため、とってもシンプルで簡単なんですよ。今回はご家庭でも揃えやすい、薄力粉、強力粉、水、塩の材料4つで作れるレシピをご紹介。こねる作業が面倒なんじゃ……なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんが、足ふみで作れるので力要らずでうどんが打てちゃいますよ。


作業をスムーズに進めるコツ


手軽な手作りうどんですが、親子でスムーズに作業を進めるには、あらかじめ準備と役割分担をしておくことが大切です。

うどんは水分量によって生地のやわらかさが大きく変化します。そのため、粉や水の計量はきっちりしておくのが成功のコツ。計量や火を扱う作業は大人が行い、材料を混ぜたり生地をこねたりする作業をお子さんに担当してもらうのがおすすめです。

レシピでは、大人と子どもの担当作業をそれぞれ分けて記載しているので、参考にしてみてくださいね。筆者は今回、小学校1年生の娘と一緒に挑戦してみました。


材料 (2人分)


薄力粉…100g
強力粉…100g
塩…小さじ1
水…100ml
きざみ海苔(あれば)…適量

<打ち粉>
薄力粉…適量

<麺つゆ>
麺つゆ(ストレート)…適量


作り方


1. <大人>ボウルに薄力粉と強力粉を入れる。<子ども>水に塩を入れて良くかき混ぜ、完全に溶かす。

2. <大人>ボウルに1で作った塩水を少しずつまわし入れ、スプーンで全体的に水分が行き届くように混ぜる。


水を回し入れるときは、お子さんにボウルを押さえてもらいましょう


この工程は手早く行わないと全体に水が行きわたらないので、大人が担当するのがおすすめ


3. <大人>冷凍用保存袋(L サイズ)や厚めのポリ袋に2を入れる。


生地を入れるときは、お子さんに袋を押さえてもらいます


4. <子ども>袋の上から、手でぎゅっとひとまとめにする。



5. <子ども>新聞紙を敷き、袋に入れたままのうどん生地をのせる。さらに新聞紙をかぶせ、10分ほど足で踏む。
※袋の端にうどん生地があると、足ふみの過程で袋が破けてしまう可能性があります。ある程度ふんで平らになったら、三つ折りにして袋の真ん中へ移動させます(何度も繰り返しましょう)。


足ふみする時にバランスを崩しそうなら、テーブルに手を置いてやると安全です


このように、平らになったら三つ折りにして袋の中央に移動させます


6. <大人>生地をひとまとめにして、冷蔵庫で15分ほど休ませる。



7. <大人&子ども>打ち粉をしながら、麺棒で直径20cm程度に伸ばしていく。


冷凍用保存袋やポリ袋をはさみで切り開けば、その上でそのままうどんを伸ばせます


ある程度生地を伸ばせたら、お子さんにも体験してもらいましょう


8. <大人&子ども>打ち粉をしながら生地を3つ折りにして、包丁で3mm程度の太さに切る。


子ども包丁を使用し、ケガをせずにまっすぐ切れるよう、まな板で生地を押さえながらカットしました


太さや長さがまちまちですが、それも手作りならでは。うどんを最後まで一人で切った娘は満足そうでした


9. 切ったうどんがくっつかないよう、薄力粉をまぶす。



10. <大人>3L程度のたっぷりのお湯で、12~15分程度うどんを茹でる。



11. <大人>ザルにあげたら、手でぬめりをとるように冷水でしめる。

12. <大人&子ども>麺つゆを用意し、きざみ海苔などをお好みでのせる。


盛り付けは娘と一緒に行いました。ほうとうのような太さですが、娘は「おいしいおいしい」と、ほぼ一人で完食


およそ1時間程度でうどんを作ることができました。普段食べているうどんとは比べ物にならないくらいのコシと、つるつるとしたのど越しに娘も感動!市販のうどんよりもだいぶ太く、長さも短いですが、味はとてもよく小麦の甘みが感じられました。

娘からは「次はもっと細く作りたい」「今度はあったかいうどんにしたい」とさっそくリクエストが。娘の料理へのやる気もアップしたようでうれしかったです。手作りうどん体験は夏休みの思い出にもなるので、ぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 絶品うどん作りに親子でトライ!この夏はお家イベントで盛り上がろう!