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夫婦と小学生、未就学児のお子さん2人の家族4人で暮らすeriさんは、毎月26万円以内で家計がやりくりできるようにと心がけています。その暮らし上手っぷりがInstagramでも注目を集め、フォロワー数は6.4万人に(2020年5月末現在)。そんな家計上手さんの家計の内訳を参考に、暮らしを見つめなおすヒントを見つけてみませんか?
こんにちは。Instagramで家計管理や日々の暮らしを公開しているeriです。
かつて浪費家だった私。結婚当初は貯金を切り崩しながら生活していましたが、長男が生まれたのをきっかけに家計管理を見直し、今では予算内で生活できるようになりました。
以前は世帯月収16万円(手取り)でやりくりしていましたが、いまは夫の転職で収入が増えたこともあり、夫の手取り月収の26万円という予算で4人家族の家計をまわしています。
夫の月収が増えた分や私の仕事分などで、今では年100万円を目標に貯金もできるようになりました。
ちなみに、昨年まで私はパートをしていましたが、心機一転し個人事業主としてライターなどの仕事をするように。
収入が不安定な仕事なので万が一に備えて夫の収入だけで生活できるようにし、私の収入はお小遣い分の1~2万円以外は貯金しています。
家計管理をするときに大切にしていることは1つだけ。
「ストレスを溜めない」ことです。
節約を始めた当初は欲しいものや食べたいものを我慢したり、子どもがお菓子を欲しがったりするたびにイライラしていました。
節約を意識しすぎるあまり、お金を使うことに罪悪感を感じるように。
そんな生活に疲れてしまい、改めてお金の使い方を考えてみたところ、自分や家族が楽しく生活するために、お金を使うことが大切だと気づきました。
それからは細かい支出はあまり執着せずに家計管理をするようになり、ストレスを溜めずにやりくりできています!
では、そんな我が家の家計予算の内訳を公開してみます。
ちなみに私が家計の予算を決めるときは、節約初心者のときに購入した「正しい家計管理」(林總著 WAVE出版)についていた管理表を参考にしています。
住宅ローン 60,000円
夫奨学金 18,000円
光熱費 20,000円
通信費 10,000円
保険費 25,000円
車代 22,000円(残価設定型クレジット)
我が家の固定費は約155,000円。
毎月必ず出ていく決まった金額なので、夫の給料日に引き落とし専用口座に振り分けています。このときのポイントが、あえて予算より少し多い金額を口座に入金しておき、差額を貯金すること。
例えば奨学金は月17,840円の引き落としですが、あえて18,000円としています。また光熱費は1年で最も金額が高いのが床暖房を稼働している1月で、その金額に合わせて高めに予算を設定しているので、残りの分が貯金に。光熱費を固定費に含んでいるのは管理がラクになるからです。、
固定費の予算を決めるときは「毎月、決まって出ていくお金はすべて固定費にする」と認識することが大切です。趣味で通っている月額制の習い事なども固定費扱いで考えると、本当に必要な金額なのかわかります。
我が家は固定費を節約するために、例えば「便利だから手放せない」と思っていたウォーターサーバーを解約したり、スマホを安いプランに変更したり、自宅のWi-Fiを少しでも安いものに契約し直したりしました。
食費+日用品費 週8,000円×5(40,000円)
外食費 10,000円
ガソリン代 3,000円
予備費 10,000円
夫お小遣い 40,000円
変動費の予算がこちら。月により食費が少し超えてしまうなどもありますが、その分別の予算で補填しています。変動費内でお金の行き来はありますが、「変動費」の大枠の予算内には収めるように心がけています。
なお変動費は袋分けで管理。少し面倒ですが予算分を千円札で引き出して、費目ごとにクリアケースに分けて入れています。キャッシュレス時代にアナログな方法ですが、現金のほうがあといくら残っているかが可視化できるので、あえて現金で管理してるというわけです。
ちなみに夫のお小遣いは仕事でのお昼ご飯代も含みます。金額は夫と相談して決めましたが、飲み会が続いたときなどは足りているか確認して、都度追加で渡すことも。また誕生日やボーナス時にはプラスで渡すようにし、夫に不満が出ないように工夫しています。
外食費は主に休日に家族で出かけたときに使います。また予備費は他の費目の予算がオーバーしたときの補填や、有料駐車場を利用したときなどに使っています。
以前の手取り16万円時代は、食費は「週5,000円×5」、夫のお小遣いは10,000円で、外食費や予備費はありませんでした。いまは少し家計に余裕が出たので予算を増やしています。
夫の手取り26万円-(固定費15.5万+変動費10.3万)=2,000円
2,000円とそのほか予算から余ったお金、それに私の収入を足した分が貯金分となります。
ちなみに、私のお小遣いは自分の収入から出しています。
我が家の家計を見ると分かりますが、手取り26万円でも毎月自由に使えるお金はほとんどなく、ほぼ生活に必要なお金として消えてしまいます。
1カ月頑張って働いたお金だからこそ、なんとなくの支出に消えるのはもったいない。
なので、何にどの程度使っているのか可視化して、納得しながらお金を使うのがおすすめです。
おいしいものを食べたり、本当に欲しい物を手に入れるために価値あるお金の使い方をして、楽しく家計管理していきたいですね!