- 週間ランキング
食材の保存に便利な冷凍庫。下味冷凍による料理の時短や、お得な価格で購入した食材を冷凍することで節約もかないますよね。でも、きちんと整理収納ができていないと、知らない間に賞味期限を切らしていたり、電気代がかかってしまったりと、節約に失敗してしまう事態に。冷凍庫を整えて、使いやすく管理しやすい冷凍庫を目指しましょう。
スーパーで割引食材をまとめ買いし、冷凍庫に保存して食費を節約。こんな風に日々努力している方も多いのではないでしょうか。ところが、冷凍庫が上手に使えていないとせっかくの工夫が節約に繋がらないこともあるのです。
例えば、冷凍庫がパンパンになるまで食材を詰め込んでしまうと、奥の方にある食材を忘れてしまい賞味期限切れになってしまうなんてことも。
そこでこの記事では、電気代も食材も無駄にすることなく、上手に冷凍庫収納をするポイントと、実際の収納例を紹介していきます。
冷凍庫の収納をする際のポイントは、大きく分けて3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
食材を冷凍保存する際には、賞味期限もしくは保存した日時を記載しましょう。そうすることで、いつ冷凍したものかわからずに破棄してしまったり、新しく冷凍したものを先に使ってしまったりといった事態を防げます。
また賞味期限切れを防ぐために、新しく冷凍するものは奥の方に入れ、古いものを手前に出しておき、手前のものから使っていくという方法もおすすめです。
冷凍庫にものを入れるときは、なるべく隙間を作らずに収納しましょう。隙間があると冷凍庫を開閉する際に、冷気が逃げやすくなってしまいます。また外の空気が流入し、冷凍庫内を冷やすための必要電力が大きくなってしまいます。
冷蔵庫の場合は、ものを詰め込み過ぎない方が消費電力を節約できる、といわれていますが、冷凍庫の場合は反対です。
冷凍庫は、ものをたくさん詰めることで食品が保冷剤の役割を果たし、扉を開けたときの外の空気の流入を防いでくれます。そのため、結果として、ものをたくさん入れるほうが消費電力を抑えることができるのです。
冷凍庫の扉の方式によって、収納方法は変わってきます。まずは引き出し式の場合。この場合は、上からもの収納するため、ついつい積み重ねてしまいがちですが、積み重ねてしまうと奥の方の食材に手が届きづらくなってしまいます。
さらに、奥の方に収納した食材の存在を忘れてしまい、賞味期限が切れてしまうなんてことにもなりかねません。引き出し式の冷凍庫の場合には、積み重ねずに縦に並べましょう。
前開き式の冷凍庫の場合は縦長のボックスなど、冷凍庫の奥まで長さのある収納グッズを使い、引き出して使える収納にカスタマイズしましょう。ボックスを使うことで奥のものも容易に取り出せ、食材をカテゴリごとに分けることが容易になります。
ここからは冷凍庫の上手な整理収納方法を、Instagramを参考に紹介していきます。保存容器やジッパーバッグを上手に使って、うっとりするほどきれいに収納されている方がたくさんいました。
手軽にマネできそうな収納方法だけを集めているので、ぜひ参考にしてみてください。
冷凍庫収納の定番ともいえる、保存容器を上手に利用した収納方法。同じ大きさの保存容器を揃えて利用することで、見た目もスッキリしますね。容器ごとにラベリングしてあるのもお見事。冷凍庫を開けた瞬間に、食材がある場所をひと目で把握することができます。
普段は見えない冷凍庫の収納にもこだわりを持ち、スッキリと白のジッパーバッグで統一しているt.kana_olvxvlozzz_homeさん。ごちゃついていないので食材を発見しやすいですね。整った冷凍庫の中にお料理の気分もアップしそう。
冷凍庫のサイズに収まるバスケットをいくつか並べ、仕切りを作っている収納例。バスケットごとに入れる食材のルールを決めておけば、料理や在庫量確認の手間も省けそう。立てて収納することで、どこに何があるかも把握しやすいですね。
ジッパーバッグに食材を入れて冷凍保存する際、ダブルクリップにラベルを貼り、それをジップパーバッグに挟んでいます。こうするとジッパーバッグを再利用する際に、書き直したりすることがなく便利!
ina__homeさんのワザは、100円ショップで購入した保存容器に冷凍したい食材を入れ、ブックスタンドで立てるというもの。これなら冷凍庫のスペースが空いている時も容器が立つので、何が入っているかのラベルが見やすく、容器も取り出しやすいですね。
こちらはなんと、オフィス用品のファイルケースを冷凍庫収納に上手に活用している例。ファスナー付きのファイルケースの背表紙に食材名をラベリングして、立てて収納しています。とても見やすく、またスペースの無駄なく収納ができています。
大量のお肉を、1食分ごとに小分けしてラップで包装。一つひとつに、肉の種類とグラム数をきちんと記入して冷凍すれば、使う際に迷いが生じず、必要な分だけ解凍できます。
冷凍保存をした食材名を、マスキングテープに記入して容器にペタッ。直接記入をしないことで、利用した後ははがすだけで別の食材や用途に使えます。a__uchiさんのように見やすい黒のマスキングテープを利用するほか、お気に入りのマスキングテープをはっておけば、冷凍庫を開けるたびに気分も上がりそう。
冷凍庫にぴったりフィットするフタつきケースを並べ、無駄なくスペースを活用。細々したものを収納しない、とにかく見やすさ重視という人におすすめの方法です。
たくさん入っているのはいいけれど、冷蔵庫や冷凍庫の中でバラバラになってしまう大容量パックのミニゼリーやアイス。____yuka_s3さんは箱や包装を捨て、冷凍庫内に作った専用のスペースに仕分けして収納しています。子どもも大人もすぐに取り出すことができる便利なアイデアです。
下処理をした食材、下味冷凍、1人前ずつのご飯など、スペースにより収納するものを分けているaya_home.0811さん。ネギなどのよく使うものは上開きのボックスに保存するワザもマネしたい!
sweeethome.aaさんは、お弁当に入れる冷凍食品を小分けにして、保存容器に収納。フタにはそれぞれのおかずの必要解凍時間を記載しています。これなら外装を捨ててしまっても問題ありませんね。少しだけ余ってしまった冷凍食品の保存方法に悩んでいた方は、ぜひこの方法を取り入れてみては?
狭い冷凍スペースでもseichang3さんのように保存容器も立てて収納すれば、取り出しやすさがアップ。2段になった庫内を上手に活用できています。
これまで紹介した冷凍庫収納の定番、仕切りや保存容器を活用してスッキリ収納。それぞれ用途に合った方法できれいに収まっています。フタが透明になっている保存容器を使うことで、引き出しをあけてすぐに何が入っているか判別できます。
食材を長期間保存できる冷凍庫。使い方を工夫すれば、食費と電気代の節約に大きく貢献してくれます。仕切りや保存容器、ジッパーバッグを上手に活用して食材を使い切り、節約上手を目指しましょう。