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風呂の残り湯、どうしていますか。そのまま捨てるのはなんだかもったいないですよね。残り湯の活用方法をライオン株式会社のお洗濯マイスター、大貫和泉さんに教えてもらいました。
一般的な浴槽に入る水の量はなんと約200リットル。再利用せずに捨ててしまっていたら、もったいない気がします。残った湯の使い道として、植木への水やりや非常時の備えなどが考えられますが、日々のことなので洗濯に活用できると、節水や節約にもなりますよね。残り湯を使うことによるメリットを紹介します。
洗濯機の使用頻度などにより異なりますが、風呂の残り湯を洗濯で使用すると、1か月で約1,800リットル(ライオン調べ)の量が節水できますよ。環境にもやさしい取り組みです。
洗濯に使用すると1か月で、約440円(同)の節約もできます。1か月続けると、節約できるのが洗剤1本分。そう考えるとお財布にもやさしいですね。
残り湯を活用すると、効率よく汚れが落とせます。その理由は温度。入浴直後は40度くらい、保管方法にもよりますが翌朝で25度くらいの温度になっています。洗濯に利用する水が温かいと、洗剤に入っている酵素の働きが良くなり、洗濯物の汚れも落ちやすくなりますよ。
お洗濯マイスターも、風呂の残り湯を毎日使っています。ライオンの調査によると、6割以上の主婦が、風呂の残り湯を洗濯に使用していることが分かりました。
残り湯を使う理由については、ほぼすべての人が「水道水の節約のため」と回答しています。一方で「水温が高いことから汚れ落ちが期待できそう」「環境を意識」した声もあります。
節水や節約、環境問題など、メリットも多い残り湯洗濯。無駄なくきれいに、残り湯洗濯に取り組みませんか。
情報提供:ブライトSTRONG