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雑貨店などで見かけるシンプルなボトルの除菌消臭スプレー「A2Care」(エーツーケア)をご存知でしょうか。パワフルな除菌消臭力なのに子どもやペットのいる家庭でも安心して使えると話題です。他の消臭スプレーとの違いや、気になるメカニズムを取材しました。
※掲載価格はすべて税別です。
「A2Care(エーツーケア)」は、シュッとスプレーをするだけで菌やにおいに働きかける無色無臭のウォーターミスト。「MA-T」という新しい薬液により、低刺激ながらしっかりした除菌消臭力を誇ります。ANAやJAL、ピーチエアなどの航空機内のほか、Jリーグセレッソ大阪のクラブハウス内、さらには東京バレエ団の衣装にも、除菌消臭のために使われているとか。
主力商品は「A2Care 300ml スプレータイプ」。シンプルなボトルなのでインテリアにもなじみやすく、部屋のどこに置いても邪魔にならない見た目であることも好評を得ているといいます。
A2Careの除菌消臭機能は、同社独自技術から生まれた「MA-T」という液剤によるものです。しっかり除菌消臭してくれるのに人体に害がほとんどなく、肌が敏感な人や小さな子ども、ペットなどにも安心して使えることが特徴といいます。その理由は「電子の動き」によるものとのことで、なんだか理解するのが難しそうです。そこで、A2ケア株式会社の長屋社長に説明をお願いしてみました。
「一般的な除菌消臭剤は、台所用洗剤と同じ成分の界面活性剤という物質を使用しています。この成分が入っていれば通常生活における一般細菌や臭いなどは除去できますが、界面活性剤は多少なりとも肌などへの負担があるものです。また、一般的な消臭剤は芳香剤により他の香りに変換するシステムのものが多数。根本的なにおいを解消しているわけではありません。それに対し、MA-Tは菌や臭いの元に直接働きかけ、酸化力により速やかに分解します」。
つまりMA-Tは、菌やにおいなど狙った物質だけを酸化することで除菌消臭するというもの。人体やペットの体にはほとんど害を及ぼさないごく低い濃度でも十分に力を発揮するそうです。
A2Careが安心して使える理由としては、「安定感」も特筆すべきポイントです。MA-Tは生きている菌やウィルスにしか反応しないという特徴もあり、ボトルの中で保管している状態では細菌が発生したりせず安定して保存できます。同社が行った実験によると、開封後半年経っても細菌や耐性菌を検出しないというデータも。どんなに良いものでも、成分が劣化していると逆効果になることもあります。そういった心配がいらないのも、A2Careを安心して使い続けられる理由のひとつです。
A2Careは除菌力がありながら人体に害がほとんどない製品なだけに、皮膚洗浄商品としても活用されています。界面活性剤やアルコールを使わずに水で洗うのと同等程度の皮膚刺激で、全身の皮膚を清潔に保つことが可能。医療や介護の現場でも使用されているほか、災害発生時の避難所などでも役立つそうです。
同社の長屋社長が、家事におすすめなA2Careの使い方を多数教えてくれました。目からうろこの使い方も! A2Careがあれば、菌やにおい対策がばっちりになりそうです。
「洗濯ものを干してすぐ、衣類が濡れている状態で表面が濡れる程度スプレーしてください」。
「お風呂を洗ったあとに、全体的にスプレーを。排水口のにおい対策にも役立ちます」。
「家の中のにおいは表面積の多い布製品に付着しています。ソファやカーテンなどのファブリック部分へのスプレーは、部屋のにおい対策に効果的です」。
「花が枯れるのは茎のまわりにつくぬめりが原因。MA-Tはそのぬめりを分解して水の吸収を助け、水を腐りにくくします」。
「においの気になる枕や布団に。肌への刺激がほとんどないので、直接肌にふれる素材にためらいなく使えます」。
「汗や体臭のにおいが気になる部活用具にもおすすめ。セレッソ大阪ではクラブハウスでの使用だけでなく、海外遠征にも持参してくれています」。
「A2Careシリーズには置いておくだけで除菌消臭してくれるゲルタイプの商品も。これを冷蔵庫に入れておくと、庫内のにおい対策になるだけでなく除菌もしてくれるため、食品が長持ちします」。
「家の中で感染が一番多いのは実はトイレ。特にドアノブや手すりなど手が直接触れる部分は注意が必要です。スプレーを乾いた布に噴霧後、清拭してください。ゲルタイプを消臭剤として置いておくのもおすすめです」。
A2Careがあれば、菌やにおいにまつわる家中の様々な悩みだけでなく、衛生用品としても役立ちます。「一家に1個」置いておきたい強い味方になりそうですね。主力商品のスプレーには、持ち運びしやすいミニサイズ(750円 / 100ml)もあります。まずはそちらから試してみてもよいかもしれません。