大山の麓に位置するオールインクルーシブのリゾートホテル「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」(鳥取県西伯郡伯耆町(ほうきちょう))は、大山の恵みを堪能できる秋限定の食体験を、2025年9月より順次提供開始。地元で収穫される新米や鳥取の旬の食材を活かした、地域の風土と季節の移ろいを感じるサービスを提供する。

“神在月”と“秋の実り”を通して、山陰の魅力に触れる機会

山陰地方は、古来より「八百万の神々が集う地」とされ、特に旧暦10月には出雲大社に全国の神々が集まると信じられている。この時期は全国的には“神無月”(かんなづき)と呼ばれる中、出雲地方では“神在月”(かみありづき)”と呼ばれ、神々とご縁が結ばれる特別な季節として人々に親しまれてきた。(*1)

また、秋は新米をはじめとした実りの季節。鳥取も、豊かな自然が育む多彩な農産物が出回る時期。近年では、持続可能な農業や地産地消への関心の高まりとともに、「米」の価値や日本の食文化そのものが改めて見直されている。こうした地域文化や時代の潮流をふまえ、同ホテルは、神の山とも言われている大山の恵みや秋の味覚を組み合わせた食体験により“山陰ならではの季節の深まり”を感じる場を提供する。
*1 出雲観光協会ホームページ:https://izumo-kankou.gr.jp/6404

地元の新米で握ったおむすびと選べる5種のトッピングを用意

神々とのご縁が結ばれる季節にちなみ、朝食ビュッフェでは、地元鳥取の新米を使った「おむすび」を用意。ライブキッチンでシェフがその場で塩むすびを握る。トッピングもこの地域ならではの5種類を用意。月替わりで提供する「新米の美味しさ」、米の旨味を引き立てるシンプルなトッピングによる滋味深い味わいが楽しめる。

鳥取県で収穫される新米を月替わりで銘柄を変えて提供

使用する新米

10月 コシヒカリ(鳥取県日野町産)
同ホテルが立つ伯耆町に隣接する日野町産のコシヒカリ。周辺を約1,000mの山々に囲まれるため寒暖差が大きく、また伏流水に恵まれた日野町の地で育まれたお米は、粒立ちの良さと甘みが特徴。

11月 星空舞(鳥取県産)
透き通るような見た目と、炊き上がりのツヤ・光沢が美しいことから、「星取県」で誕生し、星のように輝くお米として「星空舞」と命名された。水分を多く抱き込む性質により、冷めても瑞々しさが続き、ふっくらとした食感が長く楽しめる。

12月 八郷米(やごうまい)(鳥取県伯耆町八郷地区産)
この地の守り神「大蛇」が、自らの命と引き替えに一夜で作り上げたという大原千町の井手(用水路)を利用して栽培されるのが、有機・減農薬米として知られる「八郷米」。大山の清らかな伏流水で育ったお米は地元でも人気の品種。

トッピングラインナップ

「大山どりそぼろ×金山寺味噌」
味噌と野菜を一緒に発酵させることで旨味が凝縮する金山寺味噌に、大山どりの旨味をプラスした「おかず味噌」。

「鳥取県産長芋×海苔の佃煮」
ご飯に欠かせない風味豊かな佃煮に、サクサクとした歯ざわりの長芋を合わせた一品。

「砂丘らっきょう×南高梅」
甘酢漬けにした砂丘らっきょうと果肉が厚く皮が柔らかな南高梅を合わせた一品。冬の日本海から吹きつける厳しい風雪に耐え、寒さが厳しいほど色白で硬く引き締まった実に育つ砂丘らっきょうは、生命力の塊と言える(*2)。また、梅は、厳しい冬を越えて早春に咲くことから「困難を乗り越えた再生・新しい始まりの象徴」とされている。香りは邪気を払い、生命力を高めると信じられ、希望や復活をもたらす縁起の花。自然がもたらす大地の恵みのいわれと共に、甘酸っぱい砂丘らっきょうのシャキシャキした食感と梅干の酸味が楽しめる。
*2 全農とっとり アグリマーケット:https://www.jan-agri.com/study/rakkyo/

「鳥取県産焼きサーモンのほぐし身」
大山の伏流水で育ったサーモンをしっとり焼き上げ丁寧にフレーク状に。臭みがなく、程よく脂ののった風味豊かな味わい。

小さ目に握られたおむすびなのでトッピングを変えていくつも楽しめる

【提供期間】2025年10月1日(水)~12月31日(水)
【提供時間】7:00~9:30
【提供場所】レストラン「Locavore(ロカボール)」

大山の恵みを味わえるメニュー×アルコールのペアリング体験

大山の麓で、名水として名高い伏流水とシナモンやオレガノなどのハーブを配合した飼料で育てられる「大地のハーブ鶏(R)」(*3)。ハーブの力によって、くせの無い味わいながら旨味が濃い肉質のハーブ鶏(R)の手羽先をレモン風味のスパイスに一晩漬けこみ焼き上げた。爽やかな風味と鶏肉の美味しさをシンプルに味わうメニューに合わせて楽しみたいのが、二十世紀梨のリキュール。鳥取県産の二十世紀梨果汁を贅沢に使用した、甘みと酸味のバランスが良いリキュールはソーダ割りで楽しむのがおすすめ。鳥取県の大地の恵みを使ったメニューとアルコールのペアリングが、旅の想い出を彩る。
*3 大地のハーブ鶏(R):https://www.yonekyu.co.jp/Portals/0/brand/herbchicken/

【提供期間】2025年10月1日(水)~11月30日(日)
【提供時間】17:30~21:00
【提供場所】レストラン「Locavore(ロカボール)」

甘酒で作る旬の味覚を活かしたオリジナルスムージーを用意

今では“飲む点滴”として女性にも注目されている甘酒は、古来より神への供物(御神酒)や縁結びの儀礼に使われ、山陰地方では“神様由来の飲み物”として親しまれてきた。同ホテルでは、鳥取県産の星空舞を使用した甘酒に、旬の梨と梨のピュレをブレンドした甘酒スムージーを用意。温泉ラウンジで、湯上がりのひとときにぴったりな、爽やかな一杯が楽しめる。

お風呂上がりのひと時、ゆったりと寛げる落ち着いた空間の温泉ラウンジ

【提供期間】2025年9月1日(月)~10月31日(金)
【提供時間】20:00~22:00
【提供場所】温泉ラウンジ
※仕入れ状況により提供の無い日、また予告無く種類が変更、提供期間が終了となる場合あり。
※上記メニューの料金は、オールインクルーシブにて宿泊予約の場合、全て宿泊料金に含まれる。
※写真は全てイメージ。

メルキュール鳥取大山リゾート&スパ

「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」 は霊峰・大山山麓に立つリゾートホテル。雄大な大山を間近に眺め、遠くに日本海を望む豊かな自然、風情溢れる露天風呂で楽しむ温泉、朝夕のビュッフェやラウンジでのアルコールサービスを含むオールインクルーシブのおもてなしで、お客様を非日常のひと時へと誘う。「Local Inspired Hotel~ローカルインスピレーションから生みだされるホテル~」というコンセプトの通り、食やアクティビティを通じて鳥取、大山の魅力を感じてもらう、新しい旅のスタイルを提案する。

独り占めで楽しみたい壺湯のある温泉露天風呂

和洋の豊富なメニューを朝夕共にビュッフェスタイルで

【所在地】 〒689-4108 鳥取県西伯郡伯耆町丸山字中祖1647-13
【TEL】 03-6627-4692(予約センター)
【料金】 オールインクルーシブ 1泊18,500円~(2名1室1名あたり、税・サ込)
※一部有料、ランチの提供は無。
【アクセス】 米子空港から車で約45分、JR米子駅から車で約30分
【公式サイト】 https://mercure-tottoridaisen-resortandspa.jp

待ちに待った食の秋。鳥取県の豊富な食材を使った美味しい料理と温泉を心ゆくまで楽しめる「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」へぜひ訪れてみては?

情報提供元: 舌肥
記事名:「 鳥取県の新米と豊かな食材を堪能!『メルキュール鳥取大山リゾート&スパ』秋限定の食体験を提供