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同イベントは、ファッションやアパレルを楽しむ気運を醸成、産業を活性化することを目的として、東京都とファッション・アパレル関連団体などで構成する「ファッションフェスタ 2024 実行委員会」が主催。昨年に続く2回目となる今回は、事前オーディションを通過した“都民モデル”の方々も参加。プロのモデルと一緒に華麗にランウェイを歩いた。
オープニングでは山本寛斎、桂由美や石津謙介など日本を代表するファッションデザイナーたちの卓越した創造性と技術をショーで演出。日本の美意識を世界に広めてきた作品を紹介した。MCのテリー伊藤が、「60~80年代のファッションもあり、涙が出そうになる」と感激する一幕も。
「ストリート」と「トラディショナル」をテーマにした小学生モデルによるショーやダンスパフォーマンスも開催。出演したLDH所属のキッズダンサーたちの健闘を見たMCの白濱亜嵐は、「ダンスからみんなのファッションが伝わって来た」と、テリー同様、先輩として感激していた。
学生を対象に実施したアンケートを基にカスタム・アレンジされた学ランやブレザーなど未来の制服をショーで紹介するコーナーや、老若男女様々な方によるカジュアルスタイルのファッションショーなどのほか、各ファッションショーでは事前オーディションを通過した“都民モデル”の方々も参加。プロのモデルと一緒に華麗にランウェイを歩いた。
そしてイベント後半「HUMAN BEAUTY」では、東京の多様性と現代の新しい価値観をテーマに、男性服と女性服の垣根を取り払い、自身を表現するスタイルをショーで紹介。華やかな東京の夜のお出かけコーディネートをテーマに洗練されたフォーマルスタイルのショー「PARTY TOKYO」も実施。両コーナーでは、神田うのも華麗にランウェイを歩いた。
また、クロ-ジングにはサプライズでコシノジュンコが登場。「東京ってすごいなと。ファッションは常に動いていて時代の象徴なんですけど、まとめてくださる人はなかなかいない。テリーさん、よくやってくださいました」と感謝の言葉を述べ会場をわかせた。
MCを務めたMCの白濱亜嵐は、「さまざまなファッションを見て、東京という街のカルチャーの素晴らしさを改めて感じましたし、自分自身、もっともっとファッションや生き方は自由でいいと思わせてもらえるようなイベントでした」とコメント。同じくMCのテリー伊藤も、「東京のファションの奥深さみたいなものがあり、素敵だなと思う。これからもまたファッションをみんなで楽しんでいきたい」と総括した。
なお、同イベントを盛り上げる“参加モデル”“パフォーマー”として神田うののほか、仮面女子、寺門ジモン、coba、KOMOREBI、出口クリスタ(パリ五輪柔道 金メダリスト)、瀬立モニカ(パリ2024パラリンピック カヌー競技代表)、高田裕士(2021 デフリンピック 陸上競技代表)、高田千明(東京 2020 パラリンピック 陸上競技代表)など豪華メンバーが会場を盛り上げた。