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・多くの人で一番割合の多い菌
・欧米型の食事をする人に多い
・プロピオン酸をつくり出す
・持久力の向上に関係
・酢酸をつくる
・レジスタントスターチを分解
・果物や野菜、きのこをよく食べる人に多い
・穀物や野菜、豆類などの食物繊維を食べる人に多い
・コハク酸をつくる
・乳製品を食べる人に多い
・酢酸をつくる
・お通じへの影響
・果物、野菜、玄米雑穀米を食べる人に多い
・酪酸をつくる
・運動する人に多い傾向
・多くの人に多い
・酢酸をつくる
・内蔵脂肪面積に関係
1万人の腸内フローラの分析結果から、腸内フローラのタイプの7パターンが全体の90.2%を占めることがわかった。『Body Granola』のイメージキャラクターを務める田中みな実さんは4番目に多い「BRB」型、櫻井海音さんは2番目に多い「BBB」型。その他も含めるとトータルで29パターンの腸内フローラのタイプが出現した。上位全てのタイプに含まれていたバクテロイデスは、日本人のベースの腸内細菌と捉えることができた。また、1万人の検査結果から、腸内フローラのタイプは人それぞれ異なることが改めてわかった。
また男女別にみると、男女ともに上位2タイプは「BFB」型、「BBB」型で同じであるものの、3タイプ目以降で違いが表れた。これは、男女での生活習慣の違いやホルモンなどが影響している可能性も考えられる。
全57パターンの腸内フローラのタイプのうち、日本人に多い腸内フローラのタイプTOP3は以下の通り。現在の日本人ならではの食習慣や生活習慣が伺える結果となった。
今回、『Body Granola』のイメージキャラクターを務める田中みな実さんと櫻井海音さんの腸内フローラのタイプから見る、二人の食習慣やライフスタイルも徹底分析。腸内環境研究の第一人者である福田真嗣先生が解説を行った。
田中みな実さんの腸内フローラのタイプは、「BRB」型。「BRB」タイプの人の傾向として、「BMI(体格指数)が低め」「漬物、納豆などの発酵食品の摂取が多い」「食物繊維の摂取は多い」「乳製品はあまり摂取しない」ということが挙げられる。
福田先生によると、「ブラウティアは、内臓脂肪面積が小さい日本人にその割合が多いことや、肥満度を示すBMIが低い日本人に多いことがわかっています。田中さんの食習慣としては、漬物や納豆などの発酵食品や食物繊維、野菜の摂取量が多く、乳製品はあまり摂取しないのではないでしょうか。田中さんは、ご自身の腸内フローラに合っている、本当にお手本のような素晴らしい食生活です。また、長距離ランナーが多く持っている菌(バクテロイデス)も持っていますので、疲れやすい・体力をつけたいという場合は、にんにく、たまねぎ、ごぼうなどを摂り入れると良いですね。」と解説。
櫻井海音さんの腸内フローラのタイプは、「BBB」型。「BBB」タイプは、「野菜、果物、きのこ、海藻の摂取が少ない」「朝食を抜きがち」「嫌いな食べ物が多い」「高脂質な食事が好き」という傾向があるそう。
福田先生は「普段の食事が偏りがちな櫻井さんは、まずは1日3食、バランスよく食事を摂っていただきたいです。櫻井さんの場合は、にんにく、ごぼう、たまねぎの他に、ビフィドバクテリウムが好む牛乳やヨーグルトなどの乳製品、オリゴ糖を含むバナナなどが合っていますので、これらの食材を意識的に摂っていただくのがいいですね。お芝居などでお忙しい櫻井さんですが、体調を崩しにくい体づくりができると思いますよ」とコメント。
■プロフィール
福田 真嗣(ふくだ しんじ)氏
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO
慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任教授/一般社団法人腸内デザイン学会代表理事
腸内細菌研究一筋25年。腸内環境を適切にデザインすることで『病気ゼロ』社会を実現するため、2015年にメタジェン社を設立。便を「茶色い宝石®」と呼び、便に含まれる腸内環境情報から次世代のヘルスケア産業の創出を目指している。
<メディア出演実績>
日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」、日本経済新聞社「日経Gooday」、マガジンハウス「Tarzan」など、他多数。
今回、1万人を超える方の腸内フローラ検査結果から、様々なことが見えてきました。
全体の約90%は7つのタイプで占められており、バクテロイデスは全てのタイプに含まれていたことから、日本人のベースの腸内細菌と捉えることができそうです。一方、プレボテラやルミノコッカスといった食物繊維摂取量と関連する腸内細菌を含むタイプは、上位7つの中では比較的少ない傾向にありましたので、食物繊維摂取量が足りていないという厚生労働省の調査結果とも一致していると言えます。
同じものを食べたり同じ行動をしても、人によってその効果が十分にあったりなかったりしますが、それは腸内フローラが人によって異なるために起こることが最新の研究でわかってきました。今回の調査結果もそれを裏付けていると考えられます。腸内で短鎖脂肪酸をつくるメインプレイヤーが好む食材を積極的に摂り入れることで、肥満抑制や免疫機能増強、持久力向上など、さまざまな健康効果があることがわかっています。
ご自身の腸内フローラはどのような菌が多いのか、その菌がどのような食材を好むのか。そのためにまずは「自分の腸内フローラのタイプを知る」ということから始めてみることをおすすめします。皆さんの腸内環境に合った食生活・ライフスタイルで、自分に合ったヘルスケアを行っていきましょう。
1万人以上の検査結果の中で、まだ出現していない腸内フローラのタイプは全57パターン中28パターン存在し、約5割のタイプがまだ現れていない。そこで、腸内フローラ検査の受検者1万人達成を記念してキャンペーンを開催。対象期間中に検査を受け、まだ出現していない腸内フローラのタイプだった人には、各タイプ抽選で1名様にAmazonギフトカード1万円分をプレゼント!
■キャンペーン概要
キャンペーン名:「未出現の腸内フローラのタイプを探せ!」キャンペーン
参加方法:対象期間内に、腸内フローラ検査キットを購入し、採便した検査キットを投函
対象期間:2024年6月4日(火)~9月30日(月)
賞品:各タイプ抽選で1名様にAmazonギフトカード1万円分をプレゼント
URL:https://bodygranola.jp/shop/pages/process
今回の分析結果から、日本人に多い腸内フローラのタイプがわかった。そこからも日本人ならではの食生活や生活習慣の傾向が表れていたように、腸内環境とライフスタイルは密接に関係している。自分の腸内環境を知ることによって、ライフスタイルの見直しができるだけでなく、自分に合った効果的な食事をすることが可能となる。まずは「腸内フローラ検査」をしてみるといいかもしれない。