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また、デザイナーSIBATO氏によるグラフィックや、映像監督を務める神宮司秀将氏の動画演出、DJ/プロデューサーのTJO氏によるDJプレイなど、各ジャンルで活躍するクリエイターらが、AI PC Gardenの世界観を表現していた。
さらに、インテル® Core(TM) Ultra プロセッサーを搭載したPCメーカー9社のAI PCが展示され、実際に見て触ってスペックを試せる「タッチ&トライ」や、さまざまな AIアプリケーションを体験できるようになっている。
まさに自然とテクノロジー、クリエイティブが調和した世界観は、非日常を味わえる特別な空間美を味わえることだろう。
来場者にはイベント限定のオリジナル・ラテアートが提供されるほか、会場でアンケートに答えると、楠木氏監修のミニブーケのプレゼントも。
そしてイベント会場で撮った写真を、「#IntelAI」と「#AIPCがある世界」の両ハッシュタグをつけて X(旧 Twitter) もしくはInstagramで投稿すると、抽選で1名に今年発売のインテル® Core(TM) Ultra プロセッサーが搭載されたAI PCがプレゼントされるという。
ステージではトークイベントも行われた。冒頭に登壇したのはインテル株式会社 執行役員 マーケティング本部長の上野 晶子氏。
「AI PCの特徴は、AIによる作業を手元に残せること」
そう語る上野氏はAI PC Gardenを原宿の地で開催する狙いについて、「若い世代にAIのポテンシャルや、AI PCを使った新しいクリエイティブとの“出会い”や“ひらめき”を届けたい」と述べた。
AI PC Gardenの開催を皮切りに、AI PCを販売するPCメーカーと共に新たな歴史を刻んでいき、ハードウェアとソフトウェアの発展に貢献していく。そのような思いを今回のイベントに込めているという。また、2022年から始動したクリエイター支援プロジェクト「インテル® Blue Carpet Project」も紹介した。現在はおよそ40名ほどのクリエイターに最新PCを貸与し、クリエイティブ活動に専念できる環境を提供しているそうだ。
次にステージに上がったStability AI Japan 株式会社 代表のJerry Chi氏は、オープンな生成AIモデルの特徴と将来性について語った。同社を代表するのが画像生成AI「Stable Diffusion」だが、日本語生成に特化したAIモデル「Japanese Stable LM」はインテルのCore Ultraを搭載したノートPCで動作する旨を説明した。
誰でも簡単にロイヤリティフリーの音楽制作が可能なSOUNDRAW。同サービスを手がける楠 太吾氏は「自社独自のAI作曲エンジンにインテル搭載のPCを使っている」と話した。
SOUNDRAWは、北米や欧米を中心とした海外のユーザー比率が8割を超えているのが大きな特徴となっている。世界的な音楽レーベル「Def Jam」の元社長から出資を受けるなど、音楽業界から注目を集めるスタートアップと言えるだろう。直近ではヒップホップアーティストの「Fivio Foreign(フィヴィオ・フォーリン)」とコラボした世界初のAI楽曲をリリースするなど、さらなる成長が期待されている。
株式会社 Trippy CEOの漆原 陸氏は自社で開発するAIソリューションを紹介。テクノロジー×エンタメをキーワードに、「AIアライさん」や「ViViD MATE」、「AIおーじくん」といったサービスの開発背景を述べた。ハイスペックかつ高度なAI処理能力を持つAI PCは、これからの時代において必要不可欠な製品になるのではないだろうか。ぜひ、この機会にAI PCに触れてみるといいだろう。
イベント名: AI PC Garden Powered by インテル® Core(TM) Ultra プロセッサー
開催日: 2024年3月30日 (土)、31日 (日)
時間: 11:00 ~ 19:00
場所:Café STUDIO (東京都 渋谷区 神宮前 4-31-10 YM スクエア原宿 1F)
参加費: 無料