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カップヌードルのようなカップの中には乾燥されたお米や具材が。熱湯を注いで5分経ったらパウダーと仕上げオイルを入れてかき混ぜるだけ。
出来上がり! コリアンダーやカルダモンなどのスパイスにタマネギの旨みと甘みが加わった味わいは、まさに王道の欧風カレー。おすすめの食べ方は、よくかき混ぜた後で冷めない程度に2〜3分放置。そうするとお米がよりモチモチになるように感じた。それをお皿によそって出されたら、おそらくカップのカレーだとは気づかないほどの仕上がり。
パッケージの見た目は完全に「日清焼そばU.F.O.」そのものだが、封を開けると通常よりも後入れ調味料が多く感じる。『完全メシ』を実現するには、やはりこれくらいの要素が必要なのだろうか。
完成形。後入れの花椒入り唐辛子はふりかける量で辛さを調整できるのだが、貧乏性なものでいきなり全部投入。辛さは大得意な記者だが、それでも辛いと感じるほど味は本格的。もっちりとしたノンフライ麺に辛さが絡んで食べ応えもバッチリ。
まずはカップに結構な量の粉末と、スープものでは珍しいオイルを投入し、お湯を注いで30秒。
出来上がり。味の第一印象は「甘い。トマトの甘みがする」。そのくらいトマト感がしっかりと伝わる味わいだ。驚くのは、このわずかカップ一杯にたんぱく質が8.2g、食物繊維が3.5gも入っていること。これらの栄養素を入れ、なおかつこの味わいを出すには、あのくらい大量の粉末が必要なんだなと気付かされた。
まず最初に言っておくが、記者は野菜ジュースが苦手。とくに緑黄色系は普段絶対に飲まないと決めている。でもここはレポートを書かなきゃという使命感もあり、恐る恐る口をつけてみた。「? うまいじゃん」。なんと、こんな私でも美味しく飲めたではないか。グリーンスムージー=青臭いというイメージではなく、味は完全に果物のミックスジュースだ。野菜ジュースが大好きという人たちには申し訳ないが、世の中には飲めない人もたくさんいる(はず)。栄養とおいしさの完全なバランスを追求したこれは、そんな人たちにぜひ飲んでみてもらいたいと思った。
食品の値上げの話題からスタートした今回の企画だが、結局そのおかげで『完全メシ』に出会えたのはラッキーだったかも。栄養とおいしさのバランスを追求したものが、手軽に安価に食べられるわけだし。同シリーズはこのほかにも冷凍ものがあるそうなので、そちらもその内紹介するとしよう。