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内覧会ではアトム株式会社 東京支社長 野口正彦氏が登壇し、『和心とんかつ あんず はなれ』について説明を行った。
「和心とんかつ あんず」は2001年に福岡(原田本店)から始まり、現在では、FC店舗を含め、日本・海外併せて30店舗以上展開。 銀座三越の「和心とんかつ あんず 銀座店」では連日行列が出来ている状況だ。今回オープンする『和心とんかつ あんず はなれ』は、「和心とんかつ あんず」の看板メニュー「上州豚とことん」のとんかつはもちろん、これまでにない和牛の最高峰「A5ランク宮崎牛」を使った牛かつを新メニューに加え、最高のおもてなしと高品質な牛かつ・とんかつを提供する新形態の店舗となる。
1号店を銀座にオープンする背景として、海外からの団体旅行解禁や円安の影響など、今後さらにインバウンド需要が高まっていくと予想。日本ではなじみの深い「とんかつ」だが、外国人にとってはあまり喫食機会がないため、国内はもちろん海外からの外国人観光客にも、日本らしい食を通して国産肉の素晴らしさを知ってもらいたいという考えだ。また、新店舗では和を感じる店内で着物を着たスタッフがひとりずつ丁寧なおもてなしを行う。多くの外国人観光客が訪れる銀座に旗艦店を置き、今後は海外への出店を目指すという。野口氏は「お肉の工場直売所の事業と共に、あんずを海外でも出店していきたい。より多くの人、全世界の人に最高に美味しいお肉を提供していきたい」と意気込みを語った。
牛かつに使われる宮崎牛は、宮崎県内で生まれ育った黒毛和種で、日本食肉格付協会が定める格付基準の肉質等級5等級及び4等級のみしか名乗ることができない、日本を代表する和牛ブランド。その魅力は、口に入れた瞬間に溶け出すほどの柔らかさと、上品で芳醇な香り。細かく入った霜降りと、ほどよく締まった滑らかな赤身の絶妙なバランスが作り出すその舌触りは、宮崎牛ならでは。5年に一度開催される全国和牛能力共進会、通称「和牛のオリンピック」では、最高位の内閣総理大臣賞を史上初の4回連続で受賞している。新店舗では、そんな宮崎牛のA5ランクの中でもさらに希少なマーブリング12番以上のもの、そして肉質の柔らかい雌牛のみを使用している。
「和心とんかつ あんず」で使用している高級豚肉「上州豚とことん」は、群馬県の榛名にて優良品種の交配により誕生し、豊かな自然環境の中、水やえさに「とことん」こだわりぬいて大切に育てられたブランド豚。柔らかな肉質ときめ細かく風味豊かな甘みが特徴だ。「和心とんかつ あんず」で仕入れた「上州豚とことん」のうち、さらに選りすぐりのものだけを「和心とんかつ あんず はなれ」では使用している。
和牛の最高峰「A5ランク宮崎牛」や、高級豚肉「上州豚とことん」を使用した高品質な“牛かつ・とんかつ”のうま味を贅沢に味わってもらうため、福岡県の自社農場で育てられたお米「里山 ゆうひ」を、ひとりひと釜ずつ有田焼土鍋で炊き上げ提供。(平日ランチ限定「あんず膳」は土鍋炊きではありません。)
新店舗『和心とんかつ あんず はなれ』の店内はカウンター席を多く設けており、オープンキッチンで職人が調理する様子を目の前で見ることができる。フライヤーではなく、本格的な銅鍋を使い、熟練のとんかつ揚げ職人が手揚げ調理。銅鍋は高温と低温の2つあり、部位や肉の厚みに合わせて使い分けるそうだ。内覧会では職人が牛かつととんかつ揚げを実演してくれた。
そんな『和心とんかつ あんず はなれ』が提供するこだわりのメニューを試食させてもらった。
かつを揚げている間に、「自家製切り干し大根」や「千切りキャベツ」が提供された。宮崎県産大根を100%使用し天日干しし、自家製の醬油だれで仕上げた一品。ポリポリ、パリパリと歯応えが良く、甘辛い味付けがクセになる。そしてとんかつと言えば「千切りキャベツ」が付き物。だがこちらの「千切りキャベツ」は見た目もオシャレで、バルサミコを効かせた自家製のドレッシングがかかっており、野菜が新鮮でシャキシャキ。非常に美味しくこれだけでサラダとしての一品が成り立つ、そんなレベルの高い「千切りキャベツ」だ。とんかつだけでなく副菜までもが全て手作りというこだわり。
そしていよいよ「宮崎牛サーロインかつ膳」と「豚ヒレのシャトーブリアンかつ膳」が登場。今回は試食なので特別にハーフ&ハーフで提供された。
宮崎牛サーロインかつは見事なマーブリング。絶妙なレア加減で揚げられている。サクッとした薄い衣を噛んだ瞬間に宮崎牛の柔らかい脂が口いっぱいに溶け出し、肉は柔らかくとろけるような舌触り。喉が潤う牛肉というのを筆者は初めて知った。レモンやマスタード、ソースなどで楽しめるが、筆者は野口さんもおすすめの大分の「なずなの塩」でいただいた。上品な脂と芳醇な香りに天然塩がアクセントとなり、宮崎牛の旨さをより感じることができる。
豚ヒレかつは、しっかり肉厚で食べ応えありそうな見た目。しかし、口に入れると絶妙な柔らかさとなめらかな歯触り、上品でさっぱりとした旨みでペロリと食べられる。こちらは自分で擦って作る金ゴマ入りのソースでいただいた。フルーティーでゴマのコクと香りがヒレかつと相性抜群。
土鍋で炊かれたごはんにはおこげもできていて、香ばしく贅沢な気分を味わえる。美味しいとんかつにごはんも進むので、土鍋ごはんでたっぷり食べられるのは嬉しい。
そんな最高峰のA5ランクの宮崎牛の牛かつや、高級豚肉「上州豚とことん」のとんかつを食べてみたいけど…という人に朗報だ。こだわり抜いた高級牛かつ・とんかつを提供する『和心とんかつ あんず はなれ』では平日ランチ限定「あんず膳」を用意。各日20食限定で、価格は1,500円(税別)とリーズナブルに試すことができる。さらに、オープン記念として平日ランチ限定「あんず膳」に「宮崎牛トリュフコロッケ」を加えたセットが9/11(月)~9/15(金)までの期間限定で提供される。
セット内容:茶碗蒸し・味噌汁・混ぜご飯・とことん豚のとんかつ(ヒレまたは ロース)・宮崎牛トリュフコロッケ・野菜の天ぷら・なすのみぞれ和え・野菜の焚き合わせ・アワビ・生春巻き・卵焼き・白和え
※内容は仕入れにより異なる
※写真は平日ランチ限定「あんず膳」(期間限定メニューとは異なる)
※あんず膳のご飯は「福岡県産米」を使用。土鍋炊きではありません
※9/18(月)以降も平日ランチ限定「あんず膳(20食)」の提供はするが、宮崎牛トリュフコロッケ入りはオープン記念ランチ膳のみのセット内容となる
厳選された食材と和の趣ある店内で贅沢な時間を過ごせる『和心とんかつ あんず はなれ』。ぜひこの機会に最高峰の宮崎牛を使った牛かつやこだわりのとんかつを“とことん”味わってみてはいかがだろうか。
『和心とんかつ あんず はなれ』店舗概要
開業:2023年9月9日(土)
住所:東京都中央区銀座6-3-5小池ビル1階
営業時間:11:00~22:00(21:00L.O)
座席数:26席
電話番号:03-6826-2862
定休日:年中無休※年末年始等お休みする場合あり
アクセス:東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」C2・C3出口 徒歩2分