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参加者の手の汚れを計測。
記者の手には4790という数値。
ここで、抗菌博士が正しい手洗いの仕方をレクチャー。手のひらだけでなく、爪先や指の間なども念入りに洗うのが重要だと説いた。
石鹸は流水でしっかり流し落とす。濡れた手は使い捨てのペーパータオルで拭き上げるのがベスト。使用済みのタオルには菌がウヨウヨいるのだとか。
手洗い後の記者の手の数値。なんと551まで下がった。
ここからは先生がバトンタッチして、実際のお弁当作りがスタート。講師を務めるのは、管理栄養士を目指す学生料理家・弁当作家のんさん。高校生の時から家族のために食事やお弁当を作り続け、それらの写真を投稿したSNSが人気ののんさんが今回はリアルで弁当作りを教えてくれるあって、集まったファンは彼女の手元を動画や写真で熱心に撮影していた。
昨年には著書『お弁当作家の学生が毎日作る 家族と自分のゆる弁』も出版し、今乗りに乗っているのんさん。
のんさんの手元を見逃すまいと撮影する参加者のみなさん。
完成したのんさんのお弁当「混ぜごはんがかわいい!春の彩り弁当」。右はシナネンホールディングスグループが農福連携という取り組みでつくったお米。今回の混ぜごはんは、このお米を使用した。
のんさんの実演の後は、用意された具材を使って参加者もお弁当作り。
まったく同じ具材なのに盛り付け方は様々で、ランチボックスの中にみなさんの個性が表れた。
今回、お弁当を詰めた弁当箱は、大阪の女子高生たちが発案したこちらの抗菌仕様ランチボックス。シナネンゼオミックが新たに立ち上げる「暮らシカル」の第一弾製品。
ボタンを外すと、ご覧のようにフタと問題がそれぞれ一枚のプラスチック板に。銀イオン(Ag+)の力で抗菌作用を発揮するゼオミック仕様で、洗って繰り返すことで環境にもやさしいランチボックスで、食べ残しを入れて持ち帰るドギーバッグとしても使えるスグレモノだ。
抗菌仕様ランチボックスを発案した大阪府立千里高等学校のみなさん(左から今西萌々咲さん、太郎丸 夢さん、岩佐はなさん)。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて応援購入者を募集中(3/24まで)。
これまで何気なく作ってきたお弁当だが、ちゃんと衛生面を考えなければ食中毒など大変な目にあうことに。せっかく見た目が可愛らしくて栄養バランスを考えたお弁当を作っても、菌だらけで体調を崩してしまってはどうしようもない。作る前には正しく手洗いし、抗菌仕様のランチボックスを使うなど、食中毒対策を心がけよう。