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富士山の銘水株式会社では2010年の創業から13年続く天然水ウォーターサーバー事業のノウハウを生かし、事業コンセプト「①安全②安心③健康」を引き継ぎながら、コロナ禍におけるニーズに応えるべく浄水タイプのウォーターサーバー「every frecious」シリーズを開発。“好きなときに好きなだけ”を開発コンセプトに、2021年4月に第一弾として卓上タイプの浄水ウォーターサーバー「mini」を、2022年3月には第二弾の床置きタイプ「tall」をリリースした。「every frecious」シリーズは発売から約2年で累計台数23万台を突破し、ファミリー層を始め幅広い世代から支持を得ている。
第二弾の床置きタイプ「tall」は、出水操作位置が高いことで、大人には使いやすく子どもには安心な設計となっている安全性、23種類もの有害物質を除去できる高性能フィルター、さらに冷水タンク内を常時殺菌できるUV-LEDが搭載され衛生的。さらに3種のECOモード搭載、冷水・温水に加え常温水や高温水など6段階温度調節、インテリアにも馴染むマットなカラーやシンプルで上質なデザイン性が特徴となっている。
今回の新製品『every frecious tall+cafe』は「every frecious」シリーズの第三弾。第二弾の「tall」の機能はそのままに、コーヒー機能が追加された待望の新モデルとなる。UCCグループ(以下、UCC)と共同開発し、UCC独自のカプセル式ドリップコーヒーシステム“ドリップポッド”を内蔵した『コーヒー機能付き浄水型ウォーターサーバー』だ。水道水を注ぐだけで、飲み水はもちろん、粉ミルク作りや料理、そしてプロのハンドドリップコーヒーの味わいを自宅で手軽に楽しむことができる。
UCC“ドリップポッド”システムは、コーヒーを抽出するお湯の量、温度、蒸らし時間、お湯を注ぐスピードをコントロールすることでプロのハンドドリップを再現したもの。カプセルはコーヒーの他、紅茶や緑茶も合わせて全部で15種類あり、UCCが厳選したコーヒーを“世界中を旅するように味わえる”をコンセプトに展開されている。さらに専用フィルターを使用すれば自分好みの市販の粉コーヒーでも抽出することができる。
天然水ウォーターサーバー事業においては、2019年にコーヒー機能を搭載した「Slat+cafe」をリリースしており、今回浄水タイプの新製品『every frecious tall+cafe』はUCCとの2度目の共同開発となる。ウォーターサーバーとコーヒー機能が一体化したことによりスペースの問題や、コーヒーメーカーを使う際のタンク内の残水衛生問題、水を継ぎ足すことの煩わしさが解決される。そして、ハンドドリップするときのようにお湯を沸かさなくて済み、ケトルやドリッパーも不要となる。新製品『every frecious tall+cafe』と従来の天然水タイプ「Slat+cafe」との違いとして特筆すべきポイントは、今回の開発でコーヒー抽出時間が短縮されたこと。これまでは予熱時間40秒プラス、抽出に50秒ほどかかっていたが、今回独自技術開発により予熱時間をなくすことに成功した。
また、浄水タイプの「every frecious」シリーズは水道水を貯水タンクに補充して使うため、宅配される天然水のように水の使用量を気にせず使えるという手軽さと共に、高機能性フィルターカートリッジにより天然水にも劣らない水質でコーヒーを淹れることができる。手軽に大容量の水が使用できるので、家庭のみならずオフィスやクリニックの待合室などでも活躍しそうだ。
新製品の説明をした富士山の銘水株式会社 取締役 溝内竜士氏は「今回、独自開発技術を盛り込むことで更なる時短を実現し“もっと手軽に、好きなときに好きなだけおいしいお水を”というコンセプトに合致した浄水コーヒーサーバーを開発することができた」と新製品をアピールした。
料金プランはレンタルプランのみで月額3,850円(税込)。別途水道代とUCC公式サイトなどでコーヒーカプセルの購入が必要となるが、6カ月に1個届く浄水カードリッジや初期費用が月額料金にすべて含まれているので分かりやすくて安心だ。
UCCグループ ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社 取締役 黒木康宏氏は「この共同開発により幅広い方々にドリップポッドを知っていただけることを期待している。ご家庭で気軽に最高の一杯をお楽しみいただき、より快適に上質で生活をお届けしたい」とコメントした。
新製品発表会の後半は、コーヒー抽出のスペシャリストでありUCCアカデミー専任講師の村田果穂氏が登壇し、新生活シーズンに向けた新たな習慣として楽しめるアレンジコーヒーを紹介した。
今回『every frecious tall+cafe』で実演してくれたのは、日中の仕事や家事のリフレッシュにおすすめの「黒蜜コーヒースカッシュ」。モカ&キリマンジャロのカプセルを使用したアイスコーヒーで作られた。
『every frecious tall+cafe』のコーヒー抽出方法
①カプセルのラベルをはがしポッドを取り出す。※開けた時の豆の香りを楽しもう!
②取り出したポッドを、専用ホルダーにセット
③ポッドをセットした専用ホルダーをウォーターサーバーに取り付ける
④抽出メモリを設定し、抽出モードボタンを長押しする。※アイスコーヒーはグラスに氷を入れ、抽出メモリ【1】の水量に設定する。
⑤抽出が始まり「ピピン」と3回音が鳴ったら、ドリップ完了!
↑抽出メモリボタン、コーヒー、紅茶、緑茶抽出モードが追加された操作ボタン。50秒ほどの抽出時間であっという間にアイスコーヒーが出来上がった。
「黒蜜コーヒースカッシュ」は、抽出したコーヒーにお好みの量の黒蜜を混ぜ、その上からゆっくりと炭酸を入れ、さらに氷を追加。最後にライムを絞り入れて完成だ。下にコーヒー、上に透明な炭酸という2層のグラデーションになっており見た目にも美しい一杯。完成した「黒蜜コーヒースカッシュ」を試飲させてもらったが、黒蜜のコクと香ばしさにより味に奥行きがあり、ライムの苦みとシャープな酸味、炭酸でシュワっとすっきりした味わいの、まさに仕事の合間にぴったりな爽やかなドリンクだった。こんなカフェのような本格的でお洒落なメニューが、あっという間にできるのは『every frecious tall+cafe』ならではの魅力だ。家にあったら楽しみが広がる一台となるだろう。
村田氏によると、「美味しいコーヒーを淹れる条件で一番重要なものは美味しいお水。コーヒーのほとんどの成分は水で、水の影響がすごく出る。水道水だとちょっとカルキの匂いがしてしまうが、浄水で淹れることでコーヒー本来の香りや味わいをちゃんと引き出すことができる」とのこと。さらに、プロの技が詰め込まれた『every frecious tall+cafe』であれば、美味しいお水で誰でもいつでも美味しくコーヒーを淹れられ、さらに様々な種類のコーヒーカプセルがあるためお好みのコーヒーを楽しむことができるとし、「寝ぼけた私よりも美味しく淹れられるかも」と笑いを交え絶賛した。
新製品『every frecious tall+cafe』は安心安全な浄水の水が、ボタン一つで冷水から高温水まで選べ、さらにコーヒー抽出までできるという優れモノ。コーヒー好きでウォーターサーバーをお探しなら迷わずこちらを検討してみてほしい。今後、富士山の銘水株式会社では「every frecious」ブランドの商品ラインナップ拡大や、炭酸水やジュースなどの付加価値を高めたサーバーの開発を進めていくとのことなので更なる展開に注目だ。
製品詳細 ※2023年3月1日(水)より公式サイトにて販売開始
・製品名『every frecious tall+cafe(エブリィフレシャス・トール+カフェ)』
・販売サイト:https://every.frecious.jp/
・プラン:レンタルプラン 3,850円(税込)/月
※販路によってプランや価格が異なることあり。
<製品スペック>
カラー:マットホワイト / マットブラック(2色展開)
サイズ:幅290mm / 奥行363mm / 高さ1,125mm
重さ:20.6kg
タンク容量:合計8.7L=貯水5.7L / 温水1.5L / 冷水1.5L
消費電力:冷水=80W / 温水=350W / ドリップ抽出=1,270W