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奄美では、このサトウキビからとれる純黒砂糖、そして米麹を原料にした「黒糖焼酎」が親しまれています。
実はこの黒糖焼酎、奄美群島でしか製造を許可されていないって知っていましたか??
最近はじわじわと、日本全国に人気が広まりつつある黒糖焼酎。ほんのり甘く優しい味わいが特徴で、焼酎初心者にもオススメの飲みやすさが話題になっています。
今回はそんな、奄美が生んだ黒糖焼酎をピックアップ。
人気ランキングtop20を、味わいから飲み方まで徹底解説つきで紹介します。
こちらの黒糖焼酎ランキングは、Googleのキーワード検索回数による注目度、大手通販サイトにおける人気ランキング、nomooo(ノモー)の自社サイト内における検索の多さなど、複数の基準値をもとに独自に選定しているものになります。あくまでこのランキングは、参考の1つとしてご理解ください。
人気の黒糖焼酎ランキング20位は、「島のナポレオン」。
奄美大島にしかわ酒造が醸す黒糖焼酎です。
天然の湧き水と、恵まれた自然環境の中でのびのびと育ったサトウキビを使用しています。
黒糖焼酎らしい甘みがありながらもスッキリとした味わい。クセも少ないので、初心者にかなりおすすめの1本です。
焼酎独特のパンチは少ないので、普段焼酎を飲みなれている方だと物足りなく感じることもあるかもしれません。
しかしクセがなく、ロックでもするする飲めてしまう危険な一面もあるので、飲みすぎには注意ですよ!!
人気の黒糖焼酎ランキング19位は、「里の曙 奄美の杜」。
黒糖焼酎の常識を覆した逸材、「里の曙」の兄弟酒である「里の曙 奄美の杜」は、全ての黒糖焼酎の約5割を造る、町田酒造が製造しているマイルドな味わいの優しい黒糖焼酎です。
「里の曙 奄美の杜」は、なんといってもそのラベルデザインが魅力的。
田中一村の奄美に向く愛と思いが詰まったその画は、見る人全ての心を射抜くと言われています。
減圧蒸留により乱れた風味を取り除いた、癖のないまろやかな味はさすがの一言。
里の曙よりさらに中立的なブレンドに仕上がっており、より一層女性人気を博した逸品です。
その雑味の無い爽やかな風味と、飲みやすく癖のない喉越しが特徴です。
ストレートからお湯割りまで何でも合いますが、優美な香りをそのままに女性向けカクテルを作ってみるのも素敵です。
人気の黒糖焼酎ランキング18位は、徳之島で名を馳せる蔵元、奄美大島にしかわ酒造が作る「あじゃ」。
20位にランクインした「島のナポレオン」という黒糖焼酎が主力の同社ですが、「あじゃ」は焼酎好きには欠かせない隠れた名品です。
「お父さん」「親父さん」が由来である「あじゃ」という名は、常に近くで親しみが持てる黒糖焼酎を目指すという心意気から名付けられたそう。
あじゃは伝統的な仕込み方に、新たな技術を導入しながら成長する本格黒糖焼酎。一次仕込みには「甕つぼ」を使用し、黒糖の甘味を独特なコクと共に表現しています。
また、「長寿の島の水」という、飲料水としもて美味しく飲まれている水を使用。丹念に仕込みが行われています。
あじゃは、黒糖本来のコクを表現しながらも、癖のないなめらかな喉越しが特徴の黒糖焼酎。
ストレートで飲んでもきつくなく、程よい甘味を堪能できるでしょう。
人気の黒糖焼酎ランキング17位は、「ブラック奄美」。「奄美」を生み出した、奄美酒類株式会社が醸した一本です。
複雑な旨味を持つ「奄美」対し、同商品は入り組んだ風味を甘いバニラと黒糖のコクでまとめ上げた、唯一無二の味わい。
味に深みを与える黒麹を使用し、そのどっしりとしたコクは各蔵元の原酒を一つにする役割を担っています。
また、バランスのとれた樫樽熟成により、程よいバニラ香を持ち合わせながらも、透明に近いゴールドカラーを演出。
癖がなく、しかしコクと爽快感の両方を得た欲張りなブラック奄美は、水割りですっきりと飲むのがおすすめの黒糖焼酎です。
人気の黒糖焼酎ランキング16位は、「じょうご」です。
大人気銘柄「じょうご」は、焼酎好きだけでなく、これから黒糖焼酎を飲み始める方にも是非飲んで頂きたい逸品。
最も美味しい水と言われる「じょうごの川」の名を受けたこの焼酎は、川の滑らかなせせらぎの様に、穏やかで爽やかな味わいが魅力です。
南国感ある奄美の黒糖を100%使用した同商品は、9年連続モンドセレクション金賞を獲得。
黒糖焼酎には珍しい減圧蒸留により、雑味なく清涼感のある風味の表現に成功しました。
トロピカルな風味、洗練された黒糖の甘味をさっぱり楽しめる黒糖焼酎です。ロックでちびちび、又はオレンジ割などで爽快に飲み干してください。
人気の黒糖焼酎ランキング15位は、「加那」。
奄美黒糖焼酎の中で、初めて樫樽熟成を導入した黒糖焼酎です。
奄美の方言で「恋人、愛おしい」の意味を持つ「愛し(かなし)」という言葉から、この名前がきているのだとか。
恋人のように愛してやまない、奄美の島を体現した加那。幅広い層に今も親しみ飲まれています。
タンクで1年間熟成した後、さらにもう1年樫樽で熟成を続ける同商品。
初代の樫樽熟成にしか出せない淡い香りと優雅な旨味は、その名の通り人々から愛され続けている逸品です。
樽から染み出た樫の柔らかな琥珀色は、無色な酒を優美に輝かせ、化粧箱から出された瞬間持ち主に感動を与えます。
人気の黒糖焼酎ランキング14位は、奄美大島開運酒造が作る「紅さんご」。
その名の通り、サンゴのように美しくエレガントな風味を持つ、高級スピリッツのような味わいが特徴です。
まろやかな白麹と黒糖を混ぜた原酒を、3年間樽でじっくりと寝かせる同商品。
仕上がった黒糖焼酎は、琥珀色よりも淡い透き通った色になり、まるでラム酒かのように甘いバニラ風味が愉しめる逸品です。
樽の芳香な香りは、黒糖の甘味に高級感を演出し、味わい深い焼酎へと変身させます。
紅さんごは、高級なラムのような淡い風味と、黒糖の柔らかい甘味が特徴。
お湯割りや水割りでまろみを愉しみつつ、芳香な香りを感じてみてください。
人気の黒糖焼酎ランキング13位は、「まんこい」。
かなりパンチがある味わいにハマる方も多く、リピート率も高いそう。
ちなみに奇天烈なネーミング「まんこい」とは“手招きする行動”を指しています。
「招き入れる」「迎え入れる」「千客万来」などの意味を持っているんだそう。
その味わいは焼酎というよりも洋酒に近いイメージです。
というのもタンクではなく、樫樽で熟成させた本格焼酎。樫樽の香りがありながら、雑味や渋みなどはしっかりと除いてあります。
焼酎の香りと旨味も強いので、お酒好きな方も大満足な1本でしょう。
“レモンサワーにすると世界一うまい!!”なんてコメントも多数ありました。
レモンの爽やかな香りとともに、同商品でしか味わえないパンチのあるおいしさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
人気の黒糖焼酎ランキング12位は、海の藍に恵まれた、喜界島にある蔵元喜界島酒造の作る「喜界島」です。
喜界島では「くろちゅう」の名で親しまれる同商品は、爽やかでさっぱりとした飲みやすさから、多くの人から人気を獲得しています。
ラベルデザインにも職人の思いが込められた喜界島。
奄美の伝統黒糖とミネラルをたっぷり含んだ水で仕込まれ、甘味を控えめにした丁度いいビターな風味に仕上がっている逸品です。
伝統を重んじた醸造過程は、黒糖の旨味を余すことなく表現。
且つふんわりと立つ香りで、女性からも非常に喜ばれる黒糖焼酎となっています。
後から来る喜界島特有のコクを愉しむためにも、ロックで味わうのがおすすめです。
人気の黒糖焼酎ランキング11位は、「高倉」。
「浜千鳥」や「じょうご」など、多数の人気黒糖焼酎を世に放ってきた奄美大島酒造の中でも、通に飲んでいただきたいのがこの「高倉」です。
その門外不出な熟成方法により、見事なゴールデンカラーを実現させた高貴な黒糖焼酎。3年間の熟成を経た原酒を、さらにオーク樽でじっくりと寝かせたことによって、黒糖本来の甘味を引き出し、樫の香ばしい風味が加わっています。
まるでウイスキーのような味わいは、同様の熟成法である「太古の黒うさぎ」よりも荒々しく、しかし果実のような華やかな風味が特徴。
樫樽熟成により得た眩い琥珀色は、カリブ海でゴールデンカラーと呼ばれ高貴なる酒だと言われています。
高倉は、非常にフルーティーで且つ、しっかりとした飲みごたえある喉越しが特徴。
ストレートで、ゆっくり味わいながら飲んでみてください。
人気の黒糖焼酎ランキング10位は、数々の代表的銘柄を生み出した亀澤酒造場の「奄美瑠璃色の空」。
珍しい黒麹仕込みと長期熟成により、厚みのあるコクが最大限に表現された、黒糖焼酎の中の隠れた名品です。
同商品の仕込みは、甘味の濃い黒麹を使用。仕込み後の3~4年熟成させることで、黒麹のコクに新たな厚みを持たせてくれるのだとか。
徳之島最古の老舗だからできるこの奥深い風味は、黒糖焼酎好きには欠かせない味となることでしょう。
とにかく芳醇なコクと厚みのあるまろみが特徴の同商品。ロックや水割りはもちろん、お湯割りで飲むと一層香りが立ち華やかな風味を愉しむことができます。
人気の黒糖焼酎ランキング9位は、大正11年から続く伝統ある酒蔵弥生焼酎醸造所が作る「太古の黒うさぎ」です。
奄美諸島に古くから生息する、アマミノクロウサギに絢かった同商品。
そのスモーキーでスッキリ且つ、ラム酒のような味わいは、焼酎通だけでなくウイスキー好きの舌をも唸らせます。
さっぱりとしたタイ米を米麹に使用。内側を焼いたオーク樽で5年もの間、熟成させています。
これにより、ウイスキーのようなスモーキーな風味と、ラム酒のような芳醇なバニラ香の2つが混ざり合い、黒糖焼酎には稀有な味わいが表現されています。
ラベルデザインに、可愛らしい黒うさぎ二匹と淡いピンクの背景を起用しているのも、人気獲得の理由だと言えるでしょう。
原酒で飲みたいと思うほどあっさりしているので、飲み方はストレート、オンザロックがオススメです。
人気の黒糖焼酎ランキング8位は、「奄美黒糖焼酎 有泉」。
奄美諸島の最南端にある与論島に唯一ある黒糖焼酎蔵元、有村酒造が醸し出す代表銘柄です。
与論島に行けば、酒の席には必ずと言っていいほどこの有泉が姿を現します。
三段階の度数に分かれた有泉は、飲む人全ての好みにマッチする優秀な仕上がりとなっています。
南国のサンゴ礁からとれる、ミネラルたっぷりな水を用いて、全仕込み「甕つぼ」にて丹念に醸造されます。
また、米麹にはタイ米を使用。その硬質な舌触りによりキレとさっぱり感を演出しています。
ガツンとふくらみのある味わいと豪快なキレ感には、やはりすっきりと水割りがオススメ。
ジンジャー割、ソーダ割りでも美味しく飲めるでしょう!
人気の黒糖焼酎ランキング7位は、「海咲」です。
手作りにこだわった西平本家と、名品赤兎馬を世に出したことで名高い蔵元、濱田酒造が協同開発した絶品。
長期熟成によるため息の出るような旨さは、黒糖焼酎初心者からマニアまで、誰もを魅了する風味に仕上がっています。
国産の米麹のみを使用しており、その香りの良さは群を抜いています。
「甕つぼ」にて伝統的な三段仕込みを行った後、3年もの間長期熟成されることで黒糖本来の甘味、まろやかさ、そして絶え間なく立つ深い香りが生まれるのです。
すっきりと楽しむことの出来る、ロックや水割りが最適な飲み方だと言えるでしょう。
人気の黒糖焼酎ランキング6位は、「朝日」です。
奄美諸島が誇るこの黒糖焼酎は、雄大な自然に恵まれた喜界島の最古の蔵元、朝日酒造の逸品。
その名の通り、朝日のように澄んだ黒糖の風味を嗜める名産品です。
喜界島のサンゴ礁石灰岩層から湧く、硬水を仕込みに使用。
ミネラル分が豊富なこの水は、出来上がった黒糖焼酎に泡盛のような荒々しさと、澄んだ黒糖の甘味を与えてくれているそうです。
「泡盛」と「黒糖焼酎」という二面性を持った朝日は、特有のパンチの利いた味わいと爽快なキレが特徴。
がつんとストレートで飲み干すのも良し、ソーダやジンジャー割で爽快に仕上げ、食事と共に楽しむこともできる優秀な黒糖焼酎です。
人気の黒糖焼酎ランキング5位は、「長雲 一番橋 黒糖焼酎」。
「こつこつ造る」を理念に掲げた山田酒造が手掛ける、黒糖の甘味全てが凝縮された唯一無二の逸品です。
創業の場所から見える、橋が由来で付けられた「長雲一番橋」という名前。そのひたむきな醸造精神を伺い知れます。
長雲一番橋の最大の特徴は、なんといっても黒糖の深い甘味。
通常なら、少量の水やお湯で黒糖を溶かして米麹と共に仕込みますが、黒糖を溶かす過程にて低温でゆったりと時間をかけます。
そうすることで、黒糖本来の旨味と甘味を最大限に封じ込めているのだそうです。
一口飲めば、口の中に黒蜜のような甘さが広がる逸品。
労り尽くされた黒糖の厚みある甘さを楽しむため、ストレートやロック、お湯割りで飲むのがオススメです。
人気の黒糖焼酎ランキング4位は、「奄美」です。
日本で唯一、黒糖焼酎の生産を許可された土地、奄美諸島。その名を委ねられた黒糖焼酎「奄美」が堂々の4位にランクイン。
名だたる5つの蔵元から仕入れた原酒をブレンドして醸造された「奄美」。
その複雑な風味が混ざり合い、独特な旨味を感じることが出来ます。
ウイスキーのように、複数の優秀な原酒を使用したブレンデット黒糖焼酎でありながら、1本1本変わらない安定した風味、そして奄美諸島の代表的蔵元を一気に楽しめる逸品となっています。
コストパフォーマンスも非常に良く、毎日の食後酒に安定した風味を味わいたい方にはもってこいの焼酎です。
複雑ながらもコクのあるボディ、それをまとめるかのような、きりっとした後味が特徴。
飲み方としては、その絡み合う風味を楽しむためにもストレートが最適です。
人気の黒糖焼酎ランキング3位は、町田酒造が作る、黒糖焼酎の常識を変えた一本「里の曙」です。
その癖のない口当たりとさっぱりとしたまろみは、焼酎マニアの中で一度は飲んでみたい、面白い黒糖焼酎として名高く評価されています。
日本で初めて導入された「減圧蒸留」用いて製造。
これにより、黒糖焼酎特有の一癖あるコクと、嫌な雑味の無い風味の表現に成功しました。
この変革により、女性からも人気を博した里の曙。
現在、黒糖焼酎がパブやスナックで人々に飲まれているのは、この里の曙のおかげと言っても過言ではないでしょう。
素朴であっさりとしたまろみが特徴。
オススメの飲み方はロック。または、その柔らかい香りをほのかに引き立たせてくれる、お湯割りもたまらないです。
人気の黒糖焼酎ランキング2位は、「れんと」。
強豪たちをもろともせず、栄えある2位にランクインしました。
れんと(lento)とは音楽用語で「ゆるやかに」という意味。
その名に劣らず、味わいもまろやか且つすっきりとした後味が、万人に愛される秘密です。
れんとは「音響熟成」という特殊な熟成方法を用いて醸造されます。
約3ヵ月の間、大量のスピーカーからクラシックを流し貯蔵タンクに振動を与えます。
クラシックの緩やかな音の振動により、アルコール特有のきつい匂いや尖った風味が消え、滑らかな喉越しが表現された逸品に仕上がるのだとか。
れんとは、そのまろやかさと、特有のさっぱり感が生み出す味わいがたまりません。
おすすめの飲み方はロックですが、ソーダ割りにレモンを絞るとより爽快感が増して、焼酎好きの喉を唸らすことでしょう。
人気の黒糖焼酎ランキング1位は、「龍宮」です。
富田酒造場の代表銘柄。堂々1位の同商品は、全仕込みに甕つぼを用いていることから、生産量が非常に少ない希少銘柄となっています。
それ故、焼酎好きの間で絶大なる人気を誇っているにも関わらず、入手困難な黒糖焼酎として知られています。
龍宮は、焼酎の醸造過程にある一次仕込み、二次仕込み両方に「甕つぼ」を使用。
土器の独特なコクのある味わいが表現されています。
さらに、富田酒造自慢の「黒麹仕込み」による深いコクが、甕つぼから醸し出される特有の味わいと混ざり合います。
龍宮は、しっかりとした風味と、黒糖焼酎ならではの甘味を余すことなく表した、骨のある喉越しが特徴。
飲み方としては、ストレートやロックで龍宮の味を殺すことなく嗜むのが良いでしょう。
いかがでしたでしたか?
他の焼酎と違い、奄美群島でしか造られない黒糖焼酎は、飲めば奄美の自然を感じることができると思います。
飲みやすい味わいは、焼酎初心者から女性にもオススメ。
ほどよい甘さは、カクテルの割り材にも合います。
家に1本あれば、お酒好きとして一目置かれること請け合い!
ぜひこの機会に試してみてくださいね。
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