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「悪魔の蔵」を意味するチリ産ワイン『カッシェロ・デル・ディアブロ』。キリン公式サイト内、メルシャンの特設ページにて、このワインと相性抜群で「悪魔的においしい」料理のレシピの数々、その名も悪魔メシが紹介されております。
結構お手軽に作れるレシピが多いので、実際に試してみました。今回は、目眩がするほど濃厚だという「目眩(めまい)ドリア」との一皿を作ってみたのですが……また強烈な味わいでお酒が進む一品に仕上がりましたよ!
まずはアボカドを潰します。半分に切って種を取って四分割して皮を剥いたら、ボウルに入れてスプーンなどでペースト状になるまでグシャッといきましょう。写真では硬いアボカドに当たってしまい、ちょっと粗いのですが……問題ナシ!
次に、潰したアボカドにおろしにんにく小さじ半、わさび少々、レモン汁大さじ1程度を加えてよくかき混ぜます。
アボカドペーストを市販のエビドリアの表面に広げます。まるごと一個分、たっぷり厚めに敷き詰めちゃいましょう。冷凍食品のエビドリアの場合、事前に少しレンジで加熱しておくのがオススメです。
更に上から海苔の佃煮を渦巻き状に盛り付けて、佃煮同士の溝に注ぐようにしてごま油大さじ2程度を加えます。あとはコレを温かくなるまで、お好みの時間レンジでチンするだけ!
加熱した時点で佃煮が溶けてアボカドにちょい染みちゃうのもあり、見た目は若干悪いのですが……一口食べれば、なんとも独特な超~まったりとした口当たりの濃厚テイスト! アボカド、佃煮、ドリアのホワイトソース、ごま油……まったりトロトロ系の食材たちが合体して、食感は優しいのに不思議なパンチがビシビシ出てます。
アボカドと海苔の佃煮の組み合わせ自体は、以前「王様のブランチ」でキャイーン天野さんが紹介していたもので、ご飯が進むマッチ感アリ。そこにドリアが加わると更に進化して、とにかくねっとりコクうまな和洋折衷テイストに!
味同士が意外と喧嘩せず、アボカドのこっくり感が引き立つ複雑な風味に仕上がるのがなんとも不思議! 小さめの冷凍ドリアでも満腹ボリュームになるのも嬉しいです。とにかく濃いので確かにワインが欲しくなる……。晩酌時のメニューに試してみては?