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ローソンストア100が展開するオリジナル商品シリーズ「バリューライン」の新作として『サバカレー』が並んでいるのをご存知でしょうか。サバは魚の鯖。カレー味で味付けした鯖の缶づめという珍しい商品。鯖とカレーを組み合わせて食べる機会はなかなかなく、ちょっと想像しにくいですが、そのお味は!
『サバカレー』の缶はかわいらしいタッチの鯖とカレーのイラスト入り。オリジナル商品であることをあらわす“VALUE LINE”ロゴもしっかり入っています。
原材料名に並ぶのは、さばの他カレー粉や各種調味料、ウコンなどの着色料。タイ原産の輸入缶詰めです。
缶のフタはプルタブ付きで缶切りナシで開けることができるタイプ。
缶から出した『サバカレー』がこちら。カレーらしいスパイシーな香りがありますが、それ以上に強いのが鯖の香り。カレー自体が少なめということもあり、見た目も匂いもメインは鯖……というのは他の缶詰めやレトルトのカレーとは大きく異なるポイントと言えるでしょう。
鯖は缶づめの鯖水煮のように身はもちろんのこと骨まで柔らかく、箸などで割って食べることができます。カレーに絡めて食べる鯖の味は他にはない独特のものですがそれほど違和感はありません。みっしり詰まった身をギュッと噛みしめると鯖ならではの旨みが味わえます。ただ、鯖の匂いの強さや、骨の食感など普段カレーを食べていて味わうことのない要素も多くややクセはあるので好みは分かれるところかもしれません。
カレーはややドロッとした日本風。辛さの刺激はほとんどない甘口ですが、トマトの風味が効いているのが特徴です。それに加え、カレー部分のみを食べてもしっかり鯖の風味が感じられるので、こちらもやはり他にはない独特の味わい。
柔らかい鯖は、スプーンでも簡単に割ることができるのでご飯にかけてカレーとして食べてもばっちり。食べ応えのある鯖にトマトの風味が効いたカレーは食の進む味わいです。
『サバカレー』のエネルギーは100グラムあたり133kcal。内容量は120グラムなので、1缶では1.2倍の約159kcalになる計算です。DHAも1.2倍で480ミリグラム入り。
鯖の水煮とカレーという珍しい取り合わせのローソンストア100『サバカレー』。カレーよりも鯖の風味が前面に出た独特の味わいはちょっとクセがあり、誰にでもオススメできるという訳ではありませんが興味を持ったら一度は試してみる価値アリ。普段食べているカレーとも、鯖の缶詰めとも違う想像以上に不思議な食体験ができることは間違いありません。トマトの酸味が効いたカレーと食べ応えのある鯖の組み合わせはハマる人もいるんじゃないでしょうか。
30代以降の人なら、『サバカレー』というと1996年放送の玉置浩二、浅野温子主演の缶詰工場を舞台にしたTVドラマ『コーチ』を思い出す人もいることでしょう。劇中では、缶詰め工場を立て直すための画期的な商品として登場したサバカレーの缶詰。ドラマを見ていたという人は、当時のことを思い出しながら食べると味わい深く『サバカレー』を楽しめるかもしれません。
<参考リンク>
・ローソンストア100|さばカレー