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イタリアを代表するチーズのひとつといえば「パルミジャーノ・レッジャーノ」。コストコでもPB商品として販売されておりまして、一般的な24カ月熟成タイプのほか、より熟成期間の長い『KSパルミジャーノレジャーノ36ヶ月』もあるんですね。
まさに旨味の結晶のようなチーズ。料理の隠し味にも使われますけど、ぜひそのままご賞味あれ。めっちゃ美味しいので……。
こちらがコストコPB商品『KSパルミジャーノレジャーノ36ヶ月』。KSはコストコのプライベートブランド、KIRKLAND SIGNATURE(カークランドシグネチャー)のことですね。100グラムあたり314円でした。だいたい500〜600グラム程度のブロックで販売されていますよ。
商品パッケージには「36カ月熟成(AGED OVER 36 MONTHS)」と、長期間熟成であることを示す「ストラベッキオ(STRAVECCHIO)」の文字が。正式な商品名は「パルミジャーノレジャーノ ストラベッキオ」ですかね。
開封すると濃い〜チーズの香りが。ハードチーズのパルミジャーノ・レッジャーノは本来は樽型のホールサイズで、それをブロックにカットして販売するのが一般的ですね。
パルミジャーノ・レッジャーノは製造段階で厳密に管理されておりまして、カットする部分によっては外皮に管理用のスタンプや焼印が見られることも。
その外皮はかなり固く、直接食べるのには向きません。表面に見える白い斑点はアミノ酸の結晶だそう。長時間の熟成によって発生するもので、実は旨味のかたまり。ジャリっとした食感だったりします。
おすすめの食べ方は“そのまま”! 写真はスライサーでスライスしたもの。このくらい薄くても、熟成チーズの濃厚すぎるコクが十分に伝わってきます……舌にのせた途端、唾液が……うめぇ(*´﹃`*)
24カ月熟成タイプと比べると、しっとり感が弱まり、発酵の進んだ甘みを感じます。やわらかい酸味と重厚なコク。味わいがより多層化されて得も言われぬ美味しさに……(極端に違うようなものではありませんがっ)。
ざっくりと割って、大きめのカケラをお口に放り込むって食べ方もいいですね。むしろそっちのほうがオススメ。というのも、熟成の進んだパルミジャーノ・レッジャーノ特有のジャリっとした食感と滲み出る旨味は、ある程度の固形感がないと味わえないですからね。
もったいない……という気持ちは抑えて、ぜひ大きめにカットしたものかじってみてください(写真よりもずっと大きく)。
パルミジャーノ・レッジャーノは料理の隠し味としても活躍するチーズ。固い外皮部分は(グレーターなどを使って)粉状にしてパスタソースに混ぜてみたりしてもいいかも。
パルミジャーノ・レッジャーノを使ったチーズトーストは……(*´﹃`*)
新鮮なうちはそのまま食べて、乾燥しすぎちゃったり、賞味期限が過ぎちゃったりした場合は、他の料理と組み合わせて食べるのもいいかもしれませんね〜。
ところで、コストコ版パルミジャーノ・レッジャーノの24カ月熟成タイプと36カ月熟成タイプの価格差はどんなもんでしょう。時期によって変動するとは思いますが、2017年3〜4月時点では、
という価格差でした。36カ月熟成は24カ月ものより17%ほどお高め。どちらも美味しいので、とりあえず初めて買うなら24カ月熟成タイプでいいかと。それでもし気に入ったら、じゃぁ36カ月熟成ってどんな味?って感じに手を出してみるのがいいと思います。
保存するときは、ラップに包んでジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に。乾燥しすぎないようにして、なるべく早めに食べるようにしましょう。