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ぼちぼち近づいてきているゴールデンウィーク。クルマでどこかにお出かけする前に「シガーソケット用USB充電器(シガソケチャージャー)」を調達しようと考えていたりしますか?
とりあえず予算に応じてお好きなものを選べばいいと思いますが、やっぱり性能重視という方にはコレ、って製品をピックアップしました。
過去にガチ検証して良好だった製品のうち、いまもアマゾンで購入できるものです。ご参考にどうぞ。(mitok編集部)
Anker製『PowerDrive Speed 2 39W』は安定した2ポートモデルだ。
QC(Quick Charge)対応の2ポートを搭載。過電流保護はポートごとの個別検出で、最大電流値は3.3A。底上げ負荷テストでは、3.0A底上げ時でも負荷グラフにノイズはなく、安定した電源回路であることがわかる。おそらくポテンシャルとしては3.3A×2=6.6A以上はあるだろう。
電源はひとつの回路から分配するのではなく、上下の基板に1回路ずつスイッチング回路を持つ完全なデュアル構成となっている。QCはポートごとに出力電圧の切り替えが要求されるので、必然的にポートの数だけ電源チャンネルが必要となる。
QC制御チップはそのマーキングからEOSMEM社製NT6008と推測される。12VまでのQC供給に対応しており、アップル系デバイスでも属性は2.4A、Android系short属性へも自動切り替えに対応。QCポートはApple系スマホ(iPhone)でも使用可能だ。
先程と同じくAnker製モデル『PowerDrive 2』もピックアップ。発売からしばらく経つ製品だが、アマゾンではいまなお売れ筋だ。999円と手頃な価格で、性能面もバランス良く整っている。
最大負荷は5.51A、充電識別「2.4A×2ポート」での供給に必要十分な性能だ。過電流保護は各ポート3Aで自動切断するようになっており、他のポートが過電流保護で落ちたとしても、もう一方のポートには影響はなくそのまま使い続けられる。
なお、本商品はポートごとに3Aで保護切断されるため、負荷テストでは片側ポートに3Aぎりぎりのダミー抵抗を取り付け、もう一方のポートに負荷計測回路を取り付けている。 グラフの波形に小さな乱れがみられるが、これはすでに3Aの負荷がかかっている状態である点を踏まえて確認してほしい。
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。