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業務スーパーの店内に積み上がっている格安の袋麺。日本的なラーメンもあれば、韓国ラーメンやエキゾチックなヌードルまで、さまざまな種類がありますよね。どれもお安いとはいえ、それなりに量があるので、なるべくおいしいものを選びたいところ。そこでmitokでこれまで実食してきた袋麺の中から、これならおすすめ!というラーメン・ヌードル食材をチョイスしてみました。
※本企画で紹介している商品は店舗や地域、季節等によって取り扱っていない場合もあります。表示価格は編集部購入時のものであり、変動している可能性もございます。あらかじめご了承ください。
韓国原産、農心ジャパンの『カムジャ麺』。カムジャは韓国語でじゃがいもの意味で、その名のとおり麺の5割をじゃがいもで作られた麺です。
ツルッとした啜り心地とコシの強い歯ごたえが特徴的な麺。じゃがいもの素朴な風味が油揚げ麺のオイリーさを抑えている感じでしょうか。スープは野菜の旨味が強めに効いて、麺への味の絡み具合と濃厚な風味がよし! 見た目以上に辛味も強めですが、後口はさっぱりしていますよ。
タイから直輸入のインスタント袋麺シリーズ。ちょっと珍しい「グリーンカレー風スープ」と「トムヤムシュリンプ風スープ」の2種類があります。
『グリーンカレーヌードル』はニンニクと胡椒のきいたチキンベースに、本格的なグリーンカレーのスパイス感と甘辛さが合わった味付け。麺は硬めでペナペナな食感で、油揚げ麺のオイリーな旨味がスープにも染み渡り、全体としてはまったりほどよいクリーミィな辛旨テイストにまとまっております。
『トムヤムヌードル』の辛味はグリーンカレーほどきつくなく、むしろレモングラスの爽やかな酸味が立ったアジアンな美味しさです。豊かな風味とさっぱりとした後味の上品さが魅力的! 麺はあまりチカラないですけどね。
韓国原産・農心ジャパンの『コムタンラーメン』。牛の肉と内臓などを煮込んで作るコムタンスープは、牛骨・牛肉ベースのまろやかでクリーミィな美味しさが万人受けしそうな味わい。ビーフのコクをさっぱりした塩味でまとめており、普通に美味しい袋塩ラーメンですね。麺はオーソドックスな中太縮れ麺で可もなく不可もなく、かな。
いわて醤油の袋ラーメン、5食で135円。シリーズとして数種類ありますね。あっさりめのパッケージの『みそラーメン』ということで、無難な味なのかな? と思いきや、かなりパンチのある味なんです!
思いの外本格的なニンニクやしょうがの風味がガツンと届いて「おっ!?」となるスープ。ジャンク度は高めですが、むしろそんな味がクセになるかも。調理のコツは湯量を少なめにすること。フライ麺は特筆すべきような味わいではないものの、わりと味の深みがある感じです。
業務スーパーで買える格安袋ラーメン。フライ麺ながらなかなか味わい深い麺の印象が強いです。
スープはほっとする塩味で、『サッポロ一番塩らーめん』の特徴的な香りなどはなく、とても標準的な仕上がり。こころもち薄味なので、調理するお湯の量は少し減らすか、野菜に塩味などの下味をつけたほうがいいかもしれません。
ラーメンではなくライスヌードルですが、あっさりエスニックスープで女性人気が高いフォーもチョイスしてみました。袋ラーメンのような大入りパックですが、鍋で煮込む必要はナシ。熱湯をかけるだけで即食べられる手軽さがうれしい一品です。こちらは『ビーフ味』のもの。
派手なエスニック味を想像すると肩透かしを食らうと思いますが、あっさりした中にもコクがあるバランスの取れた味。ビーフの旨味がさりげなくコクを出し、後味に強すぎないピリ辛感がきますね。ライスヌードルは指定時間よりちょっと短めで戻すのがいいですよ。つるっとしてコシのある食感が出るので。
さきほどご紹介したインスタントフォーは『チキン味』もおすすめ!
スープはオニオンとガーリックでベースを作っている感じ。ハーブの香りが元気よく鼻に抜ける、爽やかなバランスに仕上がってます。チキンの旨味が染みた優しい味わいにほっとしますね。