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おうちのハンガー、何を使ってますか?
ハンガーの使い勝手がイマイチ悪く、イライラすることよくありますよね。薄手の衣類がすぐ落ちてしまったり、キャミソールがかけられなかったり、幅があるのでたくさんの衣類がかけられなかったり…。
そこで最近人気が集まっているのが、すべり止め付きハンガー。すべりやすいカーディガンも、しっかりキープしてくれる優れものです。『MAWAハンガー』が有名ですが、似た商品がニトリやダイソーからも安価で発売されています。それらの使い勝手をチェックしてみました!
有名な『MAWAハンガー』。ブティックでもよく使われている、スラッとしたシルエットが最大の特徴です。このすべり止め力がかなりのもの。衣類をかけたときの、シルエットがキレイなんですよね! 肩の形そのままなので、壁にチョイ掛けしてもサマになります。
すべり止め機能を持つコーティングが全体に付いているおかげで、慌てて服をかけてもずり落ちません。衿ぐりが広い服でも、しっかりキープしてくれます。
この製品、洗濯もの干しにも使えるので、服を干す際に本当に便利! 水を含んだシャツってかなりの重さになりますが、すべり止めがしっかり効いて型崩れ防止に。
浴室乾燥機にも対応し、乾いたらそのままクローゼットにかけられます。これはものぐさ派にもうれしい!
1本1本の厚みがないので、たくさん使っても場所を取らないのも大きなメリットです。カラーバリエーションは、今回紹介した黒を含め9色あり、ハンガーの形もいろいろあります。
機能もデザインも大満足で、これは買い揃えたーい!
しかし、3本で1080円だと予算がちょっと……というあなたと私のために、他のすべり止めハンガーもチェックしてみましょう。
そっくりですが、これが1本100円。驚くべき安さです。
大きな違いは、洗濯もの干しはNGであること。浴室乾燥機も使えません。しかし、服を掛けるだけならすべり止め機能もばっちりで圧倒的な使いやすさ。
見た目の美しさと機能性、丈夫さを考えれば、ニトリニトリ『すべりにくいアーチ型ハンガー』という選択、十分アリです。
すべり止めハンガーのもうひとつのスタンダードが、ナイロン繊維のすべり止めを付けたタイプ。こちらは洗濯もの干しや浴室乾燥機はNGです。
フックだけ金属、本体はプラスチックなので、あまり重いものは掛けられません。実際に冬物のコートを掛けると、すべり止めこそ問題ないものの、重すぎて壊れそうでした。厚手の服はやめたほうがよさそうです。
最初の2種類①②との大きな違いは、ハンガーの形。本体全体にナイロン繊維のすべり止め加工が施されていて、中央にあるひっかけ部分や、下の長辺に、ちょっとしたものをかけておけるのです。
筆者が実際に使っているのは、スカーフやベルトかけ。ストッキングやタイツなどもかけておけます。
この穴に布の端を10cmくらい入れておけば落ちないので、ちょい掛けに本当に便利。冬場はマフラーかけにも使えます。
実はこれ、100円ショップ品ながら『MAWAハンガー シルエットライトF』(10本・1800円前後)のそっくりさん。
見た目こそ、クリーニングでもらえるワイヤーハンガーと同じですが、白くなっている部分がすべり止め素材なのです。薄手の生地やキャミソールもしっかりかけられます。
また、意外なことに洗濯もの干しはOK(注意書きは要確認)。
とはいえ、100円製品なのでMAWAハンガーほどのすべり止め力はありません。ブラウスをかけて振り回すとあっさり外れるので、強風時などは落ちてしまいそう。過信は禁物です。
このハンガー、コスパとシンプルな見た目は優秀なのですが、すべり止め力がやや落ちます。室内で服をかけるだけなら問題ないのですが、他の製品を比べるとやや見劣りしてしまうのです。
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今回、憧れナンバー1のMAWAハンガーと、他のすべり止めハンガーを使い比べてみましたが、そっくりさん勢の実力恐るべし。
そっくりさんハンガーはアリ! 性能的にもデザイン的にも見劣りしないので、今後も積極的に買っていきたいと思います。