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お店で出てくるような「ふわっふわのかき氷」を自宅で作れるの? 作れるようにしました、と胸を張るのは包丁などの調理器具メーカーとして知られる貝印。先月発売したプロ仕様の『Kai House 本格かき氷器』がすでに入荷待ち状態、かなり話題になっているそうな。ふーん……いったいどんなの!? ちょっと体験してきましたよ!
貝印のキッチンウェアブランド「Kai House」として5月下旬に発売された1,000台限定の『本格かき氷器』。きめの細かい“粉雪のようなふわふわかき氷”を作ることが可能だそう。15,000円(税別)と比較的高価ながら、すでにオンラインショップで200台を販売。現在は入荷待ち中とのこと。
付属のオリジナル製氷機で氷を作るところから。独自の二重構造で曇りにくく、均質な氷ができるそう。この1カップで出来上がる氷の量は4、5人分程度とのこと。
氷を台にセットして上部のハンドルを押し込み気味に回すと、カンナがけのように氷がサクサク削り出されていきます!(さすが刃物メーカーの刃です) 内蔵のウォームギアによって氷に一定の圧力を加えられる構造となっており、氷を均一の薄さに削っていくことが可能に。
たしかに削り出されてくる氷が、きめ細かな均質な氷の束のようで、見るからにふわふわ! そして口に含んでみますと、ふんわりやわらか氷がゆったり溶けていきました……。
貝印は『本格かき氷器』向けに多彩なレシピブックを用意(製品に同梱)。シロップがけのかき氷だけでなく、いわゆるスイーツ氷の楽しみ方や、スイーツにとどまらないレシピも提案しています。
こちらはわらびもちときなこ砂糖を使った和スイーツなかき氷。わらびもちのぷるぷるした食感にひんやりさが加わって、めっちゃ涼感を与えてくれます。これは、きめの粗いざらついたかき氷では難しい。粉雪のようなふんわり氷だからこそ実現可能なレシピですね!
そしてちょっと意外なレシピとして紹介されたのが「アボカドヨーグルトのシュリンプカクテル」。製氷機でアボカドヨーグルトを凍らせて削り出せば、オードブルの定番シュリンプカクテルとよく合う味わいに。暑い時期にちょうどいい冷製レシピですね〜。
Kai House『本格かき氷器』は本体価格15,000円。貝印初となるかき氷器ですが、妥協のない作りでナットクのお値段でしょうか。夏の本格スイーツ氷づくりにはもちろん、一年をとおして調理に使える点もいいですね。レシピを考案するのが好きな方も、料理の幅を広げるキッチンアイテム的に利用してみるのはいかがでしょうか?
<参考リンク>
・貝印|オンラインショップ